エイリアンvsプレデターinCE_ナナシー氏_第01話

Last-modified: 2007-12-29 (土) 12:53:11

エイリアンVSプレデター IN CE プロローグ

 

ユニウスセブンの破片が地球に降り立つころ小型の宇宙船が降立つ。
その宇宙船の内部では壮絶な戦いが繰り広げてた・・・だが、戦っているのは
人外の生命体が殺し合ってた。後にCEでかつて無い生命体と戦う事になろうとは
誰も知らない・・・。この時、運悪く小型の宇宙船がミネルバに不時着したのだった。

 
 
 

ターゲット1 『狩りのシーズン』

 

小型の宇宙船では捕食者(プレデター)とエイリアンズプラス女王が壮絶な死闘を
繰り広げていた。だが、手の内も付き次第に追い詰められる。一人のプレデターが
自爆装置のセットをする。小型だが強力な核爆発が起きる代物である。
もう一人のプレデターはエイリアンの追ってから逃れ脱出艇に乗り込む。3人目のプレデターも
脱出艇に乗り込む途中不意に幼虫に襲われ卵を産み付けられた。後にCE最強のエイリアン『プレデリアン』を生むベースと鳴ってしまう。
プレデターは仲間を助けられず小型船から脱出艇を地球に向けられた。
その直後、小型船は爆発する。しかし、ニュートロンジャマーの影響で小規模の爆発に留まった。
小型船も地球へと降下する・・・だが、女王は生きていた。降下する場所は住み易い環境のユーラシア連邦に落ちた。
そして、運良く魔の手から逃れたプレデターの方はミネルバへ降下し艦橋の溝に挟まった。
彼はそのまま力尽きた。

 

あれからどれだけ経ったのだろうか?気が付けばベッドに彼はいた。
『ココハ・・・俺ハ蟲ドモノ狩リヲシテイテ・・・多クノ仲間ヲ失ッタンダ。』
緑色の血液から相当の手負いの様である。もがき苦しむプレデター。持っていた
ケミカルケアを使用し鎮痛し破片の一部を溶解し薬の代わりとして傷を塗り合わせた。
『グォォォォォォォァァァァァア!』あまりの苦痛からか、彼の咆哮がミネルバ全体に
響き渡った!悪魔の雄たけびの如く・・・。
「こ、怖いよ!お姉ちゃん!」メイリン・ホークはかなり脅えていた。それもその筈・・・
彼は異形の人類でナチュラルとコーディネーターとも似ても似つかない容貌でグロテスクな
顔をしていたからだ。「これは一体・・・」アスランも動揺が隠せなかった。
カガリは「議長、この異形の人類をこちらで預けてくれないか!」意外な言葉を発したカガリにさすがのギルも驚きが隠せなかった。
「正直、感想としては驚いている・・・。だが、アスハの娘の手におえる代物ではないがね。それでもいいかね?アスハ代表」
しかし、タリアはこれに反論する。「得体の知れない生物を頬っておく訳には行かないわ。此方で処分させていただく。シン、レイ、ルナマリア直ちに対未確認生物に
攻撃態勢を用意しなさい!」三人はそれぞれ自動小銃を装備する。「議長は・・・俺が守る!」例を先頭に3人は生身でプレデターに戦いを挑む事になった。
そして、プレデター自身もCEの人類とのファーストコンタクトを取る事となる。・・・手荒い歓迎であるが。当のプレデターは
辺りを見回していた。自分の脱出艇を探しているのだろうか?
「そこを動くな!止まれ!!」シンはプレデターに自動小銃を構える。
「抵抗をしたら撃つわよ!手をあげて!」震えながらも構えるルナマリア。びびってるのか?
「シン!ルナ!行くぞ!!」レイは小銃を撃とうしたその時だった!プレデターが突然姿を消した。
三人は驚愕する「ミラージュコロイドを使っただと!?」レイの方が一番驚いていた。シンは闇雲に小銃を打ち鳴らす。
それを尻目にプレデターは3人の背後に回り肉弾戦に入る!レイの首根っこをつかみ片手で持ち上げた。
『オ前ヲ狩ル事ハ・・・容易イ。ダガ、マダ弱イ・・・無駄ナ事ハ・・・ヤメテオケ!』振り向き様レイを壁に叩き付ける!何度も何度も。コーディーを
圧倒するプレデター。「止めろぉぉぉ!レイをはなせぇ!!」小銃を構えるシンに目掛けて例を放り投げシンに直撃した!
「うわぁぁぁぁぁぁあ!」「かはぁ!」圧倒的な力でねじ伏せるプレデター。二人は力尽きる。
『狩リノ・・・足シニモナラナイ・・・ツマラン。』そう悪態を付き視線をルナマリアに向ける。
「お願い、止めて・・・。」恐怖の余り声が出せず、へたり込む。プレデターは姿を現しながら歩み寄る。
「い、いやぁ・・・」涙目の彼女、獣に睨まれた小動物と言った所か・・・しかし、プレデターは見向きもしなかった。
それどころか、意外な言葉で『女、帰レ・・・獲物スラ・・・ナレナイ。』その場を去りながら姿を消した。とはいえ、気配はあるのだが・・・。
かくして、返り討ちにされたシン達。狩り以外見向きもしないプレデター
ユーラシアに落ちた女王・・・そして、プレデリアンの行方。
狩りのシーズンは始まったばかりである。

 

ターゲット1 『狩りのシーズン』END