なんとなく 氏_THE IDOL M@SSACRE_第09話

Last-modified: 2009-05-08 (金) 03:24:14

前回までのあらすじ

 

チャーハンが無双で凸が出現した

 
 

「未確認機 多数!!近づいて来ています!!」
プラントでは突然に現れた正体不明の軍団に浮き足立っていた

 

「プラント防衛隊は、コロニー側面に展開、防御陣形を維持」
その緊急の報はプラント議長 キラ・ヤマトにも伝えられすぐに厳戒態勢がしかれた
ちなみに今、現在、ザフトはその複雑怪異になってしまった階級制度を
すべて廃止して通常の縦型階級制度とし、名前も改めてプラント防衛隊と言う呼称となっている
これはザフトと言う名が余りにも悪名が高くなりすぎた為
その名を騙った海賊や、悪行を働く傭兵に対する苦肉の策なのでもあるが

 

「敵機先頭の画像、届きます」
作戦司令室と変貌したプラント評議会会場にある議長室でキラはその映像を見て絶句した

 

「こ・・・これは・・・」
「敵機 確認、先頭のタイプは・・・イ、イージス!!」

 

モニターに表示された機影の先頭はかってのアスラン・ザラの愛機イージスガンダムだった

 
 
 

「ち・・・俺としたことが騙されたって訳か」
プラントにアスランが侵攻しているその時、ディアッカは・・・

 

「あの・・・その、申し訳ありませんがここは通しません」
オーブに戻る輸送便が出るガルナハンで黒ローブの弱気な何物かに足止めを喰らっていた

 

「ちょっと、急いでるんだが通してくれないか?」
「いえ、通しません (ポソッ この黒チャーハン野郎)」
「ん?(ピキィ)何か言ったか?」
「いいえ、そんな事ありません (ポソッ このマズ黒チャハーン野郎)」
「(ビキビキ)謝ったら今、なら許してやるぜ お嬢さん」
「いえ、そんな謝る事なんて私は一つも・・・(ポソッ 自信が無いからいらいらするんだろ 激マズチャハン野郎)」
「(プツーン)いいーーーー度胸だ!!この野郎!!勝負しやがれ!!」
「望む所です 色黒残念マズチャーハン」

 

しっかりと相手の罠に嵌っていました

 
 
 

場所は戻ってプラント議長室 イージスを先頭とする謎の軍団への対応に追われていた
「議長、相手から通信が来ています」
「モニターに写してくれ」
何物なのか、何故、このような行動をおこすのか
キラはその真意を探るべく、相手の通信を受け取った

 

ゆっくりと画像が現れる 
そこには黒いローブを頭からすっぽりと被った人物が写っていた
周りの狭さからMSのコクピット内だと言う事がわかる
その人物が喋った時にキラは衝撃を受けた

 

「キラ・・・久しぶりだな」

 

まさにその声はかっての友人、アスラン・ザラのそれだった

 

「アスラン?アスランなのか?」
疑問と焦燥が頭の中を駆け巡る 
何故軍を率いてアスランが現れたのか?
また裏切ったのか?
プラントに恨みを持つ奴らに利用されているのか?
色々な考えが瞬時にキラの頭を駆け巡った
その間にも相変わらずのエキセントリックな言動をアスランは一人で喋り続けていたのだが
この一言で時が止まる

 
 

「今までの言葉でわかったろ・・・キラ・・・お前を愛しているんだ!!」

 
 

その台詞を聞いていたプラントの全ての軍関係者が白く染まった・・・文字通り真っ白に

 

なんだこいつ・・・変態じゃないかと言う思いと共に・・・

 

そんな思いを無視してアスランの独白は続く

 

「ああ、わかっているさ お前にはラクスって言う恋人がいるくらい」
思わず、キラのみならず周りの人までもがぶんぶんと首を縦にふっていた
「だけど、お前への思いは募るばかり・・・そんな時、出会ったのさ あの方に」
あの方、その言葉に疑問を感じつつプラント一同はアスランの独白を聞いていた

 

「そして、俺は・・・いや、私はあの方の力で生まれ変わった」

 

そう言ってついにそのローブを剥ぎ取った

 

「キラ、これで堂々と好きだと言える!!」

 

その時、プラント全てに、特にキラにきっつい衝撃が走った

 
 

「生まれ変わった私を見てーーー きぃーーーらぁーーー」
「う、うっわああああああああ!!」

 
 

それは無駄にデカイ胸だった 

 

黒いゴスロリ衣装だった 

 

そしてアスラン・ザラの顔だった

 

なによりも・・・

 
 

「く、くるなぁああああ!!禿がぁ!!」
「禿じゃない!!デ娘(でこ)だ!!」

 
 

アスラン・ザラ ゴスロリのデコ娘(カマ)として再び表舞台に現れる

 
 
 

そんな大事件が宇宙で発生している頃、ガルナハンのアスカ芸能事務所では

「マーズさん、俺の明日の仕事は?」
「社長の仕事は明日は料理対決の審査員が入ってますね」
「そうか、ありがとう」
「ところで、社長・・・一つ聞きたいんですけど」
「なんですか?マーズさん」

 

「もしかして、社長やみなさん、私の名前、『マーズ』以外覚えていないんじゃないですか?」

 

「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・そ、そんな事ないですよ、ねぇハーミットパープルさん」
「私は強い敵にはスタコラサッサの爺さんですか?そ、そんな事はないぞ マーズさん」
「・・・本当ですか?ってか何でお前までさんづけ?」

 

大混乱のプラントの現状を彼らが知るのはもう少し先の事になる

 
 

                             続くんだ

 

                             今回はここまで
                             どっちかが女の子だったら
                             腐女子向けとかみんな言わないと思う・・・

 
 

                             んな訳ないか

 

                             次回に死亡遊戯は持ち越しで
                             ついにシンが巻き込まれる?

 
 

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