Unassembled TEK Hover Skiff

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説明

未完成のTEKホバースキッフ。
スキッフとは（現実の）モーターボートとしてよく見るような形の小型船を指す。
空飛ぶ小型船といったTEK。燃料としてエレメント、エレメントシャード、エレメント鉱石を使用する。

Mek に似た作成システムだが「未完成のTEKホバースキッフ」は実際には入手出来ず、TEKレプリケーターで作成すると（完成された）ホバースキッフが隣に出現する。
どう見ても恐竜用ゲートを通れるサイズではないのだが、いかだの様に建築物への当たり判定が乏しく、通れる様だ。

ホバースキッフは、システム的にはいかだやモーターボートに近い性質。
低温ポッドに入れられずアップロードも出来ない。つまりマップごとに作成する必要がある。HLN_Aのテレポートは可能。
上には小範囲ではあるが建築も可能。金庫、タレット類、TEK製品を置けないのはいかだと同じ。
ガトリング砲やロケット砲は設置可能で戦闘機化しても面白いだろう。が、後述の耐久面の問題であまり荒事には向いていない。

建造物扱いなので格下判定で敵対されず、搭乗中はサバイバーも一体化して敵対されなくなる。水上に留まっていてもリードシクティスに敵対されない。
行動によっては敵対され、敵対状態での騎乗（カストロイデスの巣漁りなど）、レアフラワーの使用、ロックドレイクなどの卵のインベントリ移動では敵対される。

いかだやモーターボートと異なり、重量があり無制限には運べないが16000もある。インベントリには燃料以外も入れられるので、収納ボックスなども不要（燃料用などにあっても良いが）。
インベントリの物がドロップしないため、貴重なものは入れない方が良いだろう。現在は普通にドロップするようだ。後述の様に空中分解すると回収が面倒な事になるのは注意。
恐竜の重量（インベントリ内ではなく恐竜自身の重量）の制限もあり、例えばギガノトサウルスを乗せたままは飛べない。

強力なライトを搭載。サークルメニューまたはNキーでON/OFF切り替えられる。

非常に高性能だが、体力1万で耐久力に難点を抱える。当然サドル（鎧）も無い。Genesis の隕石や火山弾では一撃で空中分解してしまう。
Mek の様な自動修復機能を搭載しており、破壊されなければ回復出来る。Mek と比べると修理開始まで1分と遅く、修理速度も遅い。
出血や炎上はしない様子。

エングラム解放は Corrupted Master Controller のガンマ難易度撃破。
ガンマとは言えかなりの高難易度。Genesis: Part 1 でも飛行可能になる品であり、実質エンドコンテンツ。
ミッションの東京スキフトはホバースキッフを使ったレース。燃料は充填されており、参加条件もない。お試しで乗るなら手軽。

飛行

特徴はなんと言ってもそのスピード。最高速度はARKでぶっちぎりのトップでグリフィンの滑空飛行すら置き去りにする。
操作方法はCキーで下降、スペースキーで上昇、SHIFTキーでスプリント（高速飛行）。後退、左右移動（所謂カニ歩き…歩かないが）も可能。視点の移動で（少し遅いが）その場で方向転換する。
着地は騎乗中にXキー、または非騎乗でホバースキッフのサークルメニュー「着地する」、またはTキー長押しサークルメニュー「命令：着地（単体）」（飛行生物着陸指示）。

単に浮いているだけでも燃料は消費する。
画面上の「燃料利用」が燃料の消費倍率で、まず地面からの現在高度が基準となる。
動くだけなら浮いているだけとほぼ変わらないが、スプリント、上昇でそれぞれ2倍になる（同時なら4倍）。下降なら0.5倍。

モードが2種類あり画面上では燃料タンクの下に「ホバリング」「飛行中」と表示される。

• ホバーモード…地上から一定高度を保つ。燃費は良好だが、地形に追従する為ぶつかりがち。
• 飛行モード…地面から一定高度離れると自動で移行し、自由な高度を取れる。逆に言うとある程度の高度が必要なので燃費が悪い。

意図的には水中に進めないが、何かの弾みで一時的に水中に潜ることはよくある。
Genesis: Part 1 はもちろん Aberration でも飛行可能。放射能の影響は受けない（日光のダメージは受ける）。

洞窟内は飛行ペットと同様に飛行出来ない。洞窟により騎乗解除された場合、再び騎乗出来ず動けなくなってしまう場合がある。洞窟付近には近寄らない方が無難。
着地出来ていればサークルメニューの「少し動かす」で脱出できる…が地形的にうまく着陸出来ない場合も。
Valguero の地下エリアやGenesis: Part 2のロックウェルエリア（西地下）は洞窟扱いで飛行不可。入り口付近の騎乗解除に注意する他、内部で作ってしまうと詰む。

トラクタービーム

右クリックのトラクタービームで生物を運搬可能。
ティラノサウルスやブロントサウルスの様な大型種、さらにはアルゲンタヴィスの様な飛行種ですら掴める(PvEモードでは野生は掴めない)。

右クリックを一回押すと、画面中央に照準が表示されるモードになる。
この状態で右クリックを押すとトラクタービームが放たれ、当たった恐竜をゆっくりとホバースキッフまで引き寄せる。
（青い捕縛エフェクト？が表示される前に射線を切られると解除されてしまう）
このまま移動も出来るが、なんと騎乗解除しても掴んだまま維持される。これまでソロでは不可能だった掴んだままテイムも可能になった。ただ昏睡した恐竜は真下に落ちるためホバースキッフが着地指示でうまく着陸出来ず、再び乗るのに苦労したりも。再騎乗用の飛行手段が欲しい。
引き寄せ中は移動速度が大きく落ちる。引き寄せ完了後は多少移動速度が出るので、長距離運搬は完全に引き寄せてから行おう。

味方の恐竜であれば、掴んだ状態で再度右クリックを押すと緑ビームに変化し、ホバー本体ではなく掴んだ生物の位置変更が可能。細かな位置調整が出来る。

照準モードの解除と掴んだのを離すのは左クリック。

照準モード

引き寄せ中

引き寄せ完了

掴めないのはギガノトサウルス、ティタノサウルス、タイタンと言った超大型種の他、アルファ種や水棲種も掴めない。
なぜかカマキリやマナガルムも掴めない。英語公式Wikiにリストがあるので参照。
https://ark.wiki.gg/wiki/Unassembled_TEK_Hover_Skiff_(Genesis:_Part_1)#Carriable_Creatures

燃料と燃費

ホバースキッフのインベントリは、燃料だけ入れられる数に制限がある。
飛行中も恐竜の様にFキーでインベントリを開けるので、追加は容易。

• エレメント…1個で燃料タンク100%、100個(1スタック)積載可能。
• エレメントシャード…2個で燃料タンク10%(必ず2個単位で消費される)、500個(0.5スタック)積載可能。
  • エレメント1枚分のエレメントシャードでエレメント5枚分の燃料になり、非常に燃費が良い。
  • バグなのか仕様なのかクセがあり、燃料タンク0%になるとエレメントシャード10個がないと起動せず、かと思えば燃料タンク80%台の2個使用で燃料タンク100%になったりする。大雑把に「燃料はエレメントシャードだけ入れておくと燃費が良い」ぐらいの認識で良い。
  • インベントリの「すべて転送する」を使うと1000個まで入る。がその際に余剰シャードが消えたという話もあるので注意。
• エレメント鉱石…2個で燃料タンク5%、500個(5スタック)積載可能。
  • AberrationまたはCrystal Islesで採掘出来るが、いずれも大量には得にくい位置にある。余っているのでなければエレメントにした方が良いだろう。
  • Aberration地上では大量採掘自体は容易だが、リーパーキング（サーフェス）に襲われると収納箱などはあっという間に壊されてしまう。ホバースキッフは空中に留めておくなど工夫が必要。

前述の様に燃費は高度の影響が強く、なるべく低空飛行を維持すると良い。
高度判定はやや怪しく、ジェネシスの月面バイオームの様に極端な高低差があると、低い方から高い方へ移っても、高度判定が低い方基準のままで法外な燃料利用を請求される場合も。少しでも降下すると再設定される様だ。

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