もう一つのwikiのほうにも同じようなページはありますが、
このページでは少し深掘りした内容でキャラクターの元ネタなどを解説していきます。
ちょくちょく聖書の内容も踏まえて書いていきますが、浅い知識なので間違いも普通にあると思います....
筆者は日本神話などには疎いためその辺に関係のある蛭蟲、ヒミコ、玉藻などのキャラについてはあまり期待しないでくださいね...
今このページを見ているあなたが書いても良いのですよ...
とりあえず書きやすい面々から埋めていきます。
あとネタバレまみれですよ.....
カオス
元ネタはギリシア神話における原初の神であり、タルタロス、ガイア、エロース、エレボス、ニュクスを生み出した神である「カオス」だと思われる。
そんな彼女の代名詞ともいえるセリフである「アルファであり、オメガである。」についてだが
聖書のなかにはキリストのことを「アルファであり、オメガである。」として讃える言葉があり、この言葉は黙示録中に三回出てくる。
しかし、ぱら本編の中でドブ川のことをこの言葉で讃えている表現は一切なく、ギリシャ神話においては天地創造以前からカオスが広がっているとされており、カオスから様々な神が生み出されたことで世界が形作られていったとされているため
イリアスは創世の女神を気取っているだけにすぎず、あくまでも原初の神であるのはカオスだということを強調するためなのだろう。
2週目withカオスモードで掘り下げが来ると思うので、それまではあまり触れないことにします....
イリアス
名前の元ネタ自体はホメロスの『イリアス 』。キャラとしての元ネタは天使たちの名前の由来からして旧約聖書におけるYHVH、新約聖書における「父」か。(斉天大聖の反省会での会話から釈迦如来も含まれるかも)
これに関しては既に知ってる人が多いと思うので、今回は「 なぜ彼女の統治する天界には選ばれしものしか入れないのか?」ということに関してなどを書いていく。
ヨハネの黙示録21章27節にはこのようにある「しかし、汚れた者や、忌むべきこと及び偽りを行う者は、その中に決してはいれない。はいれる者は、小羊のいのちの書に名をしるされている者だけである。」と
さてこの命の書とはなんぞやということに関してだが命の書とはこの地に生まれ落ちたすべての人の名が書き込まれているものであり、子羊の命の書とは信者の名のみが刻まれているものである。
ただその理屈で言うと、天界にも反イリアス勢力がいた事に矛盾が生じてしまうので、この一節元ネタと言い切るのは少し無理があるだろうか。
とはいえおそらく根本にあるのはユダヤ教における選民思想だと思われるが
また、ドブ川やサブイリアスが事あるごとに雷を落としているのは旧約聖書では雷は神の声や、怒りとされているためでしょうね...
ルカさん
ドイツ語で「光をもたらす者」を意味する。「光を掲げる者」の息子にピッタリのネーミングと言えよう。
また四大福音書の1つ「ルカによる福音書」は主イエスを超然とした絶対者ではなく異邦人、サマリヤ人、子供、収税人、女性達、罪人達など当時イスラエルで蔑まされていた人々へ寄り添う心優しい人物であることを重視して描写されている。
人と魔物の共存のため勇者を志し、イリアス教の教えに反してでも魔物への排斥を断じて認めなかった正史ルカさんと重なるのではないかと思われる。
ルシフィナ
光を掲げる者ルシフェル(またはルシファー)。
「黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。」イザヤ書14章2節
キリスト教においてはサタンとルシファーは同一人物とされている。
ヨハネの黙示録6章2節には勝利の上に更に勝利を得ようとした弓を持った人物が封印から解かれるという一節がある。
「そして見ていると、見よ、白い馬が出てきた。そして、それに乗っている者は、弓を手に持っており、また冠を与えられて、勝利の上にもなお勝利を得ようとして出かけた。」
ルシフィナの初期装備が弓であるのはこの一説が元ネタのではないかと考えられる。
ちょっとこじつけ感があるが.......
少し説明不足に感じたので追記:
勝利の上に勝利を得ようとする者は反キリストつまりはルシファー(サタン)を意味するのではないかと考えられる。
本来キリストは口から出る鋭い剣を持っているので弓を持っているというのは考えにくく、キリストは既に勝利を得ているためである。
また、彼女の代名詞ともいえる「我は明けの明星、曙の子。地に投げ堕ちた星、勝利を得る者──」
というセリフの「明けの明星」というのはルシファーのことを指す。
ヨハネの黙示録においては明けの明星はキリストのことを指す
作中で彼女は月を妖星デミウルゴスにぶつけさせており、行動のあまりのぶっ飛びぶりに驚いたルカたちも多いはずだが、
ヨハネの黙示録では終末の時に、第三の天使のラッパが吹かれたときに地上に「苦よもぎ」という星を、
第五の天使のラッパが吹かれたときも地上に星が落とされている。
...............だからといって普通に地球の四分の一程度の大きさの月を普通にぶつけて、衛星軌道外に飛ばすのは終末どころの騒ぎではない気もするが
あと、ヨハネの黙示録21章7節に「勝利を得る者は、これらのものを受け継ぐであろう。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。」という一節がある
追記:失楽園におけるルシファーについて
失楽園においてのルシファーはかなり異質な扱いを受けており、不変を望み、永遠を理想とする神に対して、
変化することに美を見いだしたルシファーは神に対して反旗を翻す。
そして、一度は敗れるものの地へと投げ落とされた天使たちを鼓舞して奮い立たせるという少年漫画の主人公のような描かれ方がされている。
ネロ
イタリア語で黒。
キャラの性格を見ても旧ローマ帝国のネロ・グラディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスとは無関係と思われる。
けしてモビルスーツのネロもフランダースの犬のネロもたぶん関係ない……でもデビルメイクライシリーズのネロは同じ名前由来である。
つまり彼が真っ黒なコートを着て、厨二病こじらせたような格好をしているのは名前由来であって本人は厨二病ではない……いや、どう見ても本人の趣味じゃねーか!!
七大天使
ミカエラ
?
大天使ミカエルが元ネタ。
ヨハネの黙示録では天界での戦いについて記されている。
「さて、天では戦いが起った。ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。龍もその使たちも応戦したが、
勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。
この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された。」12章7~9節
ここにおける龍とはルシファーのことを指す。
つまり、黙示録においてはミカエルはルシファーなどの悪魔よりも強力な存在であるとされている。
またユダの手紙ではミカエルのことを「御使のかしら」とあらわしているため、彼女がぱら世界で天使軍の長を務めているのはそれも相まってであると考えられる。
なお、ジョンミルトンの「失楽園」のなかでは彼女は熾天使(セラフィム)とされている。
ちょっと内容がほかに比べて寂しいので彼女の性格について触れていこうと思う。
イスラム教においての彼女はとても慈悲深い性格であり、イスラム語でジャハンナム、英語ではゲヘナという地獄で苦しみ続ける罪人たちの様子を見て
心を痛め、神に彼らに恩赦を与えるように懇願する描写がある。
ヨハネの黙示録においてこの地獄に行くのは命の書に名前が記されていない者たちである
終末の時が訪れ、地獄が誕生してからの彼女は、罪人に同情しすぎるがあまり笑うことができなくなってしまったのである。
多分この設定がぱら世界のミカエラにも反映されているのでないだろうか。
ラファエラ
元ネタは大天使ラファエル。ヘブライ語で「神は癒す」または「神は癒される」という意味を持つ。
さて、彼女のことを語るにあたって必ず触れる必要がある”割礼の儀式”についてですが
調べるのは自己責任ですよ.........
さて、ここではなぜ彼女は淫魔をもとにして作られた天使なのか?ということについてを書いていこうと思う。
まず、ラファエルは空気、すなわち「風」を支配する天使である。
ぱら世界で風を操るのに長けている種族と言えば淫魔である。
結構単純な理由ですね.........
これだけでは少し寂しいので、彼女がなぜロリコンなのかにも触れていこうと思う。
ソウルキャリバーにもラファエルというキャラが存在するのだが、彼はエイミという幼女を溺愛しており、
シリーズファンからはロリコン疑惑をかけられているというところからきているのではなかろうか。
余談だがこのエイミというキャラと重音テトはかなり似ている
追記:トビト書におけるラファエルについて。
人間の姿で地上へと派遣されたラファエルはトビトの元へと訪れ、トビヤとともにメディアへと向かう。
そして、ラファエルの説得もあって、サラという女性とトビヤは結婚することとなる。
しかし、このサラという女性は悪魔アスモデウスの仕業によって初夜の床で必ず夫が死んでしまうということに悩まされており、これを解決するためにラファエルは派遣されたのである。
腹上死かな?
多分ぱらやくえでサラさんが淫魔という設定なのはここから来ているのではないかと思われる。
トビヤが初夜の床にてラファエルの助言通りに魚の心臓と肝臓を香炉で燻すとアスモデウスはたまらずエジプトまで逃走するのだが、ラファエルはそれを追いかけ、縛り上げる。
その後、トビヤとサラは故郷ニネベへと帰還し、盲目のトビトをラファエルの助言通りに胆汁を目に塗りつけて癒すことに成功する。
喜ぶトビトたちに自分が七大天使であることを告げて天国へと登っていく。というもの。
また、天使ラジエルの書をノアの方舟の制作のために人類へと返したのも彼女であると言われている。
ウリエラ
四大天使の一人ウリエルが元ネタ。
名前の意味は「神の炎」であり、ぱら世界の彼女にふさわしい名前であるといえる。
旧約聖書の創世期においてヤコブと殴り合った天使の可能性があり、彼女の荒々しい性格もここに由来するのかもしれない。
そんなウリエルだが、ある理由がきっかけで堕天使という扱いを受けてしまう。
8世紀のローマでは天使を信仰することが民衆の間で流行しており、
第91代教皇のザカリアスは聖書にて名前が言及されているミカエル、ラファエル、ガブリエル以外の天使を
すべて堕天使として扱うというかなりの力技で民衆の天使信仰を抑え込もうとする。
このザカリアス教皇は「力無き者が王であるより、力有る者が王であるべき」という考えを持っており、
この考えはウリエルの性格に通じるものがあるようにも筆者は感じたが、さすがに飛躍しすぎのようにも感じるので
これに関しては、少し信憑性に欠ける。
余談だが、ほかの四大天使と同様に彼女も元素を支配しており、その元素は土である。
炎じゃないんだ.......
追記:第四エズラ書とペテロの黙示録でのウリエルについて。
ペテロの黙示録では、ウリエルは地獄の天使たちの頂点に君臨する者として、地上のありとあらゆる悪人、罪人、偽善者たちの魂を灼熱の炎による刑罰を科す描写がある。
また、第四エズラ書にて、ウリエルはエズラに3つの幻を見せる。内容に関しては割愛するが、その幻をどのように解釈すべきかを懇切丁寧に教えているかなり優しい一面もある。
しかし、やはりタルタロスの支配者というイメージが先行してしまい、アッスリヤの軍勢を滅ぼした破壊の天使としてのイメージもついてしまっている。
サリエラ
大天使サリエルが元ネタ。
エノク書においては神に忠実な天使であるとされているが、キリスト教においてはルシファーと同様に堕天使とされている。
天使としては異質な邪眼を持っており、エノク書でもぱらと同じように死を司る天使であるといわれている。
彼女は月を支配する神でもあり、月の秘密を人類に教えた罪によって堕天したといわれている
一説には大鎌を持つとされていて、死者の魂を狩るといわれており、悪の道に走った天使の罪を量り、堕天させる役目を持ち、時にはこれまで堕天させた仲間を想い、血の涙を流している。(wikipediaより引用)
かなり元ネタを反映したキャラデザだと思われる
ガブリエラ
なっ......なんで......
元ネタはグラップラー刃牙でガイアが勇次郎にボコボコにやられたシーン
ガブリエラの裏切りについてはマジで謎である。
いろいろ調べてみたが、彼女は失楽園においてはエデンの園を守る天使の長としてすら書かれているし、
ルカの福音書ではキリストの誕生をマリアに伝えに来る重要な役割を果たしている。
何よりイスラム教においては預言者ムハンマドに神の言葉を伝えるなど到底裏切ることなど考えられない存在である。
また、(自称の)通り名である「慈愛の聖百合」は、ガブリエルが宗教芸術(主に処女マリアへイエスの誕生を告げる新約聖書の一場面の「受胎告知」)で白いユリの花を携えた姿で描かれることに由来するものか。
追記:コメント欄で指摘があったので調べてみたところ「コンスタンティン」という2005年の映画にて詳細は省くが、ガブリエルというキャラが天界を裏切ること描写があるらしく、ぱら世界のガブリエラの裏切りはそれが元ネタの可能性がある。
この説は間違ってるのではという指摘がコメント欄であったからあんまりこの説を信じないほうがいいかも
なお筆者はこの映画を観たことがないが、このコンスタンティンという映画では天界、人間界、地獄という3つの世界が存在しており、主人公は普通では行き来できない3つの世界を行き来できるという設定らしく、どうもぱら世界と似ているところが多いため、この映画を知っている人は何かしらの情報を提供してくれるとありがたい。
追追記:ローランの歌では、シャルルマーニュにデュランダルを渡す役割を果たしている。また、ローランをミカエル、セリュバンとともに天へと運ぶ。
ぱらでの裏切りの理由についてそれっぽい理由を見つけたので解説をば。
ダニエル書にてガブリエルは神からイスラエルに燃える石炭をばらまくように命令を受ける。
しかし、ガブリエルは気乗りしなかったのかわざと石炭が冷えるようにのろまなケルブに石炭を運ばせる。
このようにガブリエルが神の命令に背くような行為をしたと知った神はガブリエルを内陣から追放する。
その後はなんやかんやあって元の地位に復帰できるが、ちょっと長いので割愛する。
追追追記:真・女神転生Ⅱのオマージュではないのかというコメントをもらったのが、普通にその説も有力である。ちょっとここらへんに関してはあまり詳しくないので真・女神転生Ⅱのガブリエルがどういう経緯で裏切ったのかについて詳しい人いたら追記求む。
真・女神転生Ⅱのガブリエルも裏切りを行っている、とはいえ唯一、神に許された(神の声を聞いた)存在でもあるため最も神の意思を汲んでいたためと思われる。
神の意思として大天使(ウリエル・ラファエル・ミカエル・ガブリエル)たちは千年王国「TOKYOミレニアム」を建国。そして千年王国が完成すれば救世主が現れるとしたが、待つことができなかったガブリエルを除く大天使たちは人造の救世主も作り上げた。
しかし、ガブリエルはこれを解釈違いだとして離反。かなり端折っているが、概ねこんな流れで裏切っている。正直言ってもんぱらのガブリエラとは裏切り方がかなり異なる。ガブリエラの精神性がイリアスに最も近い(意思を汲める)という点はあるが。
ただし、ディストピアとも言えるほどに人間を徹底管理。工学的に人間を生み出すなどの要素は真・女神転生Ⅱと共通している。
メタトローネ
このキャラに関しては聖書やコーランに記載がないためほとんどwikiの情報頼りですよ.......
元ネタは天使メタトロンですね。
中世ユダヤ神秘主義者のなかには『出エジプト記』に現れる「太陽よりも燦然と輝く」顔を持つ天の御使いこそメタトロンであり、
天の上から「炎の柱」を使って彼らを導いたという。一般には『出エジプト記』の「炎の柱」は神そのものであるとされる。(wikipediaより引用)
サンダルフォーネと核融合炉を直結させてアトミックヘブンをぶっ放すのはここら辺が由来でしょうね.......
サンダルフォーネとメタトローネの関係性がぱら世界では双子の核動力天使ということになっていますが、
調べた限りだと聖書に関係性の元ネタらしき記述はなかったため、
別のゲーム作品などによる影響なのでしょうか.......
筆者はそこら辺の知識がないため情報を持っている「」カはコメント欄で教えてほしいです
追記:wikiなどにはメタトロンとサンダルフォンが双子だという記述があり、実際に筆者の持っている天使辞典にも同様の記述があるため多分正しいのでしょうが...正確なソースを筆者が見つけられていないためここはあまり掘り下げることができませんね...
追追記:彼女が魔界の審判ルートで天界の長についた理由となんでロリなの?という疑問について。
まず、メタトロンという名前はギリシャ語のメタトロニオスつまり玉座に侍る者という意味であり、ガブリエルのようなかなり地位の高い天使たちですらメタトロンに平服するという描写もあることから、魔界の審判ルートで彼女が天界のハンコ係になったのはおそらくこれが元ネタではなかろうか。
もしくは生命の樹を構成するセフィラの一つであり王冠を意味するketerの守護天使がメタトロンであるのも関係があるかもしれない。(少しこじつけ感があるが)
また、第10のセフィラであるMalkuthの守護天使はサンダルフォンであり、王座に座った若い女性で表される。
あと、メタトロン自体は人間から天使になったので比較的天使の中では若年であり、「若者」と呼ばれることから、ぱらでの彼女がロリ体型なのではないだろうか。
ちなみに人間だったころの名前は数多く伝承がありますが、ネット界隈で一番有名なのは「イーノック」ですね……大丈夫です、問題無いですよ。(エルシャダイのサブタイトルにちゃんと「Ascension of the Metatron」と書いています……)
サンダルフォーネ
元ネタはユダヤ教の天使サンダルフォン。
正直言ってメタトローネ以上に情報が少ないので書くことがあまりないのだが、
元ネタであるサンダルフォンは背丈が「立つと頭が天に達する距離」ほどもあるらしい。
ぱらでのサンダルフォーネはラファエルが興奮を隠せない程度にはロリ体系なのであまりここら辺は関係なさそうである。
天界の破壊者ルートでサブイリアスにとどめを刺した展開に元ネタはないと思われる。
追記:列王記におけるエリヤがサンダルフォンが人間のときの姿であるとされており、
このエリヤはバアルゼブブを信仰していた異教徒を天からの炎によって一人残らず殺したことで知られている。
また、エリヤはイエスが「エリ、エリ、ラマサバクタニ」と唱えたときに、イエスの処刑を見物しに来た者たちはイエスがエリヤを呼んでいるのだと思い、驚くという描写がある。
ちなみにこの「エリ、エリ、ラマサバクタニ」は「主よ、主よ、なぜ私を見捨てたのか」という意味であり、ぱら世界の展開に通ずるものがあるのではなかろうか。
なぜtrtr作品の天使は異形の姿なのか?
多分、場合聖書に出てくる天使たちが異形の姿をしているのが根本的な理由だろう。
例えばイザヤ書で出てくる天使は6つの翼をもち、その翼の周りも内側も大量の目で覆われていたりするし、
6枚の翼のうち2枚で飛びながら、余った翼で顔と足を隠すなどかなり奇妙な姿をしている。
ただ、もっとやばいのはイスラム教の聖典であるコーランでの天使の姿である。
ミカエルはコーランでは緑色の翼とサフラン色の体毛を持ち、
結構サイケデリックな配色だな......
その体毛の一本一本に百万もの顔、そしてその顔には百万もの目と舌があるとされている。
また、同じくコーランでは四大天使であるアズリエルは二対四枚の翼と全身に無数の目・口・舌を備えており
百万枚のヴェールを羽織って全身を隠し、肉体と魂を分ける鎌を携えている、というかなりとんでもない姿をしている。
くえやぱらの天使たちに異形の姿が多いのはこのためだろう。
混沌の使徒
ギリシア語とギリシア神話が元ネタであると思われる
イデア・ルカス
イデアは「理想」
グノーシス主義的な視点で見ると、「異質なイデア」を持つ万物の父から生み出された低次な存在が
イデアを模倣したところでそれは不完全であり、それを完全なものへと変えていくのがこれからの彼の使命なのだろう。
アピロ・ラゴス
アピロは「無限」や「果てのない」 ラゴスは「ウサギ」
偏在する彼女にとってはぴったりの名前だ。
クレオ・アドラ
クレオはギリシア神話の歴史をつかさどる女神クレイオーだと思われる、アドラは「逃れられない者」を意味するアドラステイアから来ていると思われる
またこのクレオを語源としたクリオダイナミクス、日本語では「歴史動力学」と呼ばれる歴史を数学的なモデリングなどで分析する分野がある。
ニフタ・テロス
?
ニフタは「夜」 テロスは「終焉」を意味する。
同じ夜を意味する言葉に「ニュクス」という言葉があり、
ニュクスは原初の神カオスから生まれた存在であるためたぶん元ネタとしてはこっちであると考えられる。
ニュクスの持つ力はゼウスでさえ手出しができないほどという逸話もあり、サブイリアスがニフタ・テロスに殺されたのは
これが元となった可能性がある。
エクス・ソニア
エクスは「外の」 ソニアは「女性」を意味する
あんまり書くことが思い浮かびませんでしたよ...
魔王
黒のアリス(アリスフィーズ8世)
金髪のロングヘアーに青と白のエプロンドレスなどの幼い少女めいた風貌などから、『不思議の国のアリス』(アリス・イン・ワンダーランド)の主人公であるアリスが元なのは明らかである。
くえ時代において、混沌の神と至るために使用した禁薬の名前が「白兎」である点も、原作アリス要素の一つ。
ちなみに上記ステレオタイプな「アリス」のイメージは、ディズニー社制作のアニメ・映画作品によるものである。
また、習得スキルの「死んでくれる?」は女神転生・ペルソナシリーズに登場する魔人アリスの代名詞であり専用スキル。
余談ではあるが、「デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王」では魔人アリスが同シリーズにおいて世界の異なる各作品に登場する理由の一端がわかる。
神に定められた運命によって幼くして死した少女を憐れみ、神の所業に憤った悪魔2人が神から魂を奪ってアリスを魔人アリスとして蘇生させた。
しかし、彼女は悪魔としての肉体を維持できず、その魂は様々な時空へと散ってしまったという。
……もしかしたら、様々な時空に散ったという魔人アリスの魂がもんくえ世界に紛れ込んでしまった、のかもしれない。
アリストロメリア
黒く大きな三角帽子、橙色のマント、緑色のドレスという共通点から、『ドラゴンクエスト3』の魔法使い(女)。
勇者(ハインリヒ)をサポートする女魔法使いという立ち位置になりきるためだろう。
名前については花の「アルストロメリア」をもじったもの。
帽子のアリス
いわゆる英国紳士的なイメージのシルクハットを被っているが、強いていうなら黒アリシリーズの大元である『不思議の国のアリス』のマッドハッターだろうか。
単に傘のアリスとの英国紳士・淑女のセットの線もある。
赤のアリス
金髪縦ロールで赤いドレスにボンネット(ヘッドドレス)など、PEACH-PIT作の『ローゼンメイデン』に登場する第五ドール「真紅」に特徴がかなり近い。
見た目以外は特にローゼンメイデン要素が無いので、偶然似ただけかもしれない。
兎のアリス
紅茶を持っている(お茶会に参加してる)ことから、やはり『不思議の国のアリス』に登場する白兎と思われる。
紛らわしいが、『不思議の国のアリス』でお茶会をしているのは三月ウサギであり、冒頭で遭遇する白ウサギとは別のキャラクターである。
一方で黒のアリスや猟のアリスとの会話は白ウサギを意識した内容となっている。ハインリヒ以外のことは眼中にないだろうしウサギ違いについては気にしていないようである。
魔のアリス
魔法少女的な見た目について具体的な元ネタは無いが、アリストロメリアの特殊会話で「騙されて魔法少女にされた」というセリフから『魔法少女まどか☆マギカ』か。
隣にいるマスコット枠のクマがどことなくキュゥべぇを思い起こさせる。
六祖
華音
スキル及び種族名の「千樹華音」は、おそらく日本の大手精密機器メーカー「CANON」の社名の由来が観音であることから。
1934年に開発された、日本初の35mmレンジファインダーカメラの試作機「KWANON」の軍艦部には、千手観音のマークが刻まれている。
千手観音とは数多ある…仏教世界では1000が一つの無限とされています…世界を救う菩薩の1人です…。
1000の世界を救うので全世界の救世主だそうです…
植物園やってた華音とは真逆ですね…
千手観音といっても手が千本生えているものはそこまで多くなく、書くのがめんどくさいとおもった人の設定で1本の腕が25の世界を救うとされているので40本+通常の腕2本の42本がメインですよ「」カ…
手が少なくて残念そうな顔をしないでください。華音が生み出せる手の数はおそらく千どころではないので、安心して食べられなさい。
玉藻
1100年代の天皇である鳥羽上皇の女官として働いていた玉藻前(タマモノマエ)が元ネタ。
玉藻前が狐であったという伝説は室町時代(1300年代)に作られた話であり…今でいうと異世界転生して無限に設定が増え続ける織田信長だな!
また、それが江戸時代である1800年代に中国の伝説上の王朝である殷王朝の崩壊要因となった女性である妲己(紀元前1100年代)とも関連付けられ、おまけに明代(1600年代)に中国で生まれた九尾伝説とも合体し、最終的にはインド~中国(~ベトナム)~日本にまで渡る最低でも2000年以上の壮大なストーリーと化している。
上記のように九尾伝説や玉藻前自体が凄いことになっているのでこれといった明確な元ネタは埋もれているが、メインで使われている感じだと封神演義(漫画版)の妲己やうしおととらの白面の者がメインのモチーフとなっているか。
蛭蟲
日本神話の国産みの神であるイザナギとイザナミの間に生まれた最初の子供であるヒルコからですね…
しかし生むときに女性であるイザナミがイザナギを誘ったので生まれたヒルコは体が良くなく、最終的に海に流されてしまいます…
元ネタを考えると本当に邪神は育児ができない人ですね……
海に流されること、体が良くなかったことという点から水子供養などと関連付けられ、奇形児だったから流されたのではないかなどとも言われています…
ヒルコ自体は海に流されたという日本書紀や古事記にある記述が全てなのですが、流されたヒルコが各地に流れ着き、各地に縁起をもたらすという信仰が各地にあります。
この信仰はえびす信仰とも関連付けられており、えびすを祀ってるところが主神はヒルコだったりとしますが、スキュラの祖とされる(こともある)設定は恵比寿神は海の異形神(ただし主にはクジラ)だったりするのでそこら辺は関係あるかもですね…無いかもしれませんが…
精霊
シルフ
元ネタはいわゆる四大精霊の一人であるシルフ。
細かいことをいうとくえとぱらのシルフは女性なのでシルフィードというのが一般的か。
ガバリス伯爵ではシルフは貞操を守るという条件を満たしさえすれば最も簡単に親密な関係になれるとされている。
後述する『髪盗人』の作者であるアレクサンダー・ポープ氏も手紙で同様のことを述べています。
まぁそこらへんの魔物に節操もなくビュービュー射精するようでは到底親密な関係など築けそうにありませんね...
『髪盗人』でのシルフはベランダという令嬢の髪が盗人によって切り落とされないように身を挺して守ろうとするがハサミによってまっぷたつにされてしまうというシーンがある。
ただ、風の精霊なのでハサミでちょん切られてもすぐにくっついて元通りなるので心配はしなくて良いのだが「令嬢の髪を盗人に切り落とさせない」という目的は果たせないという結果になる。
また、くえやぱらと同様に頭がちぃぱっぱな節があり、わざわざ「All but the Sylph — with careful thoughts opprest,」訳すると「シルフ以外の全員は慎重に考え、」などとわざわざ書かれている一節がある。
あとなぜか人間とシルフとの間に生まれる子供は巨人とされているらしい。
リリス三姉妹
リリス
ベン・シラのアルファベットにおけるリリスについて。
神は土から一組の男女を作る。男はアダム、そしてアダムの伴侶となる女であるリリスを作り出す。
しかしこのリリス、アダムに対して「自分は下に寝るつもりはない」と言い放つ。つまり正常位を拒否するのである。
後にリリスが楽園から脱出して自立してしまったため、神はアダムの肋骨を材料にしてもう一人の女を作り出した。こっちがかの有名なイヴとなる。
リリスは楽園の外で様々な悪霊と交わり、悪霊の子リリンを大量に産み出す存在となり、アダムとイヴの子供達(人類)を害する様になったと言われる。
ゲーテの『ファウスト』におけるリリスについて。
ヴァルプルギスの夜にて悪魔メフィストフェレスはある女性を指さす。メフィストフェレスによると、彼女が一度咥え込んだ女性は「滅多なことじゃ放さない」とのこと。
あと、正確な原典を見つけることはできなかったが彼女は幼い男児に害を為す者だとユダヤの伝承では信じられており、ぱらでの彼女がショタばかり襲っているのはおそらくこれが理由だろう。
アスタロト
聖書におけるアスタロトに関してもいろいろあるが、魔術書である「大奥義書」における彼女について触れていく。
まず、アスタロトはルシファーやベルゼブブと同格とされる地獄の支配者の一角であり、「真正奥義書」では白と黒の衣装を身にまとった人の姿で現れるらしい。
だが、なぜか尻だけで現れることもあるらしい。
壁尻アスタロト概念の誕生である
モリガン
ケルト神話における戦女神の一柱。予知と魔術で戦いを勝利に導くとされている。名前が「夢魔の女王」を意味しているという説がある。
……と大元は上記の神話と思われるが、本作において下地になったのはおそらく、
株式会社カプコンがリリースした「ヴァンパイアセイヴァー」シリーズの主人公格キャラクターのサキュバス「モリガン・アーンスランド」。
超ナイスバディで露出度も高いレオタードを着用するセクシーなサキュバスのパイオニア的存在。よく他ゲームに出張したりする。フィギュアもたくさん出ている。
分身能力を持っており、これを利用した超必殺技「ダークネスイリュージョン」がある。本作のモリガンが分身できるのはここからだろうか。
ちなみに同じ作品にはリリスもいる。こちらはモリガンの反対にロリロリした少女…なのだが、設定上の身長が168cmありイメージに反して結構高い。モリガンの魔力が分裂した存在であり合一ができる点も本作リリス・モリガンと共通してる。
十六の破滅現象
破滅の十六事象という存在自体がFF5のラスボス「エクスデス」が無の力を手に入れて解放した1000年間封印されていた次元の狭間の魔物がのオマージュかと思われる。
次元の魔物自体は破滅事象のようにただ世界を滅ぼすという存在というわけではなく、危険だから封印され、エクスデスに解放されたからエクスデスに忠誠を誓い寝首をかこうとする役割なのでどちらかというと混沌の使徒のほうが近い。
FF5では全員倒すのが必須というわけではなく、一部の敵は無視して進むことができる。攻略しないせいでバッドエンドになったりもしない。
全てを識る者
SFCソフト、ファイナルファンタジー5に登場する敵キャラ"すべてをしるもの"が元ネタだと思われる。
そもそも光と闇の塔自体が究極の黒魔法フレアと究極の白魔法ホーリーが封印されているフォークタワーのオマージュとなっている。
フレアとホーリーは同時に取らないと調和が取れなくなり大爆発を起こしゲームオーバーとなるので同時攻略することになる。
ちなみに攻略自体は任意でフォークタワー自体はエクスデスとはほとんど関係がない。
もちろん次元の魔物などでもない割とぽっと出のバックグラウンド一切ない謎の中ボス格。
すべてをしるものはフォークタワーの左側、魔法以外使用できない設定(使用できないわけではなく物理を使うとカウンターが痛い)の魔の塔のボスとなっている。
右の魔法が使えない設定(こちらもカウンターがry)の力の塔に居るミノタウロスと対になっている。
魔法について全て知っている存在らしく、専ら魔法攻撃ばかりを行う。中には前述のフレアなども含まれている。
こちらにもそれを強制させているのか、魔法と盗み以外の行動をすると戦闘開始時に戻す時魔法のリターンを使われて戦闘自体をなかったことにされる。
ちなみにそこら辺で盗めるリフレクトリングを装備すると完封できる。
FF5ならばバーサクが効くのでバーサクを使って魔法を使わせないようにして戦うのがおすすめである…ってイリアス様お手製の攻略本に書いてあったよ!そして相手の攻撃力の高さに苦しむという……なんなら物理専門のはずのミノタウロスより攻撃力が高いまである
アンゴルモア
名前自体はミシェル・ノストラダムス(1550年代)の予言集の一説にあるものです
こんな感じの文章でした…。
1999年7か月、
空から恐怖の大王が来るだろう、
アンゴルモアの大王を蘇らせ、
マルスの前後に首尾よく支配するために。
アンゴルモアというか恐怖の大王が何なのかについて言及され始めるのは1650年代になってからで、注目を集めたのは20世紀になってから。
というかあそこまでブームになったのは日本だけで、五島勉の「ノストラダムスの大予言 迫りくる1999年7の月,人類滅亡の日」が発売されてからでした…
ノストラダムス自体占い師として大成してますが、彼のメインの著作は「化粧品とジャム論」ですし大予言自体全く知られてなかった感じです…
あの頃は日本がこぞってノストラダムス解読ブームになり、その一番先方を走っていたのはオウム真理教であったということなどはもう皆忘れてしまったのでしょうか…
時の流れは無情なものですね…
最終的に恐怖の大王とは何なのかはわかりませんが、キリスト教が迫害されたとき(恐怖の大王)、偉大なる指導者が立ち上がりアングーモワ地方(アンゴルモア)を解放するだろうといったような解釈が主流です…
…受ける印象が全く違うですね…
顕現しない神は勝手に捏造されるものです…私はイリアスヴィルに週1で顕現してましたよ!
エキドナ
ギリシャ神話に登場する上半身が美女で下半身が大蛇の怪物。非常に淫乱なことで有名で、旦那であるテュポーンとの間に数え切れないほどの多くの子どもをもうける。それだけなら「わあ、お盛んですな」で済む話だが、旦那がゼウスに封印された後は息子のオルトロスと交わったり、挙句の果てに何人かの息子を殺った仇である筈のヘラクレスともまぐわっている。
同じ蛇女のラミアとの区別の仕方は男を(物理的に)食っちゃうのがラミア、(性的に)食っちゃうのがエキドナ。
クトゥルフ
1930年代のH.P.ラブクラフトの作ったクトゥルフ神話のクトゥルフが元ネタですね…
人間には発音できないのが正式名称で、クトゥルフとは音が違い呼ばれ方の1つです。他にも音が近いク・リトル・リトルなどとも呼ばれております…
クトゥルフ神話は二次創作が無限に許可されているため設定がすごいことになっています……
這い寄れニャル子さんですらクトゥルフ神話の系譜をしっかり受け継いでいるので神話体系の1つになりますね……
同人誌レベルで神話体系が広がるとは恐ろしいことです…しっかりとしたイリアス神話を作らなければ…
話がそれましたね…クトゥルフの解説に戻りましょう…
かの存在は、かつて栄華を誇った都市のルルイエの主で現在は睡眠中、いつか復活する予定の忌まわしきものです。
神を名乗っておりますが、別に私のような神ではなく、ただ力が強いだけの存在で、地球外からやってきて地球を襲い、世界を支配したけど撃退され今に至る…といったような存在です。
ちなみに、神話の名前にもなっていますが、クトゥルフはクトゥルフ神話最強というわけではないです…最強格ではありますが…
ハスターとは属性的な問題で相性…というか仲が悪く、
ハスター(風)>クトゥルフ(水)>クトゥグア(火)>ニャルラトホテプ(土)>ハスター(風)
というような関係です。
ダークフェニックス
元ネタは当然ドラゴンやユニコーンと並ぶ最メジャーな空想上の生き物、フェニックス。「不死鳥」という和訳から不老不死の鳥だと誤解する人も多いが実は不老でも不死でもなく、寿命を迎えると自ら薪から燃え上がる炎に飛び込んで死ぬが再び蘇るという、不死ではなく転生によって永遠の時を歩む生物である。おそらくこの生と死のサイクルを自分だけでなく世界全てに強要するからこそ、“ダーク”フェニックスなのだろう。
バアル・ゼブブ
かつてパレスチナ南西部にいたペリシテ人達が信仰していた神バアル・ゼブル(気高き王)を、イスラエルの地に入植してきたヘブライ人たちが勝手に邪教神と定め、やがてこの異教の最高神をユダヤのラビ達は語呂の似たバアル・ゼブブ(ハエの王)と呼んで蔑んだ。また、新約聖書のベルゼブブも同一の存在とされている。
邪神アリスフィーズがバアル・ゼブブを討伐した逸話が、後世でベルゼバブを討伐したという逸話にすり替わったのも、この歴史の流れを踏襲しているものと見られる。
ワールドドロウン
drownは溺死させる、水浸しにするという意味。そして彼女の種族であるバンシィの元ネタはスコットランドやアイルランドの伝承に登場する、近い内に人死が出る家のそばに現れその死を想い啜り泣く妖精。恋人の死に別れた悲しみから始まり、最終的には世界を涙で沈める怪物へと成り果ててしまった彼女にぴったりのネーミングと言えよう。
なおバンシィが時間遡行できることの元ネタはわからないので、知っている人がいれば追記してください。
ボス
ソニア・マズダ
元ネタはゾロアスター教における最高神アフラ・マズダ。
ゾロアスター教においては今我々のいる世界はアフラ・マズダとアンラ・マンユが創り出した物が混じり合うとともに、戦い合う「善と悪の戦場」とされている。
正直アンラ・マンユと比べるとぱらの世界観との関連性は薄い。
アガリアレプト
大悪魔ルキフェル、アスタロト、ベルゼブブ、に仕えている上級精霊の一人であり、第三位の階級である。
司令官としての役割を務めており、あらゆる政府や宮廷の秘密に通じているとされている。
「真正奥義書」ではサタナキアとともにルシフェルに仕えている。
ギガントウェポン
?
こいつと同じ名前の武器の方がもっと有名ですね……
ネフィリムウェポン
?
昔は青かったのにすっかり茶色い体が馴染んでしまいましたね……
残念
さんとす
ドーメイマ
コメント欄で教えてくださった情報
キャラ名の女性系について
1,当ゲームにおける命名は古代ローマの女性名の語形と関連してる可能性がある。例えば古代ローマではユリウス家の女性は全てユリア(VSをAにする)になるように、語尾を(a)の発音にするように変化させるのは古代ローマに倣った可能性が高い
例 ウリエル→ウリエラ ミカエル→ミカエラ など
2,ドイツ語だと-inで終わると女性形になりもんくえ・もんパラで該当するキャラはプロメスティン
3,女性名について本作品の七大天使のうちいわゆる四大天使に由来する天使たち(ミカエラ、ガブリエラ、ラファエラ、ウリエラ)は一般にラテン語圏を中心にそのまま女性名に用いられる名前でもある。古代ローマに倣ったというよりは、現在存在する天使由来の女性名に準じたのがより直接的なところかも知れない。なお四大天使の名前は各言語圏で男女の変化を起こしつつ用いられるが、悪魔としての認知が強いルシフィナ=ルシフェル由来の人名は現実世界には存在せず、ややマイナーな存在であるメタトロンやサンダルフォン由来の人名も存在しない。サリエラという人名はオランダやメキシコなどで少数存在するが、伝統的な名前ではなく、またサリエルにユラしたものであるかは定かではない。
コメント欄で書いてくださればこちらで勝手に付け加えておくのでニッチな知識を持ってる「」カはどんどん書き込んでくれるとありがたい
参考文献とリンク
新約聖書 詩編つき 新共同訳 日本聖書協会
グノーシスの神話 大貫隆
悪魔の辞典 フレッド・ゲティングズ著 大瀧啓裕訳
旧約聖書外典 上
旧約聖書外典 下 関根正雄[編]
イザヤ書https://www.wordproject.org/bibles/jp/23/1.htm
あとwikipedia様に死ぬほどお世話になっていますよ...
著作権フリーの聖書
https://www.wordproject.org/bibles/jp/index.htm
大抵の聖書はここで読めるので気になったら読んでみるのですよルカ...エデンもミカエラちゃんも喜ぶでしょう...
コメント欄
- 当ゲームにおける命名は古代ローマの女性名の語形と関連してる可能性がありますね。例えば古代ローマではユリウス家の女性は全てユリア(VSをAにする)になるように、語尾を(a)の発音にするように変化させるのは古代ローマに倣った可能性が高いです -- 2024-12-27 (金) 21:59:42
- 有益な情報ありがとうございます。 -- 2024-12-27 (金) 22:08:59
- にわか知識だけどこっちだとルシの方が妹なのややこしいですよね -- 2024-12-27 (金) 23:09:01
- それでいうとドイツ語だと-inで終わると女性形になります(Königで王、Königinで女王)。もんくえ・もんパラで該当するキャラはプロメスティンですかね -- 2024-12-27 (金) 23:21:34
- 近頃アカデミックなページが増えましたね…皆さん賢者タイムでしょうか -- 2024-12-27 (金) 23:49:03
- アカデミックだなあからのさんとすは卑怯だろありがとう -- 2024-12-28 (土) 13:25:46
- 色々情報を教えてくださってありがたいのですが、色々調べてから書く必要があるため情報の追加は結構先になるかもしれませんね... -- 2024-12-28 (土) 20:17:00
- ウリエラならウリエル信仰は異端とされた歴史があった気がするのでまだわかるんですよ…ウラギリエラもそれに掛けた言葉って言われても信じる ガブリエラはなんで… -- 2024-12-29 (日) 01:02:39
- ガブリエラの裏切りは恐らく往年の名作洋画「コンスタンティン」の天使ガブリエルが裏切り者だったことからかと -- 2024-12-29 (日) 04:06:15
- なるほど。情報提供感謝します。調べてみます.... -- 2024-12-29 (日) 10:04:54
- この辺の教養もちつつ最近のアニメやミーム拾ってるの、trtrさん凄すぎないか なんならブログでも指揮者でクラシック選んでる節があるしとんでもなさすぎる -- 2024-12-29 (日) 19:32:14
- trtrさんって誰だ!?って10分ぐらい頭抱えてた俺はアホだった
素麺屋さん呼ばわりばかりしてたから"とろとろレジスタンス"ってサークル名のことすっかり忘れてたわ -- 2024-12-29 (日) 21:26:06 - タイクーン親方が破滅事象を引き連れた説が濃厚になってきたのだ… -- 2024-12-29 (日) 21:28:53
- このページキャラの個別ページ作るより手軽に書けるから編集していて楽しいのだ... -- 2024-12-29 (日) 22:39:02
- 全知を自称しているくせにリフレクトリングの存在を知らないすべてをしるものがいるらしい -- 2024-12-29 (日) 22:47:20
- 洋画版コンスタンティンのガブリエルとガブリエラは元ネタでは無い気がする。コンスタンティンのガブリエルは自分の行為が最終的には人類(主人公かも)がより敬虔な信者になると信じ切っての行動で、裏切りと言うか凄い歪んだ人(主神への)への愛情だったと思う -- 2024-12-29 (日) 23:43:33
- ヒルデの元ネタはどのブリュンヒルデでしょうね。ワーグナーの指環かオリジナルの北欧神話か。元ネタは勇壮な女戦士なのに本作では割と頭よわよわなあたり、ミスリードか単に名前借りただけかもしれませんが -- 2024-12-30 (月) 02:08:02
- 月面基地北東方面の米国旗を白兎をパーティに編成した状態で調べると発生する特殊会話的に、作中キャラの名前の元ネタは作中でもそのまま元ネタな可能性がある -- 2024-12-30 (月) 18:44:02
- サンダルフォンは参考文献やら情報やらが少なくて編集するハードルが高いですね........サンダルフォンに関する情報を持ってる「」カは情報を提供してほしいです........ -- 2024-12-30 (月) 20:53:56
- 天使系の記述してる人更新するとき変なことしてないです?なんか書いても巻き戻るというのがそろそろ10回くらい起きてるのですが… -- 2024-12-30 (月) 23:16:35
- すみません。どんな感じで巻き戻るのか教えてもらえますか?心当たりがあるとすると、ウリエルを追加するときにコピペをミスったのを修正したのがありますね。ただ10回も巻き戻るとなると別の不具合の気がしますが...曖昧な回答になって申し訳ないです。 -- 2024-12-31 (火) 00:23:28
- こちらの編集スタイルがなんか変なのに気づいたらちょっと書き直すというスタイルなのも原因の1つなのですが単純にロールバックが起きてる感じですね…全てを知るものの項目を書き直したら書き直した部分が消えてた、クトゥルフの項目書いたら追加した項目ごと全部消えてた…みたいな感じですね -- 2024-12-31 (火) 01:15:25
- ガブリエラの裏切りは真女神転生IIじゃないかな色んなRPGのオマージュしてるし -- 2024-12-31 (火) 10:57:20
- なるほど、調べてみます -- 2024-12-31 (火) 20:34:35
- 真面目な記事ばかりな中で一番最後のさんとすが不意打ち過ぎて一番好きかも -- 2024-12-31 (火) 21:29:19
- ページが作られた翌日には既にさんとすの項目ができてたのも面白い -- 2024-12-31 (火) 21:47:48
- サンダルフォンはメガテンでもメタトロンの弟と言う解説があるので、どっかに原点はあるんですかね -- 2025-01-01 (水) 11:09:19
- 「-エル」で終わらない天使は人間から引きあげられた天使。ギリシャ語的に「共同-兄弟」を意味する「サン-ダルフォス」を語源に持つサンダルフォンはメタトロンの双子の弟である。という説明はちらほら見るけど原点はよくわからん。ユダヤ教的なんだとは思うけど -- 2025-01-01 (水) 17:34:41
- 千手華音は千手観音から直接のもじりではないでしょうか? CANONのくだりは省いても通じると思いますよ「」カ… -- 2025-01-01 (水) 21:42:03
- 名前の華音ともかかってそうなので省くのはお勧めしません -- 2025-01-01 (水) 22:17:43
- ドブ川、サブアスの造形はシナイ山の荒ぶる嵐の神だった頃のヤハウェを元にしてるとかありそうと考えていますよ... -- 2025-01-02 (木) 15:12:03
- 出エジプト記にてシナイ山にモーセたちが向かうというくだりがあるのは覚えているのですが、そういやドブ川がすぐに雷落とすのもそのへんと関係ありそうですね。 -- 2025-01-02 (木) 17:07:49
- 旧約聖書のユダヤだけを助ける神から新約聖書の万人を助ける神への変化とドブ川からロリ川への成長はなぞってそうですよ……そう考えるとルカはキリストですね、じゃあルシフィナはマリアって事? -- 2025-01-02 (木) 18:49:31
- 著作権が既に切れている口語訳などから引用したほうがいちいち引用元を書かなくて楽だと思ったので、一旦新約聖書から引用したのは全部消しておきました。読みにくくなってしまい申し訳ナス。 -- 2025-01-03 (金) 15:18:44
- イリアス様の名前で思い出したけど、叙事詩イーリアスの内容を史実に由来するものと信じてトロイア発掘を成し遂げた考古学者シュリーマンのファーストネームはハインリヒなんですよね… -- 2025-01-07 (火) 11:56:00
- それと、女性名について本作品の七大天使のうちいわゆる四大天使に由来する天使たち(ミカエラ、ガブリエラ、ラファエラ、ウリエラ)は一般にラテン語圏を中心にそのまま女性名に用いられる名前でもある。古代ローマに倣ったというよりは、現在存在する天使由来の女性名に準じたのがより直接的なところかも知れない。なお四大天使の名前は各言語圏で男女の変化を起こしつつ用いられるが、悪魔としての認知が強いルシフィナ=ルシフェル由来の人名は現実世界には存在せず、ややマイナーな存在であるメタトロンやサンダルフォン由来の人名も存在しない。サリエラという人名はオランダやメキシコなどで少数存在するが、伝統的な名前ではなく、またサリエルにユラしたものであるかは定かではない。 -- 2025-01-07 (火) 12:14:41
- 色々聖書やらを読み直してみて追記できそうな七大天使は色々追加しました。ただやはりサリエルについては情報が少ない。 -- 2025-01-12 (日) 13:30:21
- ついでにリリス三姉妹もモリガンを除いて追加しました。追加してほしいキャラのリクエストとかが欲しくなってきましたね... -- 2025-01-12 (日) 14:02:42
- ドーメイマ元ネタあったんだ......そして思った以上に元ネタそのまんまでだめだった -- 2025-01-12 (日) 22:39:59
- ガブリエラの裏切りは真・女神転生2が元ネタだと思う。四文字のやり口見限って主人公につく側だけど、メガテン由来も多い本作だしあれじゃないかな。 -- 2025-01-19 (日) 22:51:44
- よくよく調べたら普通に虚竜のとこに書いてあることが間違ってることに気づいたので消しました。 -- 2025-01-29 (水) 12:24:00
- メタサン姉妹もメガテンシリーズででメタトロン・サンダルフォンが機械天使であり兄弟なことが元ネタな気がします。明けの明星、天軍の剣、シナイの神火などはメガテン由来のスキルでしょうし。 -- 2025-01-29 (水) 20:15:45
- ネロはフランダースでもガンダムセンチネルでもないんだ -- 2025-01-29 (水) 22:49:55
- ジハードはもう疑う余地も無く某最後のファンタジー六作目の三闘神が元ネタでしょうね…。因みに色々引っかかる呼称なので現在ではドゥームズティという名前に変わっていますよ「」カ…。 -- 2025-01-30 (木) 17:16:36
- ↑2メタサンは旧約聖書の時点で兄弟ですよ「」カ。なので真・女神転生より古い週刊少年ジャンプ掲載漫画『ゴッドサイダー』などでも兄弟天使として登場していますね。 …それぞれ預言者エノクと預言者エリヤから転生した元人間の天使なのに兄弟って何?とか気にしてはいけません… -- 2025-01-31 (金) 16:30:21
- 追記:失礼、サンダルフォンについての言及は旧約聖書そのものではなく、古代ユダヤ教の律法家達の聖典解釈の中で記述されているものでした。ヘブライ語wikiではエゼキエル書を根拠にひいていますね。この中ではサンダルフォンは地球に足をつけて天球の天井に頭がつく(地動説の世界観ですよ)巨大な天使とされていて、サイズ上これより大きな物質的存在はありえません。しかしながらユダヤ教の神秘主義的解釈の中では最大の天使はメタトロンとされており、であればサンダルフォンはメタトロンと同一か、そうでなくとも同格の天使となります。このため解釈上両天使は双子であると言うことになったようです。 -- 2025-01-31 (金) 16:46:34
- たびたび失礼、地動説ではなく天動説の世界観ですね… -- 2025-01-31 (金) 16:48:59
- なんかこの唐突に出てきて丁寧な口調で色々言う感じネロみたいだな -- 2025-01-31 (金) 18:05:06
- ウラギリエラについては自宅にある天使図鑑には「昔のキリスト教の風潮…男尊女卑により 女性の天使と言われるガブリエルに悪印象を持つ者があって 彼女を堕天使だと貶める勢がいた」とあった あとあまり関係ないけどBASTARD!!だとガブリエルが一時期悪魔の捕虜になっておりその時にガブリエルを改造して作られたのが悪魔大元帥ポルノ・ディアノではないかというファンの考察がある(本編が永遠に未完につき謎は謎のまま) -- 2025-02-03 (月) 12:31:04
- >ヒルデの元ネタ そこはシロムお姉ちゃんがシグルドの件で言及してたね ワカメ博士のネーミングセンスが酷いので お姉ちゃんが名付けたって(お姉ちゃんも結構大概に厨二っぽいけども) -- 2025-02-03 (月) 12:36:08
- 久しぶりに覗いたら色々天使やらの情報がコメント欄に増えてるのでどっかのタイミングでまとめておきますね...情報を提供してくれて私は嬉しいですよ「」カ... -- 2025-02-03 (月) 12:46:09
- ラザロはイエス・キリストの友達と同じ名前だがマルケルスがイエスかと言われると…グノーシスとデミウルゴスもグノーシス主義とは全く関係ない -- 2025-02-10 (月) 14:46:49
- エクス・ソニアはソニアの外側つまりペルソナソニアの一側面ということでしょうかね…もろに仮面ですしあと何気に使徒の中では一番関係がマシですかねソニアズは -- 2025-02-23 (日) 03:39:28
- 魔のアリスは騙されたのネタはまどマギだろうけどマスコットのクマの方はQBじゃなくてCCさくらのケロちゃんでは -- 2025-03-08 (土) 15:19:10
- ルカさんの元ネタに生物学のLast universal common ancestor(生物の共通祖先)=LUCAも入ってそうなんですがどうなんですかね…? 混沌の父が同じ意味合いになっているので気になりますね… -- 2025-03-09 (日) 22:51:37
- もし、もんくえじゃなくてもんぱらからシリーズ始まったなら、LUCAも入ってるかもと言えたかもしれないが、もんくえ時点でその意味合い入れるかと考えるとしっくりこない感じがある -- 2025-03-10 (月) 02:01:54
- レプリカントの元ネタは多分ドゥーガルディクソンとかがやってた「人類絶滅後に世界を支配するのは進化したイカ」というネタがベースなのだと思いますよ… -- 2025-03-10 (月) 08:53:30
- エクス・ソニアは、第四法則が内(平行世界内)で起きた問題優先で第五法則が外(別の平行世界)から来た問題優先、みたいな役割分担があったとかはないかな -- 2025-04-15 (火) 15:05:46