忍び寄るキラ、だゾ
【後編】
―深夜、野原家―
コソコソ…ギシ、ミシミシ…コソコソ…
?? 「抜き脚差し脚忍び脚…」
野原家の屋根裏に大きな影が一つ
?? 「もうすぐだ、もうすぐルナちゃんの部屋だ。この超小型カメラ部屋中に設置すれば…」
?? 「ハァハァ、設置すれば…スーパーフリーダームルージュ!な写真や動画が僕だけのものに…」
?? 「(悶々ムラムラ)フ、フォオォォ!デルタフリーダーム・ミーティア装備ィ!!!」
???「よぉ、我が弟よ。こんな時間に、しかも人様の家の屋根裏で何してるんだ?」
キラ 「カ、カガリ!?君こそどうして此処に?…」
カガリ「コニールがラジオ体操で変な会話を聴いたらしくてな。こうして張ってたわけだ。
…キラ、私は恥ずかしいぞ。唯一の肉親がこ、こんな盗撮魔だったなんて…
さぁ姉さんと一緒に行こう。今ならまだ罪も多少軽くなるから。な?」
キラ 「…馬鹿な、計画は完璧だったんだ。ひろしさん達には薬を盛った。熟睡してるんだ。
月が隠れる時間帯を狙って忍び込んだ。キャッ○アイ・スーツも買った。なのに…なんで…」
―ピーポーピーポー―
シン 「このろくでなしー!二度と顔見せんな!」
みさえ「キラ君が…そんな…」
しん 「キラ兄ちゃん…」
ラクス「…エルちゃん、これからは二人で生きていきましょうね…」
ネネ 「ってのがリアルおままごとなんてどうかしら?」
一同 「………」