Blade Rondo -Frost Veil-/遠吠えるクレシェンド

Last-modified: 2022-08-09 (火) 01:16:01

遠吠(とおぼ)えるクレシェンド≫
コスト2 [L] ◆補助

召喚(ロディ)

[ATK]1 [DEF]2
あなたのターン開始時に以下を行う。
◆物理 銀駆(ぎんが)けの爪牙(そうが)物理攻撃
あなたが後攻なら攻撃力は+1、また錬成しているなら3コストにつき+3される。
錬成:あなたはXコストを支払う。

Blade Rondo -Frost Veil-で登場した2コスト◆補助
錬成することで攻撃力が上がる召喚(Y)効果を持つ。

 

やや誤解しやすい書き方だが、攻撃力が上昇するのはそのターンのみである。
ターン開始時の攻撃前にコストを支払う事で、そのターンに行う攻撃力が上がる。
攻撃力が上がったままになる訳ではないので注意したい。

 

基本的には攻撃力1(後攻時には2)の物理攻撃アタッカーとなる。
性質上、払うコストは3の倍数となるが、ダメージ効率自体はやや悪い。
しかし、毎ターンの≪加熱法≫を行わずに物理攻撃が行えるのは優秀。
魔法攻撃(X)を基軸とした構築でも、無理なく物理攻撃が行える。

 

主な運用方法は2種類考えられる。
1つ目は、序盤から積極的に場に出していく形。
2コストで防御力2を持っている為、相手の物理攻撃を防ぐ点でも有効に扱える。
基本的には錬成をしないまま場に出しておき、相手の防御力に応じて攻撃力を上げる形になる。
低コスト中心にした構築だと、≪加護法≫の代用になりつつ攻撃も出来る為相性が良いだろう。

 

もう1つは、後半に奇襲として場に出す形である。
こちらが≪加熱法≫のコストを払わない状況では、相手も≪加護法≫にコストを割かずにプレイを続けることが多い為、そこを狙う戦略となる。
場に出してから1ターンの猶予を相手に与えることにはなるが、それで相手が≪加護法≫にコストを振ったとしても、終盤でコストを消費させられたと考えれば悪くないだろう。このカード自体のコストはわずか2であり、こちらはコスト的にもまだ余裕があるというのも大きい。
参考までに、6コスト錬成できれば攻撃力は7か8になる。
この用途で用いる場合、可能な限り≪加熱法≫にコストを振るのは避けたい。
(必然的に他の物理攻撃と合わせて採用することは難しくなる)

 

ダメージ効率自体は決して良くないのだが、使い方によっては相手のコスト管理を崩壊させることも可能なカードとなっている。
詰将棋感覚で自身の攻撃力を管理する為、特にプレイングが問われる一枚だと言える。

 
  • ターン開始時効果の前に≪結実するドルチェ≫を使えば、そのターンに払えるコストを+1した状態でこのカードの効果を処理できる。
  • 「遠吠え」とは、獣が遠くまで聞こえるように声を長く引いて吠えること。
  • 「クレシェンド」とは、だんだん強くという意味の音楽記号。
     
カード情報
カードナンバーNo.74
イデア名Erin(エリン) & Roddy(ロディ)
ArtRAYVON
フレーバー己が淘汰の使いであることだけを信じ、数々の命を循環させた誇り高き狼の物語。

タグ:≪遠吠えるクレシェンド≫|[L]補助召喚(Y)物理物理攻撃錬成RAYVON