Seed-Crayon_3-734

Last-modified: 2008-06-19 (木) 03:01:14

カガリ巡査と警察犬ルージュ
 
しん 「散歩~散歩~サンポールはせんざい~ぃ。ん(カガリを見る)、あ、はぁ~!!」
カガリ「(視線を感じる)ん、何だお前は?」
しん 「お巡りさんのお姉さんも犬のお散歩?奇遇ですな~」
カガリ「ただの犬じゃない、警察犬だ。それに散歩でもない」
しん 「警察犬…どんな事すんの~?芸とか出来る~?」
カガリ「芸などは出来ないが、匂いをかいで犯人を追跡したり、捕まえたりする。今、下着泥棒の犯人を…」
しん 「めんどくさがり…自分でやれば~?」
カガリ「私に言うな!そして、人の話は最後まで聞け!! 全く…ルージュ、ちょっと脅かしてやれ」
ルージュ「ワウッ!ワウッ!」
しん 「おわぁ!」
シロ (わたあめ状態になる)
ルージュ「ワウゥ…キャイン!キャイン!(怖がる)」
しん 「おぉ、凄いゾ、シロ!!」
カガリ「何!信じられない…私の訓練したルージュが、あんな訳のわからないヤツに負けるなんて…」
 
 《ピーピー》(通信機の音)
 
カガリ「はい、こちらアスハ巡査」
しん 「おお~かっこいい~!」
カガリ「うるさい!いえ…バジルール巡査部長の事では…」
ナタル『今、下着泥棒の被害に遭ったと言う通報があった!場所は…』
 
………
……

 
(犯人を追跡中のカガリ&ルージュ。しんのすけ&シロも付いて来る)
 
ルージュ「クンクンクン…」
カガリ「ん?何だ、まだいたのか?」
しん 「一度乗りかかったドロ舟です!」
カガリ「普通の船でいい!」
ルージュ「クンクン…」
 
………
……

 
カガリ「においがここで途切れている…車にでも乗ったのか?」
しん 「お姉さんお姉さん。下着泥棒ってああいうのをいうの?」(屋根を指差す)
カガリ「ん?…ああっ!そうか、塀によじ登って。でかしたぞ! おい、そこのお前!何をやってる!!」
???「!ひぃぃ、警察!!」(屋根から下りて逃げる)
カガリ「絶対に逃がさないぞ、女の敵め!」(種割れして追いかける)
泥棒 「うおぉぉぉ!惜しいけど…一枚くらいなら!」(下着を投げ捨てる)
ルージュ「アウン!」(下着が目にかぶさる)
カガリ「ルージュ!」
しん 「(近道を通って来た)ほっほ~い!行くぞシロ!!」
泥棒 「ヒッ、前に子供が!!」
シロ 「アンアン!」(首縄を口に加えユウナに突撃する)
しん 「おおお!」(手に縄を持っている)
泥棒 「ああっ!」(縄に足をとられこける)
カガリ「捕まえたぞ!窃盗の現行犯逮捕だ!!」(こけた犯人を捕まえて)
 
(そして泥棒=ユウナは交番に連れて行かれ…)
 
ユウナ「ごめんなさい、ごめんなさい…」
カガリ「悪いと思ったら、盗んだ下着を元の家に返すんだ!」
ユウナ「そうします…」
 
カガリ「しんのすけ君のお手柄だ。君やシロのおかげで犯人は捕まった。ありがとう」(握手)
ルージュ「ウォンッ!」
しん 「はい、お姉さんに誓って。オラは絶対に下着泥棒なんてしません!!」
カガリ「ふふ…その意気だ!」
しん 「お姉さん、やっぱり笑ったら結構キレイだぞ」
カガリ「こいつめ」
 
(しんのすけが去った後)
 
カガリ「…ハウメアのお導きかもしれないな…」
 
 
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