クエスト

Last-modified: 2024-04-12 (金) 07:27:27
英語名称は仮置き。判別し次第置き換え。

Avorionには大きく分けて、銀河の中核へと至るためのMain quests(メインクエスト)と、Procedural quests(手続き型クエスト)、Emergency quest(緊急クエスト)(仮称)がある。

Main quests(メインクエスト)

初期セクター周りにて冒険者から聞ける話の通り、銀河の中心の周りにはジャンプで突破できない裂け目が円周状に発生しており、中心には到達できない。
これを突破し、銀河の中心に至るためのクエストである。

中核の周りの壁に沿って発生するHidden mass signature(隠された質量反応)を発するセクターに、I~VIIIと番号が付けられた小惑星ステーションがある。
詳細及びそれにつながるアイテムはThe Barrierを参照。

I~VIIIと番号が振られているが、この番号通りにクリアしていく必要はない。

Procedural quests(手続き型クエスト)

メインクエストに関わらず、また自分の意思で受ける・受けないを選択できるクエスト。
NPCの所有するステーションのうち、【!】のマークを表示しているステーションにて「Bulletin board(掲示板)」コマンドより受けることができる。

Wipe out the pirates(海賊の殲滅)

Military Outposts(前哨基地)にてよく発生するクエスト。近隣を恐怖に陥れる海賊の一団を撃退する。
クエストを受注すると、近隣のセクターを指示される。そこに到達し、セクター内にいる海賊をすべて撃沈することが目標。
当然ながら戦闘になるので、十分な武装を施していくこと。

目的地が既に別の海賊に占拠されているパターンもあり、その場合は報酬なしでクエストが終了となる。

Explore Sector(セクターの探索)

同じくMilitary Outposts(前哨基地)にてよく発生するクエスト。近隣のセクターを探索する。
指示されたセクターに到達し、セクター内のなにがしかを調べる。調べる対象は緑のアウトラインで強調表示される。
調査する時は船を3km以内に接近させインタラクト。待ち時間はなく即座に調査が完了する。これをセクター内のすべてに行う。
すべて調査したのち元のセクターに戻り、報告することで達成。
(実は元のセクターに戻る必要はなく、同じ派閥の前哨基地ならば報告・達成が可能である。)

時折、目標と指示されたセクターに敵性NPCが発生することがある。
また、報告前に調査対象である小惑星などを採掘・破壊してしまうと即座にクエストが失敗してしまうため注意。

Protect the settler trek (入植船団の護衛)

これもMilitary Outposts(前哨基地)で発生するクエスト。襲い来る海賊から入植者たちを護衛する。
指示されたセクターに向かうと船団から通信が入り、改めて護衛を了解するとすぐに海賊が押し寄せてくる。海賊は2~4隻の集団が数波にわたって出現するので、船団を守りつつ全て返り討ちにすればクリア。

海賊の出現スピードはかなり速く、敵を素早く捌ける火力がないとクリアは難しい。逆に十分な火力があるなら、短時間で多額の報酬を稼げるクエストと見ることもできる。船団が撃破されるか、受注から1時間が過ぎると失敗になる。

余談だが、クエストをクリアすると現場セクターに新たなステーション(居住地、カジノ等)が出現する。

Hide Evidence(証拠隠滅)

Military Outposts(前哨基地)で発生しやすいクエスト。軍が演習に巻き込んでしまった民間船の残骸を秘密裏に破壊して、事件の証拠を隠滅する。
ギミックとしては突発クエスト「捜索救難」の逆転版であり、残骸中央のブラックボックスブロックを破壊した時点でクエストは達成となる。サルベージレーザーを使う必要も特になく、タレットで撃って破壊するだけでもよい。
フレーバーとしてはブラックにも程があるものの、戦闘の発生はなく、やることも至極簡単と、言っては難だがおいしいクエスト。完了報酬はメールに添付されてくる。
哀れな民間船に合掌。

Help us distract the enemy(敵の撹乱支援)

他勢力の艦隊に敗北した依頼者の艦隊の退却を援護するクエスト。他勢力と戦争中の勢力のみが依頼する?
クエストの文面を見る限りでは明らかに対勢力ミッションであり、敵対勢力との大きな関係悪化は避けられないものとみられる。

Free slaves(奴隷の解放)

海賊のステーションに連れ去られてしまった奴隷を連れ帰る。
15分という短い制限時間以内に、身代金か拠点ステーションを含む海賊との決戦によって交易品「解放された奴隷」を獲得し、受注地点へ連れ帰ることが目標となる。
そのため艦に貨物室の装備が必須となるほか、多額の身代金か強力な戦闘への備えも必要となり、全体的な難易度は高めの部類。
それだけ勢力友好度の点でのメリットは高く、準備が整っていて、クエストを見つけられれば、手っ取り早い友好度上昇や、資源・アイテム稼ぎの手段として優秀。
クエスト報酬は0クレジットと表示されるものの、実際には受注地点に応じて資源での支払いがある。
なお、奴隷の解放に成功した時点で制限時間は解除される。

海賊に決戦を挑んだ場合、初期配置の敵艦を数隻ほど撃沈すると海賊が降伏し、奴隷が貨物室に転送されるとともに、戦闘を中止する旨の通信が入る。
が、実際には海賊艦が戦闘を停止することはなく、そのまま戦闘を続けてもイベント展開には特に影響がない。
そればかりか、どうやらこのクエストで生成される海賊ステーションはv1.x時代の古い仕様が残っているらしく、敵艦やステーションの船体値を削ることで、さらに2度ほど海賊艦の増援を引き起こす。
多くは中大型艦が7隻程度増援されてくるが、それらを安定して敵に回せるならば、そこそこの効率の稼ぎに使える。
逆にいうと、シールドを削り切って無抵抗にしたあとサルベージレーザーで海賊の活き造りを楽しんでいたりすると、突然現れた艦隊に横っ腹を突き刺されるということ。もしもそういうことをするなら、しっかりと戦闘艦を随伴させよう。
ただし、海賊造船所の交易品ドロップについては残念ながら削除されているようだ。

なお、奴隷を引き渡す際にも選択肢が表示されるが、残念ながらどれを選んでも展開や報酬に大差はない。
また、奴隷をさらに売り払うことも可能であるようだが……

Wanted Dead, Not Alive(賞金首の死亡を希望)

各地から情報を集めて賞金首の居場所を突き止め、それを討伐するクエスト。
かなり広い範囲をワープさせられ、場合によっては道中でも戦闘があったり、コンテナフィールドを漁ったり、はたまた賄賂を求められたりと、クエストの展開に大きな幅があることが特徴。
一方で、最後に待ち構える賞金首本人については、v2.0現在では設定ミスを疑うレベルではちゃめちゃに弱い。随伴艦による無敵化こそあるものの、その随伴艦は銀河中心でシールドすらつけてこないありさま。※v2.3現在、難易度によって変動の可能性あり。
そのくせ判定としてはネームドの大型艦で、道中が面倒くさい分ということなのか、レジェンダリータレットを落とす可能性もわずかながら存在するなど、ドロップ品もけっこう豪華。
完了報酬はメールに添付されてくる。受け取り損ねないよう注意。

なお展開によっては貨物室ではなくインベントリにアイテム「空の荷物」を取得するものの、このアイテムはクエスト終了後何の使い道もないので右クリックから[破壊]すること。

Investigate Missing Freighters(行方不明の貨物船の捜索)

貨物船に偽装して海賊をおびき出し、撃滅するクエスト。
貨物船に偽装するということで貨物室が必須だが、その積み荷はv2.0現在なぜかジャガイモ45個で固定されているので、戦闘艦でも改装は最小限で済む。
短距離ワープを数回繰り返したのち、海賊が現れて会話が始まる。この会話中の選択肢によって結末に分岐があるものの、どちらのルートでもクエストはクリアとなる。

ネタバレ

会話の選択肢から海賊たちの出自を尋ねていくと展開が分岐し、海賊の本拠ステーションを攻略することになる。
このステーションはそれなりの規模を持ち、最初から耐久値が半分まで削れているうえに、ステーション自体に攻撃能力はなく、護衛は初期配置のみで、どれほど攻撃を加えても追加の増援を発生させないことまでが確定している。
そういうわけで、ジェネレータやシールド発生装置などに被害がおよばないよう、船体や貨物室などを狙撃して慎重にステーションを破壊、しかるのちサルベージ艦を呼び寄せて重要ブロックを解体することで、場合によっては数十万から数百万単位というとんでもない量の資源をお手軽に稼ぎ出せる。
ゲーム中盤まではこちらの火力に対して敵のステーションのHPがかなり高いので、衝突ダメージON設定なら体当たりでダメージを稼ぐのもあり。
ゲーム中盤だとそれこそジェネレータひとつ破壊しただけで貨物室からスクラップがあふれることもあるので、回数を回すことも考えれば粗鉱ではなく精製サルベージを使った方がいいかも。
ただし、残念ながらステーションの規模と構成資源にはばらつきがあるらしく、ナオナイト数十万の次に引いたのがチタニウムでジェネレータ自体がなし、という例もあった。
また、例によって交易品のドロップは削除されている。

クリアした場合、ジャガイモ45個はそのまま手元に残る。
貨物容量を抑えている場合は、手間も考えて投棄なども考えた方がいいだろう。

A Lost Friend(いなくなった友人)

事実上、ティア3艦長の雇用のためのクエスト。
最初に与えられたセクターの残骸を探査し、判明した座標にある敵ステーションの周囲の敵艦を排除すると、ステーション内で反乱を率いていた艦長と通信がつながり、艦長を雇用するかどうか尋ねられる。
[証明書を見せてくれますか?]を選び、艦長のアイコンにマウスカーソルを重ねることで特性の確認が可能。それに回答した時点でクエストはクリア。ただし、乗員が満載だった場合は再訪まで待ってもらえる。
艦長の第1クラスはクエスト文の職業欄に書かれているものになるので事前に確認できるが第2クラスや特性は証明書を見るまで分からない。
敵艦の強さなどに変化はないものの、通常と異なり2隻撃沈した段階で増援が現れ、5から6回ほど増援があるため、普段よりも激しい戦闘になるだろう。

なお、ステーションは敵扱いだが、イベント進行上船体が無敵設定。敵艦がステーション周囲に増援されることも相まって、攻撃をステーションに吸われてしまいがち。
そのくせ民間船にとっては最初から友好ステーション扱いらしく、海賊艦のど真ん中にのこのこ現れた民間船が一瞬でばらばらにされている光景をよく見る。V2.3で修正されたもよう。民間船はクエスト終了時までセクターに入らなくなった。
あげくクエスト達成後、プレイヤーがセクターを離れた瞬間にこのステーションは跡形もなく消失する
サルベージのために戻ってきたりするとあったはずのステーションが忽然と消え失せ、ドックしていた民間船だけがぽつねんとたたずんでいるところを見られたりもする。
また低確率ながら、増援される海賊の中に戦利品トランスポーターが紛れ込む場合がある。海賊セクターをしらみつぶしにしていかずともおいしいドロップを狙える。そういう時に限ってそもそもこのクエストが見つからないのだが……

Delivery(配達)

多くのステーションで見かけるクエスト。当該ステーションから別セクターのステーションへと物資を配達する。
受ける際、及び配達する際は接舷する必要がある。時間制限もあるため、焦って接触させないように注意。
カーゴ容量が十全にない場合、クエストそのものを受けることができない。

配送する物資を受け取った際に、その物資分のクレジットを担保として支払う必要がある。(この担保金は配送完了時に戻ってくる)
そのため配送する物資を盗んで一儲け…とはいかないので注意。

セクター周囲に銀河の裂け目がある場合、裂け目を挟んで現在地の反対側へ配送を頼まれることもある。マップやゲートの接続をよく確認してから受けよう。
また、クエストの制限時間が半分になると、依頼主が通信にてドヤしてくるが、早く届けた/遅くなったからと言って報酬が変動するわけではないので、焦らず届けよう。

Resource shortage(物資不足)

多くのステーションで見かけるクエスト。当該ステーションへ物資を送り届ける。
時間制限はあるものの30分と緩く、失敗・破棄しても何もペナルティはないため、少しでも気になる依頼があれば取り下げられる前にとりあえず受注しておくとよい。
飛び回って探すのであれば、Improved Trading System(交易システム)を用意しておきたいところ。
このクエストで届けると、市価の約4倍の値段で買い取ってくれるので、どこの地域でアイテムを購入しても確実に得になるが、
タレット製作所とその付属の交易所から買うとほぼトントンの値段になってしまうので避けよう。

Transfer vessel (船の輸送)

Shipyard(造船所)やRepair Dock(修理ドック)で発生するクエスト。建造・修復の完了した船を指定されたセクターまで回航する。
回航する船を受け取る際に、その価値に応じたクレジットを担保金として支払う必要がある(この担保金はクリア時に報酬と合わせて返還される)。支払うと船が出現するので、Tキーで移乗して直接操縦するか自艦にドッキングして指定されたセクターへと向かう。
回航中は無人のセクターに海賊が出現することがある。船が傷付くと報酬が減るので、可能な限り治安の良いセクターを経由しよう。目的地に着くと同時に通信が入り、船体の傷をチェックされた後に引き渡してクリアとなる。例え多少傷付いても、ブロックの欠落さえなければリペアタレットで耐久度を回復しておくとお咎めなしのようだ。
注意点だが、船にアップグレードを装備させたまま到着するとそのまま持って行かれてしまうので、使用する場合はワープインする前に外しておくこと。また、移乗して回航した場合はクリア後にドローンとして放り出されるため、護衛も兼ねて艦長を乗せた船を随伴させるのがいいだろう。
クレームが入ったのか、アップグレードに関してはv1.3xごろから船の引き渡し時に確認してくれるようになった。

Emergency quest(緊急クエスト)(仮称)

※英Wikiに記載がないため筆者の体感が多い。加筆or情報求ム
強制的にクエスト欄に追加されるクエスト。達成しないことによるデメリットはない。

Distress beacon(救難信号)

突如として救難信号を受け取る。ある座標を指示され、救難を求められる。
そのセクターに到達することで、次のどちらかが始まる。

本物の救難信号

民間船数隻が、倍ほどの数の海賊に囲まれ集中砲撃を受けているところにワープアウトするので、海賊を殲滅する。
民間船が残った状態で海賊を殲滅できれば、民間船の所属からの評価が上昇し、また報酬を受け取れる。

偽物の救難信号

到達と同時に罠だと伝えられ、即座に戦闘が始まる。プレイヤー艦は既に周囲を取り囲まれており、厳しい戦闘を強いられる。
戦闘を放棄して逃げることもできるし、殲滅し返すこともできる。

どちらにせよ戦闘に巻き込まれるので、十全に武装を施してから向かいたい。救難信号を受け取る側がメイデイを送ることにならないように。
通信の内容には何通りかあるが、内容でどちらになるかは決まっていない様子?

Search and Rescue (捜索救難)

上記救難信号クエストに似ているが、正確な発信源が特定できなかったため4~6ヶ所の候補セクターを捜索することになる。
ハズレのセクターでは何もなく再び信号を受信する。当たりのセクターでは残骸が数ヵ所に散らばっているが、うち1ヵ所を調べると乗組員が既に全滅している事が判明するので、彼らの所属していた派閥(クエストリストで確認可能)の船かステーションに報告すればクリア。
定期的に発生する上、戦闘なしに友好度と報酬を稼ぐことができるという意味では初期においしいクエストといえるが……問題は候補セクターのほとんどが空白セクターであること。
すなわち、クエストの遂行を通じて空白セクターへのジャンプで出現するミニボスの出現条件をたまたま満たしてしまう場合がある。
片方はともかくとして、もう片方はこちらの所持金から割合で身代金を要求してきて、断ると即座に戦闘が始まる。
とはいえ取られるのはクレジットのみで資源やタレットは取られない、あるいは撃沈されたところで(高難易度以外では)タレットや乗組員を失うわけではないと割り切ってしまうのもありといえばありか。

なお、実はクエスト対象となる残骸内部には必ずブラックボックスブロックが存在しており、これが残骸の存在判定に使われているようだ。
これを破壊した場合、クエストはその場で失敗となる。救難対象をサルベージでちょろまかすことはできないということだ。

Emergency Delivery(緊急配送)

突如として物資不足を伝えられるので、当該セクターに物資を送り届けるクエスト。要はDelivery(配達)の突発版なのだが、事前に内容が確認できない分かなりシビア。
目的地に海賊が待ち構えているパターンもある。物資の引き渡しを迫られるが、渡す渡さないに関わらず戦闘になるので返り討ちにすればクリア(渡してしまうとほとんど取り返せない)。

なお、物資を持っていない状態で当該セクターにたどり着いても誰もいないので注意。どちらのパターンかは持って行ってみなければ分からないため、その意味でも通常版と比べてハイリスク・ハイリターンと言える。