CCA_507 ◆Bm82Mk3J2Y氏_第4話

Last-modified: 2008-12-16 (火) 19:26:31

―C・E73
フォン・ブラウン市周辺空域で起こったロンド・ベルとオーブ第2宇宙艦隊との戦闘は緊迫した状況を呈していた。
GMⅢ小隊を退けたジャスティスがクラップ級巡洋艦2隻の対空砲火を突破し、フォン・ブラウン市に刻一刻と迫っていたのだ。
対応に追われるロンド・ベルだったが、パイロットの不足により満足な数のMSを出せずにいた。
そんな中、ラー・カイラムの捕虜となっていたルナマリアは医務室での負傷したパイロット達の会話に触発され、自らの無くしていた「戦う理由」を取り戻す為、ザフトの人間としての自分に決別する為、ガンダムmk-Ⅲに乗り込み出撃した。

 

―第4話「サイレントヴォイス」 前編

 
 

「くっ、レーダーの精度が低い!」

 

インフィニットジャスティスのコックピットでアスランは自分の周辺の空域を充分に索敵出来ずにいることに焦りを感じていた。
レーダーはまるで目隠しをされたような状態でとても当てにできない。
守備隊とおぼしき戦艦の対空砲火こそ突破できたが、充分な索敵が出来ない今の状況では敵に先手を取られる可能性が大きい。

 

「なんとかエターナルやアーク・エンジェルに連絡を取らなければ・・・!このままではまずい!」

 

フリーダムとジャスティスが優れた性能を持つのは確かだ。
しかしマルチロックオンシステムが使えないこの状況で、多数の敵との戦闘をするのは無謀としか言いようが無い。
先程のダガー部隊から推測すると、先のクレーターの守備隊には新型機が多数配備されているのだろう。
そんな中に単機で飛び込むのは無謀である。通信は一向に回復する気配すら見せない。

 

「通信は駄目か・・・!くそっ…。こんなところを襲われたらひとたまりもないぞ…」

 

敵はレーダーや無線を何らかの手段を使って妨害している。この機に乗じて敵部隊が襲撃してくるだろう。
しかし優位な状況であるのに後続の部隊を送ってこないのは何故だろうか。
先程の機体がそれほど用意数が無いのなら、機体そのものの喪失を恐れて戦線に投入するはずはない。
さっきの部隊を見る限りパイロットの数の問題でもなさそうだ。
アスランは首を傾げながらも、レーダーから目視や光学観測などに方法を切り替えて索敵を続けた。

 
 

ルナマリアは、自分の知っているコックピットと異なる構造を持つ全天周囲モニターやリニアシートなどに戸惑いつつ、
マニュアルを片手にmk-Ⅲの操縦法を再確認していた。

 

「ふう・・・。操縦法がそんな変わらなくって助かったわ。けどこのコックピットは落ち着かないわね。生身で宙に浮いてるみたい」

 

全天周囲モニターは一見すると宇宙に生身で浮いているような感じがする。
ルナマリアは、自分がこのシステムに慣れるのには時間がかかりそうだわ、と愚痴た。
次いで、武装の状態をチェックする。

 

「武器は・・・と。なになに?ビーム・ライフルにサーベル兼用のビームキャノンと頭部バルカン砲?わりと普通ね。
ビーム・ライフルはザクのようなエネルギーパック式か。無駄遣いは出来ないけど弾幕を貼るのには役に立つかしら」

 

最後に乗機の武装が基本的にはインパルスなどとそんなに変わりないことを確認すると、戦闘体勢に入った。
無論、ルナマリアは自分が射撃戦を最も苦手である事は自覚していたので、ライフルは保持しつつも左肩からビーム・サーベルの柄を引き抜いた。
いつでも白兵戦に入れるようにするためである。
あらかた準備を終えると、反射的にレーダーを確認した。

 

「そういえばなんとか粒子の影響でレーダーはあまりアテにできないんだったわね。けどアスランのならば近くには来ているはず」

 

ジャスティスは約5キロ離れた空域で一度確認されていたが、ルナマリアはアスランが既にすぐ近くに来ていると確信していた。
自分が先に捕捉し先手を取ればいけるかもしれない。
彼女は、mk-Ⅲのセンサーの性能がジャスティスのそれを上回っているかどうかに賭けた。

 
 

「ん?レーダーに反応か!・・・一機だけ・・・?どういうことだ?」

 

それまで何の反応も示さなかったレーダーに微弱ながら敵機らしき反応が映った。
しかしレーダーに映っている機影は一機のみだった。
(敵は一対一でジャスティスを葬れる自信でもあるのか・・・?)
さっきの新型ダガー以上の機体と言ったら、フリーダムとジャスティスのようなガンダムタイプしかない。
だが、通常のバッテリー動力機では、核エンジン搭載機にはエンジンのパワーの違いもあってか、搭乗するパイロットの腕がよほどの物で無い限りは核エンジン搭載機には太刀打ちできないことは明らかである。
ここでアスランはある考えに達した。
(―まさか地球軍がハイパーデュートリロン機関を実用化できたというのか?)
しかしそれはまず考えられない。
その技術は最初に実用化したザフト軍と、その開発データーを入手した自分達しか持たないはずだからだ。
地球連合に核エンジンと別の動力を複合させる発想もなければ、核エンジン搭載の機体も作られてはいないはずだ。
だが、あの火力は明らかに現有機を遥かに超えていた。バッテリー式であれほどのパワーを出すのは不可能だ。
核エンジンや、デュートリオン機関との複合機関でもあれほど強力なビームは放てない。

 

「核融合エンジンを小型化したというのか・・・馬鹿な!!」

 

連合内部でも特に高い技術を持つオーブや大西洋連邦をもってしても「核融合炉」を小型化することは難しく、実現の目途も立っていない。
それを他の国が成功したとすれば、これは勢力間の均衡を崩す由々しき事態だ。
野放しにしておけば、新たな戦乱の火種となるだろう。
それだけはなんとしても阻止しなければならない。アスランはジャスティスをさらに加速させた。

 
 

「・・・センサーに反応っ!・・・上から!?」

 

上空からビームの光芒が降り注いだ。ルナマリアはシールドを使いつつ回避を行なう。
うかつなことにアスランに先手を取られたようだった。
先手を取る事に執着していただけに精神的ダメージは大きかったが、ルナマリアはすぐに気持ちを切り替えて見せた。
頭上から迫ってくるジャスティスにライフルで応戦しつつ、無線のスイッチを入れた。

 

「・・・アスラン、聞こえるなら応答して!」

 

無線の応答は一呼吸おいてから返ってきた。まるで信じたくないとでも言うようかのように。

 

「その声は・・・ルナ!?ルナマリアなのか?」

 

無線から聞こえてくるアスランの声は動揺を隠し切れないものだった。

 

「ええ」
「ルナマリア、何故君が連合に!?・・・いや、ザフトをいつ抜けた!?」
「そんなことは問題じゃないわ。それよりあなたこそどうして脱走したの?地位も出世も思うままだったじゃない。何が不満だったの?」
議長がやろうとしていることはやがて世界を滅しかねない!!だから俺は・・・!」
「だからラクス・クラインに味方したというの」
「俺はただ世界を間違った方法に進めたくなかっただけだ!ルナマリア、君も議長のやり方に疑念を持ったからザフトを抜けたのだろう?だったら・・・!」

 

アスランはジャスティスにビーム・サーベルを持たせ、mk-Ⅲに斬りかかる。

 

「私はあなたのようにラクスの私兵になるつもりは毛頭無い!」

 

ルナマリアも応戦し、ジャスティスのサーベルを受け止める。俗に言う「鍔迫り合い」の状態だ。

 

「何だと・・・!」
「他にも取るべき方法はいくらでもあったはず。あなたは逃げたんだわ。あなたの立場なら内部から行動を起こすことも出来たはず!」

 

この一言にアスランは言い返すことができなかった。ルナマリアの言っている事は正論だった。

 

「う・・・そ、それは・・・」

 

それでも心中の動揺が機体の挙動に影響しないのはさすがといったところで、巧みに機体を操り、性能で勝るmk-Ⅲを相手に互角以上に渡り合う。
しかしさすがにパワーに差があるらしく、ジャスティスのビーム・サーベルはmk-Ⅲのサーベルに段々と押されていっていた。

 

「サーベルがパワー負けしている!?・・・ならばこれで!」

 

アスランはサーベルがパワー負けしていると分かるなり、蹴りを加えて鍔迫り合いの状態から逃れた。
胴体に蹴りを入れられたmk-Ⅲは吹き飛び、月面に落下していく。

 

「きゃああああっ!くっ・・こんなことで!」

 

吹き飛ばされつつも、スラスターを全開にして機体の落下速度を緩やかにする。
次いで機体の足を使って受身をとり、月面に着地した。
着地するとすぐにスラスターをふかして再び飛び上がり、ライフルを連射する。
アスランは無茶な体勢から受身を取れるmk-Ⅲの運動性に驚嘆の表情を浮かべた。

 

「なんて運動性能なんだ!?あの体勢から受身を取れるなんて・・・!」

 

通常なら、地面に激突する前にスラスターで無理矢理立て直すところを、人間のように受身を取って着地し、そのまま反撃を返してきた。
どうやらルナの乗っているガンダムは従来の機体を越える運動性を保持しているようだ。感心しつつも攻撃の回避は怠らない。
mk-Ⅲのライフルのビームを避けながらも正面からビーム・ライフルとビーム砲を一斉に放ち、反撃を行なう。
ルナマリアはこの反撃への反応が遅れてしまった。真正面から放たれたビームがmk-Ⅲに迫ってくる。

 

「反応が遅れた!?くっ・・・間に合って!!」

 

回避をするべく、ペダルを踏み込みつつ操縦桿を操作する。mk-Ⅲはこの動作に敏感に反応し、その機動性で攻撃の回避を成功させた。

 

「避けられた!さすがガンダムね、インパルスやザクと性能が段違いだわ!」

 

反応が遅れたのに攻撃を避けられたのは何故か。
mk―Ⅲが近代化改修された際にアナハイムの技術陣がバイオセンサーなどを用いて機体の反応速度を敏感にしていたことが大きいだろう。
パイロットの反応に機体が追いつけないということはオールレンジ攻撃が可能な兵器がある程度存在するU・Cでは「死」を意味する。
そのため「どのような事態にも迅速に対応すること」が重要になってくる。
それに加えて機体を制御するОSがC・Eのそれよりも「MS用」として完成されているので機体の機動に無駄が無かった。
それらのこともあって、回避に成功したのだ。

 

「くっ!」

 

ルナマリアは避けきると、すぐさまバルカン砲で弾幕を貼った。
ビームはともかくも、PS装甲にバルカン砲では有効なダメージは与えられないが、牽制くらいにはなるだろう。
2秒間連射し、機体をジャスティスの射線から逸らせる。そして無線をオンにしたまま操縦を続ける。

 
 

「世界の全てがラクスやオーブの主張に従わせようと言うの!?力で!!」
「この戦争を終わらせるためにはオーブやラクスの力がどうしても必要だった。だからオーブに戻った!」
「力が必要だった?違うわ、ただあなたは『お友達』と仲良しごっこがしたかっただけでしょうに・・・!!」
「今のザフトはデュランダル議長の思うままに操られている。何かをやろうとしても潰されるのがオチだ!なら外から変えるしか方法が無いじゃないか!」
「落ちたわね、アスラン・ザラ!軍人としての誇りさえも捨てたということか!」

 

ビーム・サーベルを駆使して、ジャスティスの脚部に装備されている小型ビーム・サーベルなどの攻撃を防ぎながら叫んだ。

 

アスランほどの地位なら内部から行動を起こすことも出来たはずだ。
他にも無数の選択肢があったにも関わらず、アスランが選んだのは『軍から脱走し敵軍に寝返る』という最悪の選択だった。
ルナマリアはどうしてもそれが許せなかった。
自分達は切り捨てられた。信じられていなかった。仲間なんかじゃなかった。
(―私達は・・・私はあなたを信じていたのに!)

 

「あなたはそれで満足かもしれない。でもそれは私たちにとって『裏切り』以外の何物でもないわ!!」
「確かに俺のやった事は『裏切り』でしかない。だがこのままデスティニープランが実行されれば新たな戦いの火種を産む!
 それを黙って見ている訳には行かなかった!!だから・・・俺は!」
「論点を逸らしてばかりね。お話にもならないわ!!」

 

ルナマリアはmk-Ⅲのパワーで唾競り合いを強引に解き、サーベルで突きを加えた。
しかしそんな攻撃が通用するわけも無く、アスランはmk-Ⅲのサーベルの突きをわずかな動きだけで避け、ジャスティスの全火器で至近距離から一斉射撃を加える。
ここでアスランとルナマリアの間には機体の性能では埋められない「純粋なパイロットとしての技量差」がここで一気に露呈してしまった。

 

「こんな至近距離から!?正気なの!?」

 

ほぼゼロ距離からの砲撃だ。
いくらmk-Ⅲの装甲の「ガンダリウムγ」合金が頑丈とはいえ、これだけ近くからの砲撃に耐え切れる保証は無い。

 

「…!」

 

ルナマリアは反射的にシールドを構えた。
そしてその次の瞬間、攻撃が命中して、mk-Ⅲのシールドを破壊した。
シールドが破砕されると同時にシールドの裏側にマウンドされていた予備のEパックが誘爆を起こし、爆発を起こす。
その爆煙にmk-Ⅲがスッポリと覆われた。
が、アスランは目を疑った。

 

「何っ・・・!?馬鹿な・・・直撃したはずだ!」

 

予想に反して縛煙の中からガンダムmk-Ⅲが煙の姿が現れたからだ。

 

「ッ・・・右腕の装甲がやられたけど動作には支障なし・・・。アスラン相手じゃさすがにきつい・・・?」

 

ルナマリアは改めて自分とアスランとの技量差を思い知らされた。
右腕の装甲が黒焦げになっただけだとはいえ、もうあまり無茶な真似はできなくなった。
ガンダムmk-Ⅲの性能を引き出せずにいる自分の未熟さが歯痒い。
(―やはり私とアスランとじゃ技量に差がある!けど・・・!)
技量が自分を上回る相手に戦いを挑むことは無謀かもしれないが、負けるわけにはいかない。
しかしこのまま戦い続ければ自分に勝機はまず無い。
目的の一つである「鹵獲」をしようにも、アスランにそんな隙があるとはとても考えられない。
(どうすれば・・・どうすればジャスティスを鹵獲できる・・・!?)
彼女は必死に鹵獲に有効な手段を模索した。
その時、マニュアルに多目的ランチャーがマニピュレーター基部に内臓されていると記されていたのを思い出した。
一応、念のためにОSのデーターを確認し、弾頭をチェックする。

 

「よし、これで!!」

 

やるべきことは決まった。
あとはアスランが上手く動いてくれるか、私がきちんとやれるか、それだけだ。
(―きちんとやれるか?ですって・・・いいえ、)

 

「やってみせる!」

 

彼女は吼えた。サーベルの柄を構え、もう片方の腕からランチャーを発射できるように体勢を整える。
しかしアスランはこの動きを見逃さなかった。
ジャスティスにサーベルを構えさせ、機体を急降下させる。

 

「・・・無茶なことを!」

 

アスランはmk-Ⅲを串刺しにするつもりだった。大上段からサーベルをいつでも振り下ろせるよう構えた。
そのサーベルの光芒はmk-Ⅲのコックピットから見ると、紅い丸い点に見える。
それが加速度をつけて迫ってくる。アスランは完璧にこちらを落とすつもりだ。
しかしこちらとて黙って落とされるわけにはいかない。

 

「私は逃げない!無理でもやってみせる!」

 

この時、奇しくもルナはジュドーが始めてZガンダムで本格的な戦闘を行なった時に行なった時と同じ行動を取った。
ジャスティスが急降下するのとルナマリアが無我夢中で操縦桿を押し倒すのは同時であった。
mk-Ⅲのサーベルの柄にビームの刀身が形成される。
そして、2つのビーム・サーベルが一瞬交錯する。
その直前、ルナマリアは思わず目を閉じて、神に祈った。
結果、ジャスティスのサーベルはmk-Ⅲの首もとをかすめて地面に突き刺さっていたが、mk-Ⅲのサーベルはジャスティスの頭部を貫いていた。

 

「な・・・!?」

 

アスランは一瞬自分の身に何が起きたかわからなかった。
しかし理解した瞬間と同時に、直撃されたジャスティスの頭部は爆発した。

 

「―・・・や、やった・・・の?」

 

ルナマリアは思わず安堵の表情を浮かべた。
しかしその表情を見せたのは一瞬で、間髪入れずランチャーを発射しジャスティスの左足に命中させた。
その当たった箇所にモチのようなものが張り付き、ジャスティスの足と地面を完全に接着させる。

 

「ぐあっ・・・!しかしジャスティスを失うわけには・・・!!」

 

ここでジャスティスが鹵獲されたら敵にオーブ軍の機体に関する詳細なデーターや、旧クライン派の拠点に関する情報の全てが渡ってしまうだろう。
しかし頭部を破壊され、モチのような物で動きを封じられた以上、鹵獲は避けられない。
ルナマリアはいつでもコックピットを狙えるように油断無くライフルをこちらに向けている。
スキがない。そして、迷いが無い。
自爆も考えたが、今ここで死ぬわけにもいかなかった。

 

「く・・・投降するしか・・・ないのか」

 

アスランは愛機のコックピットのハッチを開放し外に出た。
ついで投降の意思を示すために両腕を上げる。
ルナはその様子を確認すると、ラー・カイラムにジャスティスの鹵獲に成功したことを伝えた。

 

「・・・こちらガンダムmk-Ⅲ、敵の鹵獲に成功しました」
「ご苦労。取りあえず直援部隊に輸送させる。ああ、それから・・・会話はすべてこちらで傍受させてもらっていた。すまない」
「いえ、裏切ってきたんですもの。当然です。出撃時に信用してくださったことに感謝します」
「・・・そう言ってくれると気が楽になる。ではスタークジェガンが到着し次第、君はアムロ大尉達の援護に向かってくれ」
「了解」

 

ルナは通信を切ると、取りあえず作戦が成功したことに安堵の表情を浮かべた。
運で勝てたようなものなのだが勝ったことには変わりないのだ。
ノーマルスーツのヘルメットを脱いで一息ついた。

 

「ふう、ひとまず勝てたわね。mk-Ⅲの性能に助けられたって感じだけど・・・。」

 

(―ジャスティスより遥かに性能が良いmk-Ⅲをもってしても私の技量じゃここまでに持ち込むのが精一杯なのね。悔しいけど)

 

「アムロ大尉たちはフリーダムと戦っているって言うけど、大丈夫かしら?」

 

出撃時の通信によれば、アムロたちはたった2機でC・E「最強」と名高いフリーダムを食い止めていると聞く。
そんな相手に量産型のMSで立ち向かうのは危険だ。
ルナはアムロたちの事を案じつつ、直援のスタークジェガンを待った。