バッティングセンターへ行くゾ(作者:17代目スレ59氏)
シン 「たまには俺も身体動かすか。という事で今日はみさえさんから聞いたバッティングセンターに来てみた」
ルナ 「あのピッチングマシンからボールが打ち出されるから……
で、後はタイミングよく打ち返すだけでしょ?軽い軽い♪」
しん 「んじゃはい。ルナおねいさんバット~」
シン 「怪我だけはすんなよなルナー」
ルナ 「ケガなんかするわけないじゃない。さあこいッ」
ズド―――ンッ!!!
ルナ 「……え?」
しん 「見送りすっとら~いく!」
ルナ 「え……?え?な……なに?
なによあれ! ボールがもの凄いスピードで目の前をうなり上げてすっとんでいった……!
こ、怖いなんてもんじゃないわよ!なんなのこれッ」
シン 「だから言ったろ。コーディネイターでも、慣れてないと豪速球を目の前で見るだけでもキツイんだよ。
ましてや打つなんて無理無理」
しん 「ちなみにマシンのスピード設定は時速300キロだゾ」
ルナ 「ちょっとぉ!サンダ―バキュームボールと同じ速度の球なんて打てるわけないでしょうがあ!
もうやめた!私やめた!」
シン 「やれやれ……じゃあ今度は俺が。ほッ!」
カキーン!
しん 「お。ほーむらーん♪」
ルナ 「嘘……片手で軽々と打ってる」
シン 「まあ金属バットだしな、と。ていッとりゃッ」
カキ―ン!カキ―ン!
ルナ 「なんでシンはそんなに軽く打ち込めるのよ?」
シン 「ま……以前アウルの奴によく連れてこられて勝負させられたからな。慣れもするさ」
しん 「オラも上手いんだゾ。やろうと思えばバントでホームラン打てるし♪」
ルナ 「……燃えプロ?」
ルナおねいさんのヒミツ。だゾ(作者:17代目スレ64氏)
シン 「おーいルナー。あれ、でかけてるのかな……前にルナに貸した(というか強奪に近い形でもっていかれた)
はじ○の一歩の最新刊が急に読みたくなったから返してもらおうと思ったのに……」
しん 「シンにいちゃんルナおねいさん探してんの?」
みさえ「ルナちゃんなら、さっき髪切ってくるって美容院に行ったわよ」
シン 「美容院?」
みさえ「ほらロックオン君たちがやってるプトレマイオス」
シン 「ロックオンさん?………あれ、なにかがひっかかるな。なんだろ………………あッ!い、いけないッ!」
しん 「ど、どしたの?」
シン 「トレミーへ走るぞしんちゃん!
なんとしてでも彼らにルナの髪を切るのをやめさせなければッ!ルナが危ないッ」
しん 「ふえ?」
その頃。プトレマイオスでは……
ニール「それでは短く調整するだけでいいのですね?」
ルナ 「うん。お願い」
ニール(さてどこからハサミ入れるか……む?こ、これは……!)
シン 「はあ、はあ……ま、間に合え!
早まるな……早まるなよロックオン・ストラトスッ! それは禁断の果実なんだァ―――ッ!」
しん 「とうちゃ~く!」
シン 「ルナ!無事か!?」
ルナ 「あら?シンじゃない。どうしたの……と、とと……(ゴインッ!)あ、あいたァ~~」
しん 「あらま。ルナおねいさんコケて頭ぶつけたゾ」」
シン 「……お、遅かった」
ルナマリアは歩くたびに方向やバランスを失い、コケたり壁に頭打ちつけたりしていた。
そういえばよくよく見ると……ルナマリアになにかが足りないような……
シン 「ロックオンさん。あなたルナのアホ毛……切 り ま し た ね?」
ニール「……す、すまん。見ているうちにどうしてもちょん切りたい衝動が抑えきれなくて……」
クリス「あの、なんでこの毛を切ったとたんにルナマリアさんが千鳥足になるんです?」
しん 「いやーそのアホ毛はねー?ルナおねいさんの、なんていうかセンサーを兼ねてるんだゾ」
シン 「ま、テレビのアンテナみたいなもんですよ。
このアホ毛がないとあいつ、身体の各感覚が微妙におかしくなって、『ごらんの有様だよ!』になるんです」
ニール「お、おいおいそんな大事なもん切ってしまったのかよ! 俺はなんということをしてしまったんだ……
ど、どうすればいい?」
しん 「ん~そうねえ。じゃあとりあえずこのアホ毛をですな……えい!」
しんのすけは切られたアホ毛をルナの頭に挿した。
ルナ 「……ふう落ち着いたわ。ありがとしんちゃん」
しん 「いやいやどういたましまして~」
シン 「ま、応急処置はあれでいいでしょ。明日になれば新しいアホ毛が生えてくるから大丈夫ですよ」
ニール「……俺、ずいぶん春日部に慣れた気がしてたがまだまだだったな」
クリス「ここじゃあクレしんキャラどころか種キャラまで人外の存在なのねえ……」
(作者:17代目スレ69氏、72氏)
ミッチー「それじゃあクリスさん頑張ってね!」
クリス 「あ、はい。どうもありがとうございます」
風間君 「あ……あそこにいるのはクリスティナさん、かな?」
シン 「春日部随一のバカップルの片割れとなに話してたんだろ」
しん 「よっクリスおねいさんお元気~~♪」
クリス 「あら。しんちゃんにシン君に……風間君」
風間君 「ミッチーさんとなに話してたんですか?」
クリス 「え?あ……ちょっと……そのリヒティとケンカしちゃったから……仲直りの方法教えてもらってたの」
シン 「ケンカ、ですか?」
クリス 「ゆうべ、ちょっとしたことで言い合いになっちゃってね」
しん 「でも仲直りなんていったってねえー。
あのふーふはしょっちゅう痴話喧嘩してはいつも父ちゃん達に仲裁頼んでるんだゾ」
クリス 「え…そうなの?」
シン 「ああそれですーぐ仲直りするんだよな。本気で喧嘩してるわけじゃないから」
風間君 「まあ見てて暑苦しいほどのバカップルだからねー」
シン 「だからリヒティさんも大丈夫なんじゃないスか?ちょっと話し掛けたらすぐ仲直りできそう」
クリス 「そ、そういうものなのかな……」
しん 「あの兄ちゃん、頭が単純だからだいじょーぶだって♪」
風間君 「きっと今ごろクリスさんにどう謝ろうかうじうじ悩んでたりして?」
シン 「あーありうるなーここぞという時以外気が弱そうだもんな~」
3人 「「「ははははは………♪」」」
クリス 「やめてください!」
しん 「え?」
クリス 「リヒりんの悪口は私が許しませんから!」
シン 「リ…………? リヒりん……だと?」
クリス 「え?あ…ま、間違いです!い、言い間違いッ!
と、とにかく……リヒティを悪く言うのはやめてくださいね!」
風間君 「……はい気をつけます」
春日部に新たなバカップル誕生の悪寒、いや予感がするようなしないようなWしんに風間君であった。
~後日~
リヒティ(リヒりんとクリッチーじゃ語呂が悪いかなあ……?じゃあ逆にしてみるか。となると……)
リッチー
クリりん
マサオ 『ふはははは。お前もすぐにあのソレ☆スタと同じようにしてやるわー(棒読み)』
リヒティ『あのソレ☆スタ?クリりんのことか……?クリりんのことかァ――――ッ!』
リヒティ「……」
クリス 「いくら愛称でも私その呼び名だけは嫌」
リヒティ「う、うえッ?クリス僕の考えてる事わかるの!?」
クリス 「でもクリッチーも嫌ね。うーん…………プリティーウィッチークリスっちー?これならまあ……」
マユ 「はッ!新たな魔女っ子登場の予感!?」
風間君 「ああ、もうなにがなにやら……」
しん 「次(のネタ)いってみよう!」
(作者:17代目スレ95氏)
ある日の夜。春日部某所のとある場末のラーメン屋台にて……
ミハエル「にいちゃん替え玉もうひとつくれ」
スウェン「へいお待ち」
ネーナ 「……ミハ兄ぃたらまだ食べる気なの?」
ミハエル「ここのラーメンは美味いからな。山ほど食って運動しまくるのがこの美しい筋肉ボディを作るコツだぜ」
ネーナ 「まったく無駄に大喰らいなんだから」
ミハエル「ほらネーナももっと食え。替え玉どーん」
ネーナ 「ちょっとォ!勝手に人のラーメンに麺入れないでよォッ」
ミハエル「いいだろ別に~」
ネーナ 「私は油っこいものはあまり好きじゃないのッあーもうお腹いっぱい!ごちそうさまッ」
ヨハン 「ずずっ……うむ、しかし本当にあなたのラーメンは美味いな」
スウェン「……恐縮です。師匠(アズラエル)に言われて始めたものでして。まだまだ修行中の身だがよろしく」
翌日……春日部某所でケーキバイキングがやってる店にて……
ネーナ 「えーと、モンブランにティラミスにシフォン……あ、このブルーベリータルトも欲しい♪」
ミハエル「お……おいネーナまだ食べる気、なのかよ……うぷっ」
ヨハン 「いったい何百個食べる気だ……?」
ネーナ 「なによー昨日兄ぃ兄ぃたちがラーメン食べたいっていうのに付き合ってあげたんだから。
別にこれくらいいいでしょ?」
ミハエル「ぐ、み、見てるだけで胸ヤケが」
ネーナ 「あっ!もう時間ないから食べるの急がないとッ」
ヨハン 「……ショーケースからもの凄いスピードでケーキやデザートが消えていく……
お前、この店ごと食い尽くす気か?」
ネーナ 「ん~~ま、スィーツだけは別腹だから♪しかたないよね~?てへっ☆」
兄ぃ兄ぃ「ば、化け物め……」
シン 「なんでだ? このケーキ屋今日はもう店じまいだと」
ルナ 「ええー今日は久々にバイキングでケーキ食べ放題できると思って食べにきたのに~」
しん 「うーん。これは新たな都市伝説の予感がするゾ♪」
後日、春日部の各ケーキ屋には食べ放題の項目に「ネーナ・トリニティ禁止」の一文が付け加えられた。
2009年のハロウィ~ンだゾ(作者:17代目スレ97氏)
ピンポーン♪
10月31日。メイリンが自宅でトーンの切れ端まみれになりながら、冬コミケ用の801漫画を書いてると、ドアのチャイムが鳴った。
メイリン「は~い!もう、せっかく気分がノってきたとこだったのにぃ~……どなた~?」
メイリンが玄関のドアを開けると。そこには5つのカボチャの姿が。
メイリン「……は?」
カボチャ「ト、トリ、トリックアー………な、なんだったっけ?」
カボチャ「トリック・オア・トリート。お菓子をくれなきゃイタズラするぞって意味。
なんだよあれだけ練習したのに全然覚えてないじゃないか」
カボチャ「ご、ごめん……」
カボチャ「と、ともかく!さっさとお菓子を出しなさ~い!」
カボチャ「くれな、きゃ悪いけど、イタズラしまく、る」
メイリン「あ……ああ~。わかったわかった思い出したわ……これハロウィンのお祭りね?」
カボチャ「ま、そゆこと」
メイリン「じゃあ待ってて。なにかお菓子もってくるから……なにかあったと思うけど……チョコとかクッキーとか」
カボチャ「オラ、ロイヤルチョコビがいいな」
メイリン「そこのカボチャ、しんちゃんだな?」
* * *
かすかべ防衛隊カボチャがお菓子貰って帰ってから数十分後。
ピンポーン♪
メイリン「また……なによもう!」
カボチャ「デスティニーはいねェがー?」
カボチャ「レジェンドはいないか」
メイリン「……なに。あんたたち」
カボチャ「え?み、見てのとおりハロウィンのジャック・オー・ダイターンだけど……」
メイリン「カムヒア!? それを言うならランターンでしょッ」
カボチャ「いやハロウィンの夜にはこうして化け物の扮装をし、子供や初嫁を探して暴れまわると聞いたのだが」
メイリン「それはハロウィンじゃなくなまはげッ!もうッいいからもう帰れ~!」
カボチャ「あ、あのちょ…」
バタンッ!
シン 「……なあ。俺たちなんかメイリンに怒られるようなことしたか?」
レイ 「まあハロウィンの解釈がなにか違うかな、とは思ってはいたが」