SRW-SEED_11 ◆Qq8FjfPj1w氏_第44話

Last-modified: 2014-01-03 (金) 01:04:44
 

スーパーロボット大戦OG's DESTINY
第44話「混沌のラングレー」

 
 

「アスランといい、アンタといい…今はインスペクターを倒さなくちゃならないってのに…!アンタ達は一体何なんだあぁぁぁ!!!!?」

 

空気を読まずに、いつも通りに破壊活動を開始するという、ラクシズの行動。
インスペクターとの決戦の場であるにもかかわらず、そのあまりにもいつも通りの荒唐無稽な行動。
これまで何度も歯痒い思いをし、何度も見てきたものではあったが、怒りに震えるシンの叫びは、銃声と爆音が鳴り響く戦場に飲み込まれた。

 

連邦軍・ノイエDC側が優位に立っていた状況は、乱入したシャドウミラーとラクシズがインスペクター側に加担する、という予期せぬ事態のために、もはや跡形もなくなっていた。
戦場にあるのは、もはや混乱だけであった。
スレードゲルミルはダイゼンガーと斬艦刀で切り結んでいたし、アクセルのソウルゲインはキョウスケのアルトアイゼンと、
レモンのヴァイスセイバーはエクセレンのヴァイスリッターとの戦闘を始めていた。
フォローに入ろうとしたラミアのアンジュルグはエキドナのラーズアングリフにより抑え込まれていたし、
他の機体も転移してきたゲシュペンストMk-Ⅱ、エルアインス、量産型アシュセイバーの相手をするのに手一杯な状況であった。

 

そんな中、キラ・ヤマトのラピエサージュの前に立ちはだかったシンの下に通信が入ってきた。
声の主はさきほどまで戦闘していたアスランを振り切り、中破したランドグリーズ・レイブンを抱えて後退を始めていたラーズアングリフ・レイブンのパイロット、
これまでノイエDC側のパイロットとして何度もシンとの死闘を繰り広げてきたユウキ・ジェグナンであった。

 

「シン・アスカ…礼をいう」

 

ユウキは、率いていたオーバーレイブンズをキラとアスランの2人によって壊滅させられて激昂し、冷静さを失ってアスラン・ザラとの戦いに意識を向けすぎた結果、
自称とはいえパートナーであるカーラまでも傷付ける結果を招いてしまっていた。シンのおかげで最悪の事態こそ免れたものの、精神的に受けたダメージは小さくない。

 

「早く行けよ、アイツと因縁があるのはアンタだけじゃない」
「借りは返す。必ずな…!」

 

シンは返事代わりとばかりに、五大剣を構えさせてラピエサージュに切り込んでいく。振り下ろした剣はラピエサージュのゴッドランスでガードされるも、
ヴァイサーガは左右から連続して斬撃を繰り出して攻撃を続ける。
しかし、鳴り響く金属音とは裏腹に、正面から普通に繰り出した攻撃が最高のコーディネーターが駆る、ラクシズとシャドウミラーの技術を結集させて生まれ変わったラピエサージュに届くことはない。
ラピエサージュは手にするゴッドランスで全ての攻撃を弾くと、ヴァイサーガのわずかな隙を見つけてボディに蹴りを見舞った。

 

「ぐっ…!まだだぁ!」

 

内部のシンにも大きな衝撃を与えた蹴撃によってヴァイサーガは後方へ弾き飛ばされ、そこへ追い撃ちをかけるべくラピエサージュはゴッドランスを構えなおしながらその後を追う。

 

「はああぁっ!!」

 

これまでのクローンとは異なり、攻撃時に掛け声を上げながらキラはヴァイサーガに狙いを定める。
ラピエサージュは体勢を崩したヴァイサーガにゴッドランスを向けつつ、ヴァイサーガとの距離を詰めると、そこから連続して攻撃を繰り出す。
ヴァイサーガはダイレクト・フィードバックシステムによりシンの思考を読み取り、突き出される槍の軌道をギリギリのところで剣で反らして攻撃をしのぐが、
いつまでも避けきれると思える甘い攻撃は一撃たりともなかった。
これまでシンは、キラ・ヤマトと呼ばれるパイロットと幾度も刃を交えてきた人間の1人であるが、今日のキラ・ヤマトに対して、これまでとは異なる違和感を覚えていた。

 
 
 

目の前にいるキラ・ヤマトは、いままでとは別人としか思えないほどに強い

 

繰り出される一撃一撃に急所を鋭く狙ったものであり、そこには確信的な殺意が込められていた。
CEの世界にいたときも含め、新西暦の世界に転移してきた後も続けてきた、可能な限りコックピットを狙わないというこれまでの戦闘スタイルの面影は、今のキラ・ヤマトには欠片もなかった。
コックピットを狙った攻撃が1つたりともなかった、というわけではないが、それでもほとんどなかったことは間違いない。
そして、前回の戦闘時と同様に、攻撃に対する反応がまるでこちらの動きを予期したかのようなものばかりであり、決定打がなかなか繰り出せないでいた。

 

しかし、攻撃をしないことには決定打を与えることもできないことは確かであり、ヴァイサーガは五大剣でゴッドランスを持ったラピエサージュを力任せに後方へ弾き飛ばしてその刃を振り下ろす。
ラピエサージュはゴッドランスでそれを受け止めるが、それと同時にヴァイサーガは左腕を五大剣から離すと、腕部の鉤爪を伸ばしてピエサージュに向ける。

 

「水流爪牙ッ!!」

 

だがこの攻撃もゲイムシステムによって予想されていた。ラピエサージュがマグナムビークで突き出された鉤爪を受け止めると、あたりに耳障りな金属の接触音が鳴り響く。

 

「!?」

 

そして、間髪置かずにがら空きとなったヴァイサーガのボディに再びラピエサージュの蹴りが入って今度はヴァイサーガが後方へと弾き飛ばされる。
だが、弾き飛ばされながらもヴァイサーガは腰部にセットされた列火刃を手に取り、ラピエサージュに向けて投げ付ける。
だがヴァイサーガが列火刃を投げ付けたのと、相対するラピエサージュが腕部にセットされたマシンキャノンを発射したのはほぼ同時であった。
マシンキャノンの弾丸は次々と列火刃を撃ち抜き、さらにその先にいるヴァイサーガへと降り注ぐ。
ヴァイサーガは背部のマントでこれを防ぐが、結果として投げ放たれた列火刃は、ラピエサージュに到達する前に全て撃ち落されてしまい、ダメージを与えることはできなかった。

 

「こいつ…本当にキラ・ヤマトなのか…?」

 

コックピットの中で、肩で息をしながらシンが呟いた。機体のダメージこそまださほど大きなものとはなっていない。
しかし、精神的には徐々にではあるが、確実にシンは追い込まれ始めていた。以前のラピエサージュであればまだ力押しでいけば、と思えるところがあったが今は違う。
特機クラスのパワーを得たラピエサージュ、そして初めて目の当たりにしたキラ・ヤマトというパイロットの実力にシンは恐怖を感じ始めていた。
だが、そんなシンの心情とは関係なく、コックピットのモニターに映った映像が彼の視線を奪った。

 

モニターに映った機体、マスタッシュマンと呼ばれるシャドウミラーの特機ソウルゲインは、
墓標代わりにと奪ったアルトアイゼンの右腕を手にしながら、トドメを刺すべく一歩一歩アルトアイゼンの下へと近付いていた。

 

「さすがの貴様も、もう動くことはできないようだな」

 
 
 

ソウルゲインの最強技、麒麟によって既に機体には大きなダメージがあっただけでなく、パイロットのキョウスケも重傷を負っており、アルトアイゼンは動くことができない状態であった。
だがアクセルにはこれで手を緩めるつもりは微塵もない。ここで確実にキョウスケの息の根を止めなければならないという決意は揺らいでいなかった。
極めて近く、限りなく遠い世界で発揮していた尋常ならざる力をこの世界のキョウスケは持ってはいなかった。だが、それはあくまで「現時点では」ということに過ぎない。
それゆえに、息の根を止められる時にそうしなければならないとアクセルは考えていた。
闘争が日常となった世界を望むアクセルではあるが、彼は単なる戦闘狂ではない。相応に考えた上での決断をし、シャドウミラーの一員として戦っていた。
そして、これを阻み、存在を否定しようとしたのが限りなく近く極めて遠い世界のキョウスケだった。
アクセルなりに自分達のことのみならず、世界の行く末というものを考えていたからこそ、転移直前に、ただの博打と自身で評した戦い方をとってまでゲシュペンストMK-Ⅲとの決着に拘ったのである。

 

「ケジメというやつだ、これがな。終わりだ、ベーオウルフ!!」

 

DMLシステムによって、コックピット内のアクセルの動きに対応してソウルゲインがいったん右の拳を引く。
そして拳が高速回転を始めると、ソウルゲインは渾身の力を込め、極めて近く、限りなく遠い世界から転移してきたのと同じように、その拳を繰り出した。
放たれた玄武剛弾は真っ直ぐにアルトアイゼンに迫る。これまでの因縁を断ち切るため、キョウスケ・ナンブという存在が「あの世界」のような化け物になる前に葬り去るために。
シャドウミラー、インスペクターそしてラクシズの機体を一度に相手にしている連邦軍・ノイエDCには、もうそれを阻むことができる者はいない。

 

「キョウスケ中尉っ!」

 

シンをはじめ、ハガネ、ヒリュウ改の面々の脳裏を最悪の事態がよぎった。
だが、連邦、DC、シャドウミラー、インスペクター、ラクシズ以外の勢力が今のこの世界にはいることを戦場にいる誰もが忘れていた。
戦場の各艦で重力震反応が捕捉され、アルトアイゼンとその周辺だけでなく、基地全体を覆いつくすように空間が突如として歪む。
全身のほとんどが骨でできたようなもの、植物を思わせる形状をしているもの、全身が鎧で覆われたもの、アルトアイゼンを思わせる形状をしたもの。それらがいっせいに基地周辺に姿を現した。
そして、アルトアイゼンのそばの黒く歪んだ空間からロボットとも生命体とも分からない存在が姿を現したのである。
そして、キョウスケへと迫る拳は姿を現した来訪者らの刃によって弾き飛ばされて、主であるソウルゲインの下へと戻っていった。
アクセルを阻んだ刃の持ち主、それはペルゼイン・リヒカイトの名を持つ2体の赤い鬼であった。
片方は、ほとんどが骨と甲冑で構成されているような姿をしている、レッドオーガと呼ばれるアンノウン。
もう片方は、頭部に天を衝く2本の角を持ち、日本に伝わる昔話に出てくるような姿をした、アカオニと呼ばれるアンノウンである。

 

「アインスト!?それに…あれは…」

 

シンにはソウルゲインの前に立ち塞がった2体の赤鬼を両方とも知ってはいたが、特に彼を驚かせたのは後者の鬼の登場であった。戦場に現れたもう一体のペルゼイン・リヒカイト。
それはこの新西暦において幾度もシンの危機を救ってきた機体であり、そのパイロットはCE世界でシンとともに連合、そしてラクシズと戦ってきた戦友レイ・ザ・バレルであった。

 

「レイ!俺だ、シンだ!レイ!」
「…」

 

だが、問い掛けに対する答えはない。そして、そんなシンに目もくれずにヴァイサーガの横を猛スピードでラピエサージュが通り過ぎていく。

 

「!?」

 
 
 

ペルゼイン・リヒカイトの出現を受けて、キラ・ヤマトはこの上ない不快感を覚え、頭の中に鈍重な痛みが走り、心拍数が突然上昇を始めていくのが自分でもわかった。
彼の心に深い傷を与えた、ヤキンドゥーエにおけるクルーゼとの最終決戦でのやりとりに関する記憶は、覇王による「調整」の結果、ほとんどは抹消されている。
しかし、クルーゼと戦ったこと自体の記憶、そして3人目、4人目と呼ばれる自身のクローン達がレイ・ザ・バレルと戦ったときの記憶は移植されて、オリジナルのキラ・ヤマトにも残っている。
結果としてあやふやとなっている記憶、原因不明の不快感とプレッシャーから、レイとペルゼイン・リヒカイトの存在自体が気になって仕方ない状態となっていた。

 

そして、そんなキラとラピエサージュを追うべくシンもヴァイサーガをペルゼイン・リヒカイトの下へと向かわせようとするが、ヴァイサーガは後ろから突然押さえつけられた。
シンがコックピットのモニターに目をやると、そこにはヴァイサーガを押さえつける虎龍王の姿が映っている。

 

「シン!撤退命令だ、気づいてないのか!?」
「離せブリット!レイが、俺の仲間がいるんだ!」
「落ち着け!アカオニはアインストと一緒に出てきたんだ、あのアカオニがお前の仲間とは考えにくい!」
「だけどもしアイツだったら…!」
「キョウスケ中尉をこのままにはしておけないだろ!ハガネだって!」
「くそっ!くそっ!…レイィィィィィィィッ!!!」

 

レイが乗っていた機体と思しきアカオニを目の前にしながら何もできないままに撤退することは、シンとしても、到底納得のいくものではない。
だが、すぐ近くのアルトアイゼン、ハガネがともに深手を負っており、なおかつシャドウミラー、ラクシズに加えてアインストの大軍が出てきた今、撤退の指示が出た以上、それに従わざるを得ない。
やむを得ず、ヴァイサーガは虎龍王とともにアルトアイゼンの下へ駆け寄り、その機体を担いで後退を始める。

 

「逃がすものかっ!」

 

それを阻むべく、アクセルはシン達の後を追おうとするが、その両手に何本もの蔓が巻き付いてソウルゲインを絡め取る。

 

「ええい、邪魔をするなぁっ!」

 

ソウルゲインは力任せに蔓を引きちぎり、蔓の元であるアインストグリート数体を強引に手繰り寄せ、渾身の蹴りを容赦なく叩き込んでいく。
砂となって崩れ落ちたアインストには目もくれずにアルトアイゼンの後を追うソウルゲインであったが、その前にはいったんは振り切ったはずのペルゼイン・リヒカイトが再び立ちはだかった。
殴り飛ばすべくソウルゲインは右の拳をペルゼイン・リヒカイトの顔面に向けて繰り出すが、ペルゼインの両肩付近で浮遊している赤い仮面がその攻撃を防ぎ、
その隙にペルゼイン・リヒカイトは手にした刀を振り下ろす。ソウルゲインはこの斬撃を鋼の拳で弾き飛ばし、カウンターを見舞うべく今度は蹴りを繰り出したのだが、これもまた仮面によって妨げられた。

 

「ふふ、キョウスケのところにはいかせませんの…」
「そこをどけぇぇぇっ!!」

 

アルフィミィの余裕がこもった笑い声と、怒りの火に油を注がれた形になるアクセルの怒号が響き渡る中、放たれたトロニウムバスターキャノンの反動を利用してハガネとヒリュウ改は戦場から急速に離脱していく。
さらに、ハガネ離脱の後しばらくして、いまだに次々と現れ続けるアインストとの戦闘が消耗戦になることを危惧した覇王もアスランとキラに撤退の指示を出した。
既にシャドウミラーも撤退のために転移準備を進めており、ソウルゲイン、スレードゲルミルらもシロガネへの帰艦を始めている。
レイのペルゼイン・リヒカイトとの鍔迫り合いをしていたキラ・ヤマトも覇王の命令に従い、エターナルへと後退を始めた。

 
 
 

そして、ラクシズが撤退の準備を終えたのとほぼ同じタイミングで戦場となったラングレー基地の上空の空間が再び歪み、また新たな乱入者が姿を現す。

 

黒い仮面をかぶったような頭部、仮面の奥から鈍く輝く光を放っている目、禍々しく広がって背部を覆う黒と薄茶色のボディを持った、生物とも機械とも判別が難しいその巨人は、
あえて例えるのであれば悪魔のような姿をしている。
かつてオペレーションSRWの最終局面において初めて「この」新西暦世界に姿を現し、インスペクターと交戦中であったシュウ・シラカワと対峙して以来姿を消していた新たな因果律の番人。
アナザー・タイムダイヴァークォヴレー・ゴードンとディス・アストラナガンが、連邦軍、ノイエDC、インスペクター、シャドウミラー、アインストそしてラクシズが入り乱れる戦場へと舞い降りた。
混沌とした戦場で彼の目にまず入ってきたのは、見覚え、否、かつてまつろわぬ者の王ケイサルエフェスとともに戦ったこともある桃色の戦艦エターナル、
次いで彼が知っているミーティアとジャスティスの面影を残したG・ミーティアとこれとドッキングしているインフィニットジャスティスであった。

 

「エターナルとジャスティスか?そんな馬鹿な…!?」

 

さらにそのエターナルへと着艦しようとしていたトリコロールカラーに青・赤・黒というカラーリングが施されたラピエサージュがクォヴレーにZGMFX-10Aフリーダムを想起させる。

 

ようやく察知することができたアストラナガンのかすかな反応を追ってここラングレー基地へと至ったが、彼の視界に入ったのは予想だにしなかった、見覚えのある船と機体であった。
そして、すぐにエターナルは以前に回収した「ブラックボックス」とシャドウミラーから供与を受けた転移技術を用いて戦場から姿を消した。

 

「この反応…まさか!?」

 

かつて世界を、全宇宙を救ったときにともに戦ったラクシズは、また異なる世界であるCE世界においては、世界を統べんとするまでになった上に、
ここの世界にもさらなる混沌と破壊をもたらすまでになっていたが、どうしてクォヴレーが知っているラクシズとは大きく異なる存在にまでなったのか、彼は知り得なかった。
ニュータイプと呼ばれる者達、プリベンター、マジンガー、ゲッターロボ、超獣機神、戦国魔神、金色の破壊神など挙げればキリがないほどの抑止力が、
目の前にいたラクシズのいた世界には何一つ存在していなかったが故に覇王の野望を阻むことを誰もできなかったのだと知る術は、いくら新たな番人であってもない。

 

目の前で転移していったエターナル、そこから感知されたアストラナガンの痕跡、わからないことだらけの現状の中、彼の瞳には増え続けるアインストとそれに徐々に押され始めたインスペクターだけが映っていた。

 

つづく

 

次回予告
シン「アニメのペルゼイン・リヒカイトの仮面が思った以上にモモタロス顔でびっくりしたけど、それ以上に、まさかのグラビリオン…俺じゃなくてよかった…声的に」
レイ「あとなんかサイバスターの出番とクオリティが優遇されてるような…」
ブリット「いやそんなことよりも、俺はいつ虎龍王に乗れるんだ?」
タスク「総帥の方で出番あるからいいじゃねえか、お前は」
リョウト「タスクなんてそっちでも第一部から出番あったじゃないか」
ユウキ「エクスバインなんて新型に乗れてるお前が言えたことか。俺なんてまだガーリオンだけだぞ」
エクセレン「さて若い子どうしのドロ沼は置いといて、教頭先生による次回のお話よん。しばらく意識不明で手術中だからばっちりお願いね」
キョウスケ「ダイテツを失って悲しみに暮れるハガネ・ヒリュウ改。そんな中で初めてゆっくりと顔をあわせるシン、ブリット、ユウキ。そして姿を消したエクセレンを追って艦を飛び出した
      シン達の前にオウカとゼオラを連れたノイエDCが姿を現す。第45話『オウカ』をよろしく頼む」

 

《つづく》

 
 

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