アラビアンズ・ロスト～The engagement on desert～ (乙女)

攻略キャラも、ヒロインも、全員が悪者！砂漠の犯罪大国が舞台！

主人公は、犯罪大国であるギルカタールのプリンセス。
盗賊王と呼ばれる国王の一人娘。
周りは悪党ばかり・・・普通とは程遠い環境で育った主人公は、普通の恋愛をして普通の結婚をし、出来ることなら『普通』の人間になりたいと願っている。
間違っても、自国の大悪党共と愛も常識もないような結婚はしたくない。
しかし、娘を溺愛する父親は、将来のためにも優秀な婚約者が必要だと勧めてくる。
引き出せた譲歩は、期限内に大金(1000万G！！)を貯めれば婚約しなくてもいいという条件。
『普通』になりたいがため、盗賊のスキルを上げることを拒んでいた主人公だが、英才教育は受けている。
手段を選ばなければ、大金獲得も不可能ではない・・・はず。
周りを巻き込み、利用し、利用され、目標金額をクリアしてみせる―――！

目標金額を貯める方法は、一つじゃない！
依頼を受けまくるもよし、外に出てモンスターを倒しまくるのもよし、カジノで一発勝負に挑むもよし、スキルをあげれば自城の宝物庫まで荒らせてしまう！

あなたなら、どういう方法、そして誰と・・・あるいは自分一人で挑んでいく？

• アイリーン＝オラサバル(Aileen=Olazabal)　cv：ボイスなし　※名前変更可能
  主人公。無法者の国とも犯罪国家とも称される、ギルカタールのプリンセス。国王の一人娘で、王位継承者。
  　　「普通の恋をしてみたい。でも、普通になるのって難しいのよね｣
• シャーク＝ブランドン(Shark=Brandon)　cv：大畑伸太郎
  若くして、密輸商人のギルドを取り仕切っている。彼に手に入れられないものはないと言われる、調達の天才でもある。実は非常に優秀な医者でもあるが、外見からは想像もつかない。成金なせいか、悪趣味。
  　　「この世で、俺が手に入れられないものはねえ。この世ではな｣
• ロベルト＝クロムウェル(Roberto=Cromwell)　cv：高橋直純
  急成長中のカジノの元締め。ギャンブル大好きで、自身も凄腕のギャンブラー。いかさまを仕掛けたら、まず見抜かれない。実業家としても優秀で並外れた商才があるが、野心も並外れている。やることなすこと、すべてにおいて胡散臭い。
  　　「俺に賭けてくだされば、勝たせてあげるのに」
• カーティス＝ナイル(Curtis=Nile)　cv：石田彰
  稀代の、天才暗殺者。特に薬物に詳しい。外見上は穏やかで、普通の人。普通なところが、余計に怖い。いつもにこやか。裏道に精通しており、自身もスラム街出身。
  　　「僕は、人を殺すのがうまいだけの平凡な男ですよ」
• タイロン＝ベイル(Tyrone=Bale)　cv：小西克幸
  南地区・まとめ役の跡取り息子。スチュアートとは親戚だが、正反対の性格で、仲が悪い。熱いタイプで、頼れる男。おおらかだが、がさつとも言える。
  　　「お嬢と、俺？つりあわねぇだろ」
• スチュアート＝シンク(Stuart=Sink)　cv：諏訪部順一
  北地区・まとめ役の跡取り息子。タイロンとは親戚だが、正反対の性格で、仲が悪い。冷たい男で、美男子。高飛車で、潔癖症。
  　　「口先だけでいいのなら、いくらだって愛を囁いてやろう」
• ライル＝スルーマン(Lille=Sluman)　cv：勝杏里
  時に優しく、時に厳しい、主人公の家庭教師。主人公に言わせると、たまに優しく、常に厳しい。足が不自由。ロベルトとは旧知の仲で、親友。仕込み杖も、ロベルトから贈られたもの。
  　　「おしおきしてほしいんですか、お嬢様？」
• マイセン＝ヒルデガルド(Meissen=Hildegarde)　cv：下野紘
  「魔法使いとご主人様」に出てくる主人公の兄。放浪癖があって、あちこちに出没する。遊び人風だが、かなり強い魔力を持つ魔法使い。世界の真理を探求し、賢者を目指している(・・・という名目で放浪中)。ポジティブお兄さん。
  　　「え～～～？そんなこと、しないって。可愛い女の子大好きだもん、俺」
• ミハエル＝ファウスト(Michael=Faust)　cv：緑川光
  マイセンと契約を結んでいる、本物の悪魔。神父のような格好をしているが、もちろん神父ではなく人ですらない。マイセンと契約を結び、付き従っている。出鱈目な強さを持つが、独り言が多く、異常に神経質で鬱気味。精神的に、非常に不安定。基本的にマイセンの言うことしか聞かず、たまにマイセンの言うことも聞いていない。ネガティブ悪魔。
  　　「マイセンに、訊いてみないと分からないなぁ。マイセンがいないと何も決められないんだ。マイセンがいても何も決まらないことも多いけど」
• アルメダ＝レティーフ(Almeida=Retief)
  主人公の守り役の一人。おっちょこちょいだが、憎めない。明るい青年。同僚のチェイカに片思い中。
  　　「なんとかなりますって！なんとかならなくっても、それはそれでそれなりに」
• チェイカ＝モハメル(Cejka=Muhammale)
  主人公の守り役頭。日常ではメイドのようなことをしているが、実は凄腕の暗殺者で、主人公のボディガードでもある。カーティスに師事している。
  　　「イヤだわ、お恥ずかしいところを御見せしてしまいました」
• ガーディン＝オラサバル(Gardin=Olazaball)
  主人公の父親。部下に厳しく、敵に非情。冷徹で厳格な国王。だが、娘には非常に甘い父親。親バカで、愛妻家。
  　　「余の娘だ、不可能なわけがあるか」
• ラスティア=オラサバル(Lastier=Olazaball)
  主人公の母親。父親同様、一人娘の主人公を大事にしている。大事にするがゆえの厳しい面も・・・。特技は、嘘泣き。
  　　「育て方を、間違っちゃったのかしら。悲しいわ」
• トータム＝ベイル(Totem=Bale)
  タイロンの父親。南地区・相談役。北地区の相談役とは親戚だが、息子同様、父親同士も気が合わない。
  　　「わしの息子が、又なにか問題を起こしたのでは」
• ヨシュア＝シンク(Joshua=Sink)
  スチュアートの父親。北地区・相談役。南地区の相談役とは親戚だが、息子同様、父親同士も気が合わない。
  　　「諦めなさい。諦めて、早く大人になることですな」
• メイズ＝ブランドン(Maze=Brandon)
  シャークの弟。病弱で、虚弱体質。難病を患っていたが、シャークのおかげで治りつつある。
  　　「こうして生きること自体が、悪だ」