【その6】(作者:10代目スレ679・681・683・684氏)
ムシャムシャ…むしゃ武者…
しん 「おぉ~ぅ。やはり夏はスイカに限りますなぁ~」
シン 「そぉむも、ひんひゃん(そうだね、しんちゃん)」
マユ 「あ、お兄ちゃんスイカの種くらい出しなよぉ」
シン 「ふっはっはへひひはほ(食ったって平気だよ)」
????「止めてよぉ~」
?? 「このアマぁ!止めやがれ!」
一同 「「「???」」」
ルナ 「くらえ~種マシンガン!」
ブブブー!!
メイリン「ちょ、汚いから止めてよお姉ちゃん!」
レイ 「うぉ! 止めて下さいルナマリアさん。正直困ります!許して~」
しん 「あれ?何でレイ兄ちゃんがここにいるの?」
レイ 「え……な、なに言っているんだずっとここにいたじゃないか(汗)」
しん 「そういえばレイナお姉さんがいないゾ……」
ルナ 「それに何であんたがここにいるのよ」
メイリン「何でって?夏コミ(のサークル参加の抽選)落ちちゃって。
他の地方の即売会にも申し込んでたんだけど、秋田のが通ったんだもん。
で、皆が秋田に行くのと丁度日にちが被ったから…」
アスラン「何!?秋田でも即売会があるのか?ジャスティース!待ってろら○☆すたーーー!」
イザーク「こら、仕事さぼるなこのキョシヌケー!!」
しん 「ふ~やれやれだぞ…」
メイリン「まあ、そういうわけで………
お願いします!しんちゃんとこかシンのとこか、どっちかに泊めてください!」
シン 「ホテルの手配とかしてないのかよ!」
メイリン「いやその今回出す本の装丁に凝りすぎちゃってさ、予算がかなりオーバーしちゃってね~
今お金ほとんどないの♪」
むさえ 「それで私達の秋田行きをアテにして便乗してきたと、そういう訳か」
しん 「うーん、じいちゃんちはもう泊まる部屋ないゾ?」
シン 「なんせキラさん達に議長、店長、交番の3人組にステラにルナにコニ―ルに野原一家と沢山いるからな………
しょうがない、同僚のよしみだ。俺んちに泊まれよ」
メイリン「ほんと?いやー助かるわ~」
シン 「ふう。やれやれだぜ……」
メイリン「ねえ、ところでシンのとこにデカいホチキスある?」
シン 「デカい……?普通の奴ならあると思うが」
メイリン「カッターは?」
シン 「あるんじゃない?」
メイリン「ラミネ―ターとフィルムは?」
シン 「……なんですかそれ?」
メイリン「近くのコンビニまでどのくらい距離ある?」
シン 「じ、自転車で10分くらいのとこに一軒あるけど?」
メイリン「うーん………まあまあ、か。よしっ!明日の即売会までに速攻でコピー本を100部は作るわよ~」
シン 「俺んちで同人誌作る気かよ!」
しん 「ふ~やれやれだゾ」
※ ※ ※
一方その頃、春日部では……
風間母 「トオルちゃん、塾の夏季講習は本当に受けないの?理由を聞かせて頂戴」
風間君 「そ、それはねママ、アスランさんと巡礼や名作鑑賞会をするから…」
風間母 「巡礼?鑑賞会?」
風間君 「え、いや…アスランさんが付きっきりで僕に勉強を教えてくれるんだ!
僕も塾の先生よりアスランさんのほうがリラックスできるから…だから」
風間母 「まぁ!感激だわ。お母さんアスランさんのことを誤解してたわ。
トオルちゃんを変は道に引き込もうとしている危ない人と思ってたの。許して頂戴」
風間君 「…ハハハ…嫌だなぁママ、アスランさんは紳士的な普通の人だよ…」