SEED-クレしん_17-小ネタSS詰め合わせ_02

Last-modified: 2010-05-02 (日) 01:49:27
 
 

(作者:17代目スレ107氏)

 

シン  「じゃーん!ドロップスクーイズ!」

 

ルナ  「……は?」
シン  「みんな目を瞑ってドロップを舐めて、味を当ててみよ~!」
アスラン「今週のしんちゃんネタ?」
レイ  「ひねりがないな」
ステラ 「シン、もうちょっと工夫しないといけないよ?」
シン  「……仕方ないだろ。大規模規制のせいでネタの投下もネタのアイデアもないんだからよう」
アスラン「まあいいか。付き合ってやろう」
ルナ  「ほらシン、私たち目を閉じてあげるから。はやく口の中に放り込みなさいよね」

 

シン  「んじゃいくぞー。ほい、ほい、ほい、ほい」
ステラ 「もぐもぐ……」
レイ  「……ん~~?なんだこの味は?」
ルナ  「へ、変な味~~。オレンジ?いえイチゴ……な、なにこれ?」
アスラン「この刺激臭はハッカ……?いや違うな」
ステラ 「うーギブアップ~。シン~なんの味のドロップなのこれ?」

 

シン  「えーと、右からしいたけ味、酢昆布味、さつまあげ味にちくわ味。
     なんだみんな分からないの?だらしないなー」
ルナ  「わ、わかるかァ~~~~!」
アスラン「なんだその微妙な味のラインナップは!」
ステラ 「う~まず~~い。酷いよシンー」
シン  「え、駄目?うーん俺の食品売り場にこのあいだ入荷したばかりの新製品、
     かすかべドロップスはいまいち不評か。うまくいけば地元の名産品になるかもしれなかったのに。ちぇ」
レイ  「名産品にするつもりだったのかお前……」

(作者:17代目スレ109氏)

 

ルナ 「う~~寒くなってきたわねえ。ただいま~……あら?」

 

 玄関に入ろうとしたルナがふと庭のほうを見ると。シン、しんのすけ、ステラがほうき片手になにやらしていた。

 

シン 「お、ルナおかえり」
ルナ 「あんたたち……落ち葉あつめて焚き火して。もしかして庭掃除してるの?」
ステラ「うん落ち葉がたくさん散ってすごいしね。そろそろお掃除しないと」
しん 「シロが庭が散らかってて酷いからなんとかしてくれーって文句いうんだゾ」
シロ 「きゃん!きゃん!」
ルナ 「ふーんご苦労様~。じゃがんばってね」
シン 「おう」
ステラ「あれルナいっちゃうの?」
ルナ 「い、いやあ悪いけど私はこれから買ってきた少女漫画片手にマターリお茶する予定だから…ごめんね」

 

 振り返って家の中に入ろうとするルナ。しかしその背後からしんのすけ達の意味深な会話が……

 

しん 「ところでシン兄ちゃん、そろそろいいかな?」
シン 「いやあさすがにまだだろう」
ルナ (……ん?)
ステラ「そろそろいいんじゃないかな?かな?」
シン 「んーじゃそろそろつついてみるかあ」
ルナ (つつく……?ま、まさかッ!)

 

 ガサガサ……焚き火の枯葉を棒でつつくシン。やがてその棒に刺されたあるモノが……

 

シン 「うん、いい感じに焼けてそうだな」
ルナ (あ、あれは……!お、お、おイモさんだぁ―――――ッ!?)
しん 「いやー落ち葉で焚き火とくれば当然焼きイモですな~」
ステラ「もう秋だしねー」
シン 「ほら熱いからみんな気をつけろよ?」
しん 「ほーい」
ステラ「はふはふ……おいしいねー」

 

ルナ (や、焼きイモ焼いてたなんて。わ、私も食べたい……)
シン 「ん?なにつっ立ってるんだルナ?」
ルナ 「い、いやその、あの……」
しん 「ほい。ルナねえちゃんの分だゾ」
ルナ 「え、い、いいの?」
ステラ「いいよ~みんなで食べた方が美味しいもんね♪」
ルナ 「じ、じゃあいただきます……あ、ほんと。このおイモ美味しい」
シン 「んじゃここで一句いってみっか~」

 

 秋深し 枯葉集めて イモ美味し  ーWしんー
 おおすごい ちゃんと五七五に なっている ールナマリアー
 うえーい ですとろーい うえーい ーステラ(字余り)ー

 

wしんルナ「「「それはさすがに俳句じゃない」」」
ステラ  「う、うえ~い……」

(作者:17代目スレ111氏、113氏)

 

みさえ 「シン君悪いけど洗濯物干すのおねがい~~!」
シン  「ドラマが佳境で手が離せないってか?まあいいやよいせっと……ん?」

 

 30分後。あ~くえんじぇる☆にて……

 

ムウ  「うわッなんだシン、その顔は!?」
キラ  「ボコボコじゃないか……」
しん  「そうそう。まるでオバケみたいだゾ」
ニール 「誰にやられたんだ?」
シン  「いや、ルナに……」
キラ  「どういう訳でさ?」
シン  「みさえさんに頼まれて洗濯物干してたらさ。ルナの下着があったんでつい…」
ムウ  「なにィー!あの嬢ちゃんの下着だとォ――!」
キラ  「で、で?どうしたの?まさか下着ド」

 

シン  「通りかかったルナに『ルナっていつまでたっても色気のないパンツはいてるよな~HAHAHAHA♪』って
     からかっただけなのに…」
三人  「「「そりゃ殴られるわ」」」
シン  「え、ええ?な、なんで?ほんの軽い冗談じゃないかッ」

 

ムウ  (駄目だ……もうコイツにはルナマリアとステラが異性とは見えてねえ)
ニール (家族の一員としか思ってないか。それはそれでいい事なのかもしれんが)
しん  「ある意味男として終わってますな」
シン  「え?ど、どうゆうこと?」

 
 

 その頃ルナマリアは……

 

ルナ  「ちきしょー!シンめ今に見てなさいよ―――!」
メイリン「な、なんでお姉ちゃんいきなり何万円も下着たくさん買ってるの?」
ルナ  「なんかよくわかんないけど、シンに私のパンツをダメだしされたみたいですっごく腹が立つッ!」
メイリン「は?」
ルナ  「憶えときなさいよシンッ次は必ず勝つ!(意味不明)」

 

 こっちもある意味女として終わってた。
 一方ステラは……

 

ステラ  「ねぇねぇ見て見て」
スティング「んぁ?どうsブーーーッ!!
ステラ  「マリューさんと新しい下着買ってきたの。どう、似合う?」
アウル  「あぁ!!たまんねぇよ!!最高だぜ!!もっと近くで見せt」

 

 バキッ!バキッ!!バキッ!!!

 

アウル  「……」(へんじがない。すでにしかばねのようだ)
スティング「とりあえず服着ろ!!あと、いちいち見せなくていいから!!」
ステラ  「えー」

 

 どこかずれていた。

(作者:17代目スレ120氏)

 

しん 「……というわけで今日は幼稚園に移動動物園がきてマサオくんが大変だったんだゾ」
シン 「へえ~動物園かあ。いいなあ久しぶりに俺も動物と戯れてみたいなあ……」

 

ラクス「あら奇遇ですわね。今日キラとアスランも動物園に行ってますのよ」
しん 「キラにいちゃんとズラのおにーさんが?」
ラクス「ええ。私がキラのお部屋を掃除していたら懲りないキラのコスプレ写真のアルバムが出てまいりましたから♪
    アスランは付き添いということで」
シン (……?普通ラクスさん激怒でお仕置きのはずなのに、ここで動物園が出てくるんだ……?) 

 

ラクス「今ごろお二人でサファリパークを楽しく徒歩でお散歩していることでしょう♪」
シン 「へ~?サファリパーク……」
しん 「オラ聞いたことあるゾ。ライオンとか虎とかいるんだよね~」
ラクス「ええ、もちろんたくさんいらっしゃりますわ」
シン 「ライオン、ねえ……あれ?ち、ちょっとまて?」
ラクス「なんでしょう」
シン 「サファリパークを………徒歩、で?」
ラクス「はい♪」

 
 

 ~その頃のキラとアスラン~

 

キラ  「ア、アスラン!う、後ろからも前からもライオンが虎が……
     うわあァ!ハイエナが遠巻きに僕らの食べ残しを狙ってるゥ!?」
アスラン「くそこんな所で死んでたまるか!太○拳ッ!太○拳ッッ!キラ今のうちに逃げるぞッ」
キラ  「フ、フリーダ~~~~~ム!」

ステラおねいさん、静電気を体験する。だゾ(作者:17代目スレ125氏)

 

 ある日シンがドアノブに触ろうとしたら……

 

 ビリッ!

 

シン 「うわっ!?」
ステラ「どうしたの?シン」
シン 「いやドアノブに触ったら静電気が……そうかもうそんな季節かあ」
ステラ「静電気……それなに?」
シン 「あれ?経験したことないのか。こうノブとか毛編みのセーターなんか触ると不意にビリっとくるんだけど」
ステラ「知らな~い……いいなあ。静電気いいなあ。ステラもピリっとしてみたい」
シン 「うらやましがられても困るんだけど。でもまいったな意図的に静電気を体験するってのは……」

 

しん 「ちっちっち。お困りのよーですなシンにいちゃん」
シン 「しんちゃん?」
しん 「そんなときにはこれが一番だゾ!」
シン 「プラ製の下敷き……?そうか!その手があったかッ」
ステラ「?」
シン 「いいかステラよーく見てろよ?こう下敷きを髪の上で思いっきり何度もこすりつける!
    そして下敷きを上に持ち上げる。すると…」
ステラ「あ……あー!すごいシンの髪の毛が下敷きに吸い寄せられるように逆立ってる~!」
シン 「見たか!これが静電気の威力だッ」
ステラ「すごーい。すごいすごーい!」

 
 

 その夜、またずれ荘にて……

 

ステラ  「下敷きごしごし……えい。お~髪が立った~」
アウル  「……は、いいんだけどよ。人の頭で何度もやるのやめてくんねえかな」
スティング「そんなに気に入ったのか静電気」

 
 

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