なんとなく 氏_THE IDOL M@SSACRE_第25話

Last-modified: 2009-12-03 (木) 12:27:17

前回までのあらすじ

 

マーズさんは静かに焼肉を食べたい

 
 

「よし!!原稿も上がったから焼肉で打ち上げだ キョシヌケども!!」
「「「ごちになります 先生」」」

 

一つの戦いが終わった
男たちは戦いに疲れた体を癒す為、
明日への活力をつける為、
そしてまた戦いの日々へとその身を投げる為、
約束された地へと足をむける
その約束された地 その名前は・・・

 

「すみません、予約していたレイ・デュランダルですが・・・」
「あ、はい、いらっしゃいませ 『炭火焼肉 茂羅視夢』にようこそ」

 
 
 

テテテテテーン テレレレテテテテテン
ここはどこかのお城の謁見の間
「おお、勇者ルナマリアよ 妹のマシンガンボディブローで死んでしまうとは情けない」
見事に王様って感じの王様がルナマリアに語りかけてきた
「もう一度、極上カルビを食べるチャンスをやろう」

 

そして気絶していたルナマリアは目覚めた

 

「私がアイドル世界一ィイイイイイ!!」
 ゴキャアン
きゅう

 

ルナマリアは起き上がった瞬間、頭を焼肉テーブルに強打してまた気絶してしまった
ーおお、ルナマリアよ・・・また死んでしまうとは情けないー (死んでません)

 

「・・・・何ですの今のは一体?」
「・・・・あー、その、なんと言うか申し訳ない」
「「「あー20姉さん(ねーちゃ)(姉)だー」」」
ついに焼肉屋で遭遇した首領一行とキラ議長一行
議長一行の中にNo20の姿を確認したチビーズは早速突撃を敢行した
「あらあら、チビたちに3姉さんまで・・・それに・・・何をしているのかしら1姉さん?」
その視線の先にはメイド服姿でもじもじしているNo1の姿が・・・
「その・・・内気なメイドって設定で売り出そうかと・・・」
「・・・やめてくださいね 1お姉様」
「・・・はい・・・」

 

後にNo1は語る あのNo3の目はヤルキ満々だった・・・と

 

「ねー20ねーちゃ・・・この色黒は彼氏ー?」
「20姉さん この有能だけど残念そうなのが彼氏ー?」
「20姉 こいつ稼ぎはよくても迂闊そーだけどそこがいいのー?」
「グハァ!?」
「きゃああ!!しっかりしなさいです この残念迂闊色黒マズ炒飯!!」
「「ちょ、あなたそれ 止め」」
チビーズの的確な攻撃でディアッカがクリティカルヒットを受けている
姉妹たちの感動の再会の横では再び因縁の対決が始まろうとしていた

 

互いに火花を散らす首領・アスカとラクス・クライン
そこには一流同士、芸能人特有の目に見えざるオーラが立ち込めていた
「見える、見えるわ、お兄ちゃんとラクスさんの背後に
 巨大なアフロのヅラと丸いボールみたいなロボットが!!」
「あー、私はそういうのはわからないなぁ・・・ずずず」
「あ、この杏仁美味しい♪」
なにやら興奮しているマユとは正反対に我関せずとお茶をすするコニール
そしてデザートに満面の笑みを浮かべるヒルダさん

 

~♪悪霊退散 ~♪悪霊退散 ~♪妖、物の怪、困った時は~・・・ピッ
「はい、アスカ芸能事務所・・・ああ、これはいつもお世話になってます」
「メイリンちゃん、今の電話は?」
「ああ、社長に出演の依頼が来ましてマーズさん、半丁博打さんスケジュール空けれます?」
「私はチンチロリンじゃありませんよ ええとですね・・・」
焼肉を焼きながら事務もこなす事務員たち

 

「ご飯3、焼き野菜3、そしてたっぷりたれをつけたウィンナー数本 これ最強だよね」
なにか妙などんぶりを作っているキラ議長

 

「うーん、ビビンパ、ユッケもいいんだけど・・・冷麺も・・・」
まだ注文に悩んでいる優柔不断な元艦長

 

「おふうう・・・まっててキラ 今僕のウィンナーを焼いて君の口に」
鉄板の上で全裸で寝転がるデコっぱち変態・・・

 

「「「「「「「「「「「「「「!!!!!!アスラン(大姉さま)!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」」

 

その瞬間にお店の床がぱっくりと割れて全てが地下へと飲み込まれたのだった

 
 

                  最終回 前編 に続く

 

                  と、言うわけでして皆様に応援して頂いた首領シリーズも
                  次回から最終回シリーズに突入します 
                  12月中に終わる事を目処に書いています
                  もうしばらくおバカな話にお付き合いして頂ければ幸いでございます

 
 

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