程立雪

Last-modified: 2024-03-03 (日) 04:28:12

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「立雪はここまでのようです…」


名前:程 立雪(テイ リツセツ、Cheng Lìxuě(チァン リィーシュエ)
CV:たぶん青木瑠璃子
年齢:-歳
職業:天命A級戦乙女、雪狼小隊副隊長
身長:-cm
体重:-kg
スリーサイズ:x-x-x
誕生日:-月-日
出身:神州
好きな物:ワンタン麺、師匠
苦手な物:ダンス


キャラクター

立雪
雪狼小隊で副隊長を務める最強のA級戦乙女、『霜の剣客』程立雪
フカさんの500年ぶりの弟子で、太虚七剣やお寿司ちゃんと同じく太虚剣気の使い手
努力家の秀才でおそらく剣形や剣魂には卓越していると思われるが、煩悩が多い立雪の剣心は最も浅い止水で止まっている
※注釈:太虚剣心は太虚剣気の基本にして奥義、止水・無塵・明鏡・太虚の4つの領域があり、深いほどあらゆるものを見通せるが、心が乱れると用を為さない

扱う軒轅剣は湿っぽい彼女に合わせて若水
ただし剣心が止水止まりの彼女が剣意を修得して形態変化させたのかは疑問
(一応同じく止水止まりの馬彦卿が赤絶影への形態変化を果たしているのでないこともない)

武術のみならず武学にも明るいようで、天命が旧大陸に展開する戦力の大半が参戦した第二次崩壊では戦乙女部隊の総指揮官を任せられていた

髪型はフカさんの真似
これだけでどんだけ重くて湿っぽい子なのかよくわかる


劇中での活躍

本編前

生い立ち

漫画『第8章・第二次崩壊編』の話
5歳の時、立雪の家は災害に見舞われた
立雪は一晩で全てを失った
そんな時、立雪を迎えに来たのがフカだった
口も開かず、笑いもしない
この見知らぬ女性はただただ静かに立雪をどこかへ連れて行くのだった
まだ幼かった立雪は彼女の手を恐る恐る握っていた
その手は冷たかった
けれど、家の中にいるかのような暖かあじも感じさせた
それから立雪は彼女に様々なことを教わった
読み書き、琴、武術…
この人が誇りに思ってくれる、そんな人物になりたい、そしてこの人の笑顔を見たい
立雪はそう願ってやまなかった
多忙な彼女と一緒にいられる時間は少なかった
そんな中でも彼女が毎月必ず作ってくれたのがワンタン麺だった
高級なものは使われていなかったけど、彼女の作るワンタン麺は世界一だ
──「欲」は忌むべきものだ
彼女の仕事がきっと重要なものだということもわかっていた
それでもいつからか、自分の傍に居てほしいと思うようになった
そしてハッとした
彼女を呼ぶ時はいつも名前で呼んでいたのだ
もっと親密な呼び方が出来れば寂しさも薄れるかもしれない…そう思っていた
「師匠!そうお呼びしても…いいでしょうか?」
「…いいですよ」
そう応えて師匠は頭を撫でてくれた
しかし、どうして気づかなかったのだろう?
そっと微笑んだ彼女の目が、とても悲しそうだったことに
明くる朝、師匠はいなくなった

太虚山

本編第21章、漫画『第二次崩壊編』の話
師匠が姿を消した後、立雪は太虚山に師匠がかつて住んでいたという庵を再現し、居所としていた
立雪はそこで太虚剣気の修行に明け暮れたが、毎年自分の誕生日になると2杯のワンタン麺を作った
何度も作ったワンタン麺の味は完璧で、食べれば自然と「うん、美味しい」と声が出てしまう
しかし、何かが足りない気がする…
食事を終えた立雪は庵から外へ出て、また太虚剣気の修行を始めた
太虚山の空気はとても綺麗だ
剣心が止水の領域に入れば、太虚山の草木や鳥の鳴き声、空を流れる雲の呼吸すら聞こえるようになる
太虚山の空は澄み渡っていて、草木は青々とし、何もかもいつも通りで美しい
しかし、何かが足りない気がする…
立雪が気づいた時には既に夕刻になっており、今日もまたいつも通り太虚山の一日が終わった
止水から先を目指す立雪の剣心も、今日もまたいつも通り無塵の領域には至れなかった
立雪は修行を終え、庵に戻った
もう1杯のワンタン麺は、食卓の上に置かれたまま、立雪がここを出た時と同じ、少しも変わっていない

第二次崩壊前夜

漫画『第8章・第二次崩壊編』の話
再び師匠に会った時には、立雪は人々のために戦う戦乙女になっていた
師匠が立雪に授けた武術、教え…それらが身を結んで今の立雪があるのだ
けれど…どうして私を置いて行かれたのです、師匠?
師匠に聞けなかったあの問が、今も胸につかえていた
立雪の心には常に煩悩が渦巻いていて、結局、剣心は無塵の域を超えることも叶っていない

第二次崩壊

漫画『第8章・第二次崩壊編』の話
天命連合軍において戦乙女部隊の総指揮官として参戦
オットー、フカと共にバビロン塔の屋上で待ち構える第二律者シーリンのもとへ赴く
フカは圧倒的な力でシーリンの意識を幻郷へ閉じ込め、その隙にオットーがシーリンを通じて崩壊の神との邂逅を果たす
しかし崩壊の神の力により膨大な知識を頭にたたき込まれたオットーは戦闘不能、シーリンも目を覚ます
フカが渡世の羽で記憶を燃やし放った太虚剣神によってシーリンと神との接続は切れたものの、フカは立雪との記憶すらも失い倒れてしまう
唯一残った立雪は師匠とオットーを逃がすためにシーリンに立ち向かい、亜空の矛にその身を貫かれて絶命した

本編

渡世

本編第22章の話
アニメ『渡世』の中の一場面として立雪の最期が描かれ、フカさんが彼女との関係とその結果としての死を悔いていることがよくわかる

イベント時空

出ない


他キャラとの関係

フカ

大好きな師匠
彼女の家族になりたかった

セシリア

隊長、しかしライバル
セシリアに対する敵愾心は、師匠に教わった太虚剣気を上手く扱えずセシリアに追いつけないことへの自責の裏返し

ジークフリート

セシリアを追いかけて天命に戻ってきたジークフリートを訓練でボコボコにしたらしい
ざまーみろジークフリート!って綺羅子が言ってた


余談

  • 名前の由来は程門立雪という故事
    • 「程子に教えを乞いにきた学生が、師が瞑座しているので雪の門前で醒めるのを待った」
    • 教えを受ける人の心得を説く話
    • 立雪は自身の名の由来を知った時、その名前が暗示する運命を思い、自分の名前が嫌いになった
  • 出番は少ないけど存在自体が湿っぽくて筆者は大好きです
  • 武装人形若水は彼女がモチーフ
    • よんこまさーどではフカさんと一緒に楽しそうにワンタン麺を作る若水の姿が披露された
      NTRやんけ~!!
  • なぜ師匠と呼ばれたことでフカさんが立雪の前から姿を消したのかは明確には語られていない
    • フカさんは家族と思って立雪と接していたが、気づかぬうちに太虚七剣と同じ崩壊に対抗する弟子を育ててしまっていたのだと思った?
    • 立雪の師匠という言葉で太虚七剣のことを思い出して自分には弟子を不幸にしか出来ないと思った?
  • 『霜の剣客』という異名は物静かな剣客然としたところからついたらしい
    • 本当は人付き合いがあまりなくて自分から話しかけられないし話しかけられると緊張してしまうから無口なだけ
      • あと嘘をつく時どもるからすぐバレる
  • スイパラコラボ第一弾ではフカさんのメニューとしてワンタン麺が登場
    全立雪ファンが涙した
  • 雪狼バンドには不参加
    ……って拒否り続けていたけど本当は最初からずっと参加したがっていたし、隠れてサロメにダンスを教わっていた
    • 最後まで参加表明せずリハーサルにも参加しなかったのはおそらく期待を与えてガッカリさせたくなかったから


画像コレクション



  • 人形若水ちゃんが言う「私とそっくりな人」ってどっちのことなんだろうね…中身は立雪ちゃんだからどっちとも取れる… -- 2023-04-23 (日) 08:11:06
  • 追鳶漫遊記でワンタン麺匂わされてて泣いた -- 2024-03-03 (日) 04:28:12