おすすめユニット（番外編）

番外編

いろいろと話題のユニット。
純粋に強かったり、独自の使い道があったり、面白かったり。

ラーヴァナ

過去には一線級のオススメユニットであり、今でも根強い人気を誇る。
初期の段階から最低3回攻撃であり、レベル40で8回攻撃を習得と、攻撃回数ではデューク・ゴブリンと並ぶ。
攻撃回数の期待値も大きく、僅かながらインヴィンシブル・トロールを上回り、約50%は6回以上の攻撃をする。
他の魔神同様使用率は低いものの時々魔法を使うため完全ワンキル狙いのパーティには組み込みづらいが、今でもユニットとしての総合力は高い部類。境界extraのように高耐久の敵がわんさと出てくるマップでは活躍の目があるだろう。
ただ、同じ魔神の殴り役と比較すると、ベリトやサタンには手数の期待値でかなり水をあけられているのが痛い。このあたりは初期実装ユニットの悲しさで、環境がインフレしていく中で息切れしてしまっている感は否めない。
一応ベリトとは邪魔な状態異常スキルを持たない点で差別化が可能。サタン相手だと流石に苦しいが(一応邪魔なパッシブがないという強みはある)これはだいたいの魔神に言えることのため仕方ないか。

レラジェ

黄金とキルトの街ナトの最後の牢屋で開放できる魔神。
初期ステータスはお世辞にも高いとは言えないが、多彩な弓の使い手として人気を博す。
通常攻撃は行わず、火属性魔法・特殊攻撃・回復・状態異常をこなすユニット全体で見ても独特の存在。
(完全回復ではない点に注意)
2013/2/28のアップデートによる全体攻撃の範囲調整の影響を受けなかったため、貴重な全体魔法・特殊攻撃の両方を持つユニットとなった。
魔法・特殊合わせた使用率はクラーケン、リヴァイアサンのメイルストロムをも上回る。
以前はレアユニットだったものの現在では酒場に多く流れているため自力解放に拘らないなら数を確保するのも難しくはない。服従レベルの低さやスキルの早熟ぶり(LV40で全スキルを習得する上、目玉である全体攻撃は初期状態から習得済み)もあいまって初心者魔王にとっては心強い味方になるだろう。
一方で高レベル帯になると服従レベルの低さが仇となり、DEXが伸び悩み殴り役に先制できなくなるという欠点を抱えてもいる。
特に魔神同士で組ませる場合は致命的で、ベリトやサタンは仕方ないにしろフルカスにまで抜かれてしまう上パッシブで行動順を調整することもできない。
良くも悪くも早熟な点が目立つユニットだと言え、長く使っていくには愛が必要かもしれない。

エリゴス

黄金とキルトの街ナトの最後の牢屋で開放できる魔神。「長者の縁」スキルを備える。
貫通攻撃の上位版である「魔槍」系スキルにより実際のSTRではダメージを与えられないような硬い敵にもダメージが通る。
そのためドーピングでごまかしの効かないカナルアの門などへの対策に需要が高い。
最大攻撃回数は10回（魔槍戦神）と多いが、１回攻撃「魔槍」の発動率が3割とやや高めなのが難点。
そのため通常のMAPでは殴り役として使いにくく、他の殴り役が育つ頃には手数不足になってくる。
そもそも魔槍持ちにそこまでの手数は求められないので、正直フルカスで十分という局面も多い。

クラーケン・ミソロジー、リヴァイアサン・ミソロジー

特殊攻撃のメイルストロムが人気。数少ない全体攻撃持ちであり
かつてはカリュブディス・ラハブとでメイル使い四人衆として名を馳せたが、まさかの進化。
進化前と比べてメイルストロムの使用率が上昇（35％程度）。また最低殴り回数が3回、平均殴り回数が約4.5回と殴り屋としても優秀に。
いらないスキル扱いだったリヴァイアサンの水の竜巻も最高ランクの水の巨大多重渦竜巻群に変化して特殊・魔法・殴りの万能選手に成長した。
リヴァイアサンは自前で種族専用の鉄パッシブを持つため特殊攻撃と魔法の威力を底上げ可能なのも強み。
同じ全体攻撃使いのレラジェと比較すると、育成コストが重く技の使用率で若干劣る一方服従レベルの違いからステータスの上昇率では上回る。特に全体攻撃要員としてDEXの伸びが大きい点は重要で、高レベル帯でも素のDEXで殴り役に負ける心配が少ない。
ただし種族がマイナー気味であるため他人のパッシブの恩恵を受けづらい。
パッシブ込みで行動順を調整したい場合イルルヤンカシュを随伴させなければならず、枠を無駄に消費しがち。
一長一短あるので好みに合う方を選択しよう。

フェニックス

全体魅了攻撃である「魅了の歌」を持ち、全体魅了持ちのユニット中で最も高い使用率70%を誇る。
魅了の使い道はあまりなかったが、脳筋の敵が多いゲムズボックの谷の
登場で全体魅了による少数引率役として注目されることとなった。
グレモリー（全体魅了50%）やリリス（全体魅了50%）、プロセルピナ（全体魅了25%）、
イモータル・ヴァンパイア（全体魅了20%）でも同じようなことが可能だが、
使用率とACの高さ（リリスや芋は魔法使い系なのでACが伸びにくい）からフェニックスが一番使いやすい。
余談だが不死鳥のイメージが強いフェニックスだが完全回復スキルは持っていないので念のため。
ちなみにワンターンでの全体魅了を99％以上にしたい場合、最低４柱(3柱で97.3%、4柱で99.2%、5柱で99.8%)必要。
ファースト・マンドレイクは一体で必ず100％全体麻痺を行うので、どちらを取るかは魔王個人の好み次第。

ファースト・マンドレイク

全体麻痺攻撃である「死の絶叫」を100%使用する(敵全員が何らかの状態異常にかかっている場合は物理攻撃をする)。
直接的な攻撃力こそないものの、ヘカトンケイルや石仏と言った高HPかつターンを回すと嫌な敵を確実に足止めしてくれる頼もしさがある。
征服者の塔や深淵の大城壁での事故防止、境界extraの石仏対策など地味ながらいい仕事をしてくれる縁の下の力持ち。必須とまではいかないものの一人連れておくと安心感がかなり違ってくる。
トレントと違って状態異常耐性も完璧。
なおDEX初期値は1だが、育成すればちゃんと人並みに伸びてくれるので安心して構わない。

トラウィスカルパンテクートリ

反乱・東の砦に囚われた魔神。
「燃え盛る光線」は対象範囲拡大可能な『特殊攻撃』の中では、高い使用率(約50%)を誇る（火属性）。
（トップはジャック・オ・ランタンのチキ・65%）
威力は高く、Lv依存ながらLvx100前後のダメージを与える。（2015年4月時点、調査中）
しかしながら対象範囲初期値が「１」(20Lv毎に+1)としょぼい為、Lv200超えからようやく使い物になるか？といったところ。
また素の火力が高めとはいえドーピングで補強できないところは痛く、石仏級のHPを持つ敵が相手だとやや頼りない。
主力にはならないが育成の楽しみなユニット。

プロセルピナ

魔神統一PT向けの補助要員。
風・鉄・命・力の全種魔神強化パッシブを完備しており、連れていくだけで味方の戦力を大幅に底上げ可能。
やや使用率は抑えめだが全体魅了(25%)や全体完全治癒(被ダメ時10%)も備え、パッシブのみならず様々な形で自軍をサポートする。
純粋な強化要員としてはルシファーやイブリースすら上回るが、唯一にして最大の欠点はマイナスパッシブである「不運」を持つこと。
宝箱や牢屋の質が落ち、周回時の実入りを悪化させてしまう。性質上数を連れていくことになるので、そのぶん不運の効果が大きくなるという問題も。
ユニットは大半が酒場で買え、アイテムも基本的には店売りのもので事足り、資金も鉱石や宝石より万金で稼ぐ方が楽な昨今では以前ほど大きな欠点とはならないが、侵略塔でサタン掘りをする際などは気にして連れて行かない魔王もいる。幸運と同じ仕様なのであればラストJには影響しないと言われることが多いがそのあたりは自己責任で。

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