概要
個人で活動しているバーチャルYouTuber(VTuber)の集団。「コミュニティ」を標榜しており、.LIVE、にじさんじ、ホロライブ・プロダクション、774 inc.のようなマネジメント事務所(いわゆる『箱』)でも、Upd8のようなマルチチャンネル・ネットワーク(MCN)でもない。
版権的に危ない・動画の内容が過激・下品なキャラクター性といった、諸々の事情でコラボ相手にもリスクを負わせてしまいかねないためにコラボしにくいバーチャルYouTuberたちが、気軽にコラボを行うために誕生した集い。
以下、発足から現在に至るまでの動きを解説する。
発端
バーチャルYouTuber界隈は空前のコラボブームを迎えていた。
しかし、前述の通りリスク持ちが他のバーチャルYouTuberとコラボを行えば、コラボ相手にもリスクを背負わせてしまいかねない。それでもコラボの流れには乗りたい……。
そこで、二次創作系バーチャルYouTuber・微糖カイジは、同じくリスクを持つ者同士でのコラボを提案した。
そうして集った者たちで、ある配信が行われた。
- BANs、決起集会・・・!【ピクトセンスお絵かき対決】(※元動画削除済み)
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2018年3月17日、集ったメンバーたちは「BANs」の名を称号を与えられ、初のコラボを果たす。
様々なことがあったが、初コラボは成功を収め、ここにBANsというコミュニティが誕生した。
また、リスク持ちであってもある程度は受け入れられる土台を築いたと言えるだろう。
定義・加入方法
決起集会以降、BANs候補の話題やBANs加入を目指す新人も現れるようになったが、界隈の動きがBANsというコミュニティを立ち上げた意図からかけ離れていくことを危惧した微糖カイジにより、定義や加入方法が整理されることとなった。
たとえBANのリスクがあっても、コミュニティを荒らしかねない悪意を持った者は加入を認められない。
また、BANsに加入したいがために、あえて過激な路線でデビューすることも推奨されていない。
以降の展開
BANsはリーダーがいるわけではないが、結果として発案者の微糖カイジがまとめ役のような役割を担っていた。
だが、その微糖カイジは2018年4月26日に講談社からの警告を受けたため、全動画を削除し活動を終了。
これを受けて、BANs内部でもデザインを見直そうという空気が生まれ、数人がデザイン変更に至った。
その後、万楽えねの手により天開司が生み出され、BANsの新たなまとめ役を担うこととなる。
以降も、BANsというコミュニティが人気を集めたことで多大な影響力を持つようになり、デザインを見直すことでBAN要素が消えていったり、コラボへの参加機会の増加といったように、定義を超えて活動するメンバーも目立つようになる。
そんな中で、BANsの想定している規模を超えて活動することを目指すメンバーによる卒業が相次いだ。
ただし、当初から抜けるのも自由であると決められており、卒業した後も交流やコラボは今まで通り続き、ファンアート等も卒業生を除いて描く必要は全くないとのこと。
外部リンク
- Twitterリスト BANs参加者まとめ・・・!