''おとしだま?'' (注:このSSは2006年に書かれたものです) ~野原家。ステラ、スティング、アウルが遊びに来ています~ シン 「ふう、今日でもう2日か。明日あたりで正月気分も終わりかな…」 ルナ 「こんなにのんびりしたお正月はひさしぶりだったわね。去年の正月はアカデミーで訓練中だったし…」 ステラ 「ステラ、おいしいものがいっぱい食べられて幸せ…」 みさえ 「あらスティング君、煮物上手ね。いい味だしてるわ~」 スティング「ど、どうも…みさえさんのおせちもおいしいですよ。俺、こんな美味いおせちは初めてです」 みさえ 「ふふっ、ありがと。ほら、アウル君もたくさん食べてね?」 アウル 「う、うん。かあさ…いや、みさえさん…」 * * * ひろし 「よーし、みんな揃ったな?これより野原家恒例のおとしだまを配るぞ~」 しん 「おお~!待ってたぞ父ちゃん!」 シン 「お年玉なんて…俺たちはいいですよ、ひろしさん」 しん 「父ちゃんのおとしだまは一味違うんだゾ?」 シン 「一味違う?何の事だ…?」 ひろし 「それじゃみんな、手を出してくれ……ほい(ぽすっ)、ほい(ぽすっ)、ほい(ぽすっ)……」 シン 「俺たちの手の上に玉を落として落とし玉、ですか?そんな安直な…」 アウル 「おい待てよ…このボール、どっかで見た事があるような…?」 ステラ 「きれい…金色に光ってて、中に星がある…」 しん 「おお~オラのは四つあるぞ~」 ルナ 「まさかこれって…」 ひろし 「うむ!そいつは俺が世界中を探して見つけてきたボールで、7つ揃うとどんな願いもかなう、ドラ」 シン 「待ったーーー!ひろしさん、それ以上言うのはまずいです!スレ違いとか言われます!!」 ひろし 「まあとにかく、なんでも願いがかなうんだ。現金渡されるより、よほど気のきいたお年玉だろ?」 スティング「なるほど、たしかに一味違うお年玉だな、しんちゃん」 しん 「いや~それほどでも~」 * * * シン 「お年玉を貰ったのは俺、しんちゃん、ルナ、ステラ、スティング、アウル…あれ? あとの1つは誰に上げたんですか?」 メイリン「私が貰ったわよ?」 シン 「うわ!メイリン、居たのか?」 メイリン「失礼ね。さっきから台所でみさえさんのお手伝いをしてたのよ。文句ある?」 しん 「ねーねーみんなー、早くお願いをかなえにいこうよ~」 シン 「……そうだな。よしみんな!ここじゃちょっと狭いから、河川敷まで行って今年の願いをかなえに行こうぜ!」 全員 「お~~~!」 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ ~と、いうわけで河川敷~ シン 「7つのボールをこうして地面に置いて…と、じゃあ呼び出すぜ?」 しん 「ほ、ほ~い!いつでもいいゾ~」 シン 「よし…… ''出でよ!(ピー)!そして願いをかなえたまえーーーー!!''」 にわかに空が暗くなり…そして7つのボールから光に包まれた何かが飛び出した! ??? 「やあボク、ドラ○もん。ボクを呼び出してくれた君たちの願いを、なんでも1つだけかなえてあげるよ?」 シン 「……」 スティング「……」 アウル 「……神の龍の方じゃなかったのか…」 ルナ 「そういえばひろしさん、ドラ…までしか言ってなかったわね…」 しん 「おお~声は大山の○代さんだゾ~!」 メイリン「わ○びは嫌いじゃないけど、どうも馴染めないのよね」 * * * シン 「とにかく、願いを言おうか…俺は特にないから、誰か言ってくれ」 アウル 「俺も別に無いぜ?春日部に来て、ほしかったものはすべて手に入れたし」 スティング「俺も特に…金とかありすぎても、まわりがギクシャクするだけだしな」 ステラ 「ステラ…今、すごく幸せ…」 ルナ 「私は…う~ん、思いつかないわ……メイリンはある?」 メイリン「私はおもしろそうだったから、ついてきただけだし…」 シン 「じゃあ、しんちゃんに俺達の代表になってもらって 願いを言ってもらおうか?」 しん 「よーし、おらにおマタせするだぞ~!」 スティング「それを言うなら、おまかせ、だろ?」 しん 「そうともいう~」 その頃、河川敷に近づく3つの影…… キラ 「あ!あれだ!なんでも願いがかなうって…」 イザーク「このキョシニュケー!俺の願いをかなえろぉぉぉ!」 アスラン「お、俺も…かなえたい願いが…!」 * * * しん 「それじゃ、オラのお願いは…」 キラ 「ラクスを昔のラクスに戻し…」 イザーク「俺達をビンボー生活から脱出させ…」 アスラン「俺の髪をもっと生やして…」 しんのすけ''「今年もみんなで元気に楽しく過ごしたいだゾーーーー!」'' ??? 「わかった。しんちゃんのお願いをかなえるよ。えい!……じゃあかなえたから、また来年ねー」 ビユーーーン! ドラ○もんボールはどっかに飛んでった。 シン 「はは…しんちゃんらしい、お願いだったな」 ルナ 「ありがとね、しんちゃん」 しん 「いや~オラ、照れるだぞ~」 キラ、アスラン、イザーク 「……」 アウル 「で、あの連中は何落ち込んでいるんだ?」 スティング「しんちゃんの純真無垢なお願いに対して、 私利私欲に満ちた願いを言おうとした自分に自己嫌悪しているようだな」 全員 「それじゃ、今年もよろしくね!しんちゃん!」 しん 「ほ、ほ~い!ヨロシクだゾ~!」 [[戻る>SEED-クレしん]]