リリカルオペレーションメテオ_第01話

Last-modified: 2007-11-15 (木) 22:53:49
 

 人類は次元の海に生活の場を求めて各世界に進出した。
 しかし愚かな歴史は繰り返され戦乱の時代が長く続き終戦後に新暦が制定された。
 混乱した次元世界を鎮めるべく時空管理局を組織し、
管理局は正義と平和と言う美名の名の下に各次元世界に駐留した。
 だが実際は魔術師などの軍事力による管理局の支配弾圧が人々を苦しめていた
次元世界の自由は管理局に奪われていた。

 

 新暦75年 運命の日
 時を同じくして5つの次元世界から発射されたカプセルがミッドチルダの各地に降下していった。
 カプセルの中には最新MS「ガンダム」とそのパイロットが
時空管理局の破壊活動を目的として乗り込んでいた。
 自由を求める次元世界の意思である。
 だが時空管理局にオペレーションメテオ、通称M作戦は察知されていた。

 
 

 中央大陸管理局次元ポート

 

 かつてはミサイルと呼ばれていた質量兵器の攻撃により軍港は火の海と化していた

 

「奇襲攻撃だ!動ける魔術師は応戦しろ!」
 ガンダムヘビーアームズのコックピットに周辺情報が表示される。
「ホーミングミサイル全弾命中、ガトリングスタンバイ。」
 ガンダムの巨大な腕部ガトリング砲が、
数分前まで次元ポートと呼ばれた瓦礫の山から這い出てきた魔術師に向けられる。
 ドドドドドッ!「ぐわああぁぁあ!」
 敵が残っていない事を確認したガンダムヘビーアームズパイロットのトロワ・バートンが
無表情に戦果を朗読する
「次元ポート破壊・・・・・・任務完了」