仁義なき乙女 (乙女)

おおせのままに、わが組長（ひめ）よ！！
めくるめく生活をあなたに。退屈などとは言わせません。全身全霊、お慕い申し上げます。

主人公・小泉沙紀（こいずみ さき）は、平凡な家庭で育ち、ごく普通の学園生活を送っている女の子。
そんな彼女の前に、ある日突然、関東一の暴力団「虎桜組（こおうぐみ）」の若頭・那由多龍（なゆた りゅう）が現れる。
「私が……組長！？」
父親が組長だということを全く知らずに育ってきた主人公は反論する間もなく虎桜組組長に祭り上げられてしまうのだった……。
さらには、主人公の婚約者を名乗る者まで現れて……？

悲劇のヒロイン（？）小泉沙紀の「仁義なき恋」が、今、始まる！！

• 那由多龍(なゆた りゅう)　cv：仲達
  突然、主人公を迎えにきた男。背中に青龍の刺青を背負っている。十数年前に虎桜組に入ってから次々と頭角を現し、今では組を取りまとめる若頭に。主人公をからかうも、自身も天然っぷりを発揮。
  　　「脅しじゃ、人はついてきませんよ。だからお嬢も、みんなを愛してやって欲しいんです」
• 朝生義之(あそう よしゆき)　cv：先割れスプーン
  先代組長の遺言で、主人公の婚約者になった男。有名国立大法学部卒の異色のヤクザで、多大な権力を持つ議員とも交友関係がある。虎桜組を掌握することが望みであり、その為の手段は選ばない。
  　　「この際だ、はっきりさせておく。私は“組長”にしか興味がない。お前はその付属品だ」
• 天音京吾(あまね きょうご)　cv：空野太陽
  主人公のクラスメイト。大人しく、クラスでも目立たない存在だが、虎桜組の準構成員。気弱な性格のため、学校でも虎桜組内でも使いっ走りをさせられている。
  　　「大丈夫だから。君に怪我はさせない。そのために僕はいるんだ」
• 武藤一郎(むとう いちろう)　cv：風間瞬
  美術教師で、主人公のクラス担任。無気力な上、めんどくさがりやでいつもクラス中のヒンシュクをかっている。その実は、裏の社会で名を馳せる天才刺青師。号は「無為」。
  　　「じゃ、朝のホームルームをはじめます。まず、先生からおまえらに……言いたいことは特にない。それじゃ」
• 灰谷仁(はいたに じん)　cv：青島刃
  主人公の学校の保健医。校医と思えないくらい無愛想だが、医者としては一流の腕を持っている。龍とは昔馴染みの間柄。かつては大学病院の外科医であったとの噂が…？
  　　「……そんなに大きな声を出さなくても、聞こえている」
• レテ(れて)　cv：空野太陽
  邪魔な人間を“始末”する者。裏の世界で恐れられる存在。神出鬼没で、年齢その他は謎に包まれている。
  　　「………何が言いたい。用がないなら、俺に話しかけるな」
• 喜多川戴正(きたがわ たいせい)　cv：子太明
  自身がヤクザと思われるような強面だが、人を煙に巻いたような言動をし、つかみどころが無い。公務員でありながら、家業の花屋を手伝ったりもしている。
  　　「こんな時こそ、“困ったときのおまわりさん”だろーが」
• 隅主英次(すみす えいじ)　cv：森上ショウ
  虎桜組3人衆。通称“スミス”。3人衆のリーダー。寡黙で、行動が俊敏。朝生の運転手を勤める。
• 山木富美男(やまき ふみお)　cv：上田康裕
  虎桜組3人衆。2mを超える大男。見た目とは裏腹に、家庭的で料理が上手い。得意料理は肉じゃが。
• 遠藤康成(えんどう やすなり)　cv：谷俊介
  虎桜組3人衆。通称“ヤス”。3人衆では一番下っ端で、色々と至らない。名前は文豪っぽいが、国語が苦手。