うごくメモ帳

Last-modified: 2022-06-03 (金) 00:43:21

うごくメモ帳(うごくメモちょう)(Flipnote Studio)は、任天堂開発・発売のニンテンドーDSi?専用ソフトである。
略称はうごメモ
ここでは主にDSiのうごメモについて解説する。

概要

端的に言えば、パラパラ漫画を作れるアプリである。

日本では2008年?12月24日、北米では2009年?8月12日、欧州・豪州では2009年8月14日に配信が開始された。無料でダウンロード可能である。
2009年秋以降に出荷されたニンテンドーDSi、および2009年11月21日発売のニンテンドーDSi LLには同様に最初からダウンロード済みで内蔵されている。

ニンテンドー3DSには対応しておらず、ニンテンドーDSi/DSiLL本体からニンテンドー3DS本体への「ソフトとデータの引越し」で「うごくメモ帳 バージョン2.1」を引越しすることもできない。
ニンテンドー3DSでは、後継となる『うごくメモ帳 3D』が配信されている。

なお、『うごくメモ帳 3D』の配信に伴い、2008年12月から運用されていたネットワークサービス「うごメモシアター」「うごメモはてな」が2013年5月31日をもって終了した。
ただし、サービス終了後であっても「うごくメモ帳」の利用(メモの作成など)は可能である。
ニンテンドーDSiショップの終了に伴いショップ内の販売リストから消去されたため、2017年4月1日以降はDSiから購入出来なくなった。
現在の入手手段は、本作がプリインストールされているDSi LLを中古で入手する事のみである。

仕様

タッチペンで手書きメモを残せるDSiウェア。作成した手書きメモは「メモ」または「作品」と呼ばれ、本体保存メモリまたはSDメモリーカード・SDHCメモリーカードに保存される。
また、ソフト内のカレンダーの任意の日付に張り付けることができるため、日記やスケジュール帳としても利用可能。

タイトルの「うごく」の通り、メモを複数ページ書くとパラパラマンガのように再生でき、
各種機能を利用して簡単なアニメーションを作成することもできる。

ニンテンドーDSi内蔵のカメラを使って写真(白黒、白青、白赤)をメモとして残せるため、写真を使ったパラパラマンガも作成可能。
ただし、本体保存メモリやSDカードに保存されている写真は利用できない。

使うことのできる色は青、黒、赤、白の四色、紙の色は白と黒の2色からページ毎に指定できるが、
1ページ中に2色しか使用できず、メモのページ数は999ページまでの制限がある(ただし、1ファイル当たりの消費メモリが限られているため、上限に達するとページを増やせなくなる*1)。

DSi内蔵のマイクでメモにBGMや効果音を吹き込むことができる。BGMは1つ(約1分まで)、効果音は3つ(1つにつき約2秒まで)吹き込むことが可能だが、
BGM中に効果音を重ねて録音することによって実質無限に効果音を録音できる(ただしこの方法でBGMの長さを伸ばすことは無理)。

また、音声を録音した場合、スピードを上げたり下げたりすると音声のスピードが変わるだけでなくトーン(高さ)も変わる。

メモのスピードの数字と速さの関係は以下の通り。

スピード1秒あたりのページ数
10.5
21
32
44
56
612
720
830

保存

DSi本体の他、SDカードにメモを保存することが可能。
保存形式にはGIFも選択可能(ただしGIF化した場合はソフトから見ることは不能。また音声も保存されない)。

うごメモシアター

ネットワークを通じてアップロードできる「うごメモシアター」というサービスが存在した。
DSiから直接の他、パソコンからも「うごメモはてな」というサイトを通じて作品の閲覧やコメントが可能であった。
前述の通り、現在はネットワークサービスは終了している。

 

利用者はDSということもあって低年齢層が多かった。
サービス開始当時にニコニコ動画で流行っていたドナルドムスカ大佐キーボードクラッシャーといったネタが輸入され、うごメモでも大いに流行した。
ドナルド等のブームはニコニコでは2010年頃には沈静化したのだが、ニコニコでオワコンになってもうごメモでは普通に流行り続けた。そこに小学生特有のノリ等も相まって更なる発展を遂げ、次第に他所にはない独特の文化が構成されていった。
なおドナルドやムスカの人気に至っては後継サービスである3DS版のワールドうごメモギャラリーが終焉する2017年頃までずっと継続していた。

またこれらの独特の雰囲気の一方で、東方ボカロといった当時の10代~20代のオタク界隈で爆発的人気を誇ったジャンルの移植も盛んに行われており、DSしか持ってない小学生が東方やボカロにハマる格好の入り口としての側面も持っていた。うごメモ世代では初ボカロがうごメモという人もザラにいる。*2
今となってはキッズの頃にうごメモから入った人が成長し、そのジャンルの作者になってブイブイ言わせてるという事例もあるとかないとか…

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Flipnote Archive
うごメモに投稿されたほぼ全ての作品を検索、視聴可能なアーカイブサイト。2022年6月1日開設。

コメント

  • ひろしの日記昔見てたなー -- 幻想郷王国連邦政府? 2022-04-08 (金) 00:31:58

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*1 この仕様のため、全部白紙などでなければ基本的に900ページ超のメモは作成不能
*2 現在の中学生以下は想像し難いかもしれないが、当時はスマホやタブレットが普及しておらず(特にDSi時代は皆無)、ゲーム機のYouTubeアプリも無かったため、子供が直接ニコニコやYouTubeを見るのは難しかったという事情もある。親がパソコンを貸してくれない場合は完全に詰みだった