ご注文はうさぎですか?

Last-modified: 2020-12-27 (日) 16:05:27

ご注文はうさぎですか?(英:Is order the rabbit?)とは、Koiによる漫画作品、及びそれを原作としたアニメ作品である。まんがタイムきららMAXにて連載中。既刊8巻。
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概要

少女らの日常を描く「日常系?」作品として、そのひたすら可愛い作風から大ヒットした。現在ではきらら系の看板作品として、色々な意味で高い知名度を誇っている。略称は「ごちうさ」。

あらすじ

高校入学を機に、「石畳と木組みの町」へ単身引っ越してきた主人公・ココア。下宿先のカフェ「ラビットハウス」のオーナーの孫娘・チノを始めとした仲間たちと過ごす、楽しい毎日。

 
 

なお、スタバを爆破したり舞台が遊郭だったり「うるさいですね…」と発言したり猟奇展開があったりということは一切ありません。

キャラクター

ネタバレ注意
きらら系にしては登場人物が多く、レギュラー7人、準レギュラー6人体制となっている。なお各キャラクターの名前は、コーヒーや茶の銘柄に由来する。

  • ココア(保登 心愛(ほと ここあ))CV.佐倉綾音
    主人公。明るい性格で、ムードメーカー的存在。モットーは「会って3秒で友達」。意外と負けず嫌いな一面も。
    4人兄弟の末っ子であることから、姉キャラに憧れを抱いており、チノのお姉ちゃんになることを目指している。
    実家は田舎の高台にあるパン屋で、店は母親と姉が切り盛りしている。
    名前の由来はホットココア
  • チノ(香風 智乃(かふう ちの))CV.水瀬いのり
    風評被害の被害者喫茶店「ラビットハウス」のオーナーの孫娘。ココアの二歳下。ココアとは対照的に、内気で大人びた性格。しかし頑固なところも。
    初期はほとんど笑顔を見せず、ココアにも鋭いツッコミを飛ばしてばかりだったが、だんだん表情豊かになってきた。
    ココアに対してはツンデレ素直になれないこともあるが、徐々にお互いに信頼しあうようになってきた。

以下反転
そんなチノだが、幼い頃に母親と死別、さらにココアと出会う半年前には祖父と死別という意外に暗い過去がある。小さい頃の、今と違って無邪気な姿も作中に描写されているので、このことが彼女に与えた影響は大きかったのだろう。
名前の由来はカプチーノ

  • リゼ(天々座 理世(てでざ りぜ))CV.種田理沙
    小路綾ラビットハウスのバイト店員。ココアより一歳上。
    軍人である父親の影響で、モデルガン集めが趣味。また体育会系の熱いノリがよく出る。しかし実はかなりのお嬢様で、可愛い物や服が好きな一面も。
    運動神経抜群成績優秀*1で、裁縫の腕も確かとかなりのハイスペック。学校でも人気が高いのだとか。
    名前の由来はテデザリゼ(フレーバーティーの一種)。
  • シャロ(桐間 沙路(きりま しゃろ))CV.内田真礼
    ハーブティー専門喫茶店「フルール・ド・ラパン」のバイト店員。千夜の家の隣にある小屋ボロい家(クーラーなし)に住んでいる。かなり貧乏で、臨時のバイトをしていることもある。ただし携帯電話を持っていることや、ライフラインを止められた描写はないため、そこそこの生活はできているようだ。
    表情豊かで、おっちょこちょいな性格。カフェインを摂取すると人格が変わる*2
    本人はうさぎが苦手だが、何故かよくうさぎに絡まれる。とうとう家にうさぎが住み着き、飼うことになってしまった。また、リゼに思いを寄せている。
    両親は陶工として都会で働いていて、そのためか古物市で陶磁器を集めるのが趣味である。*3特技は吹き矢。

以下反転
実は重度のマザコンである。また、上記の貧乏も貯金しているため(ただし陶磁器を買って散財している)だということが発覚。「貧乏な苦労人」というシャロのイメージが瓦解してしまった。しかし一方で、親に迷惑をかけまいと努力していることも明らかになった。
名前の由来はキリマンジャロ(コーヒーの銘柄)。

  • 千夜(宇治松 千夜(うじまつ ちや))CV.佐藤聡美
    甘味処「甘兎庵」の女将の孫娘。ココアと同い年。大和撫子という言葉がしっくりくる、おしとやかな性格。甘兎庵で提供する和菓子に中二病っぽい名前を付けるのが趣味。*4シャロとは幼馴染みで、よくからかっている。その姿から、ファンからは鬼畜和菓子*5と呼ばれている。
    店の看板兎として、黒い兎「あんこ」を飼っている。
    名前の由来は宇治抹茶
  • マヤ(条河 摩耶(じょうが まや))CV.徳井青空
    活発で自由な性格の、チノの友人。チノと同い年。
    チノ、メグと合わせて「チマメ隊」と呼ばれている。リゼとは気が合うようだが、親が軍関係者だと思われている。
    兄がいるが、専らパシリにされている模様。
    名前の由来はジョガマヤ
  • メグ(奈津 恵(なつ めぐみ))CV.村川梨衣
    マヤと同じく、チノの同い年の友人。おっとりした性格で、バレエ講師の母親の影響が時折出ることがある。チマメ隊で一番成育が早い
    名前の由来はナツメグ
  • ティッピーCV.清川元夢
    香風家で飼われているアンゴラうさぎ。本名はティッピーフラワリーゴールデンオレンジペコ。少なくとも10年以上飼われていて、うさぎとしては長生き。
    チノの祖父(故人、タカヒロの父)の意識が宿っていて、喋ることもある*6。よくチノの頭の上に乗っている。水が苦手な他、甘兎庵の看板兎あんこによく追いかけられている。ちなみに性別はメス
    名前の由来は紅茶の等級。
  • 青山ブルーマウンテン(青山 翠(あおやまみどり))CV.早見沙織
    青ブルマ小説家で、ラビットハウスの常連客。おっとりしているが変り者で、よくストーキング担当の凛から逃げ回っていたり、セクハラ人間観察をしていたりする。ただ作品がアニメや映画になるなど、かなりの売れっ子のようだ。母校のお嬢様学校(リゼやシャロの通う高校)ではミス・エメラルドという伝説的な存在として伝わっている。
    人と目を合わせて話すのが苦手*7。高校入学までは都会に住んでいたという。
    名前の由来はブルーマウンテン
  • モカ(保登 モカ(ほと もか))CV.茅野愛衣
    ココアの姉。地元の高校を出て、実家のパン屋(HotBakery)の手伝いをしている。ココアの目指す「お姉ちゃん」像は彼女の影響が大きく、本人もココアの姉として努力している姿が描写されている。サプライズとモフモフしたものが好きで、重度のシスコン。
    名前の由来は言わずもがな。
  • ココアの母CV.皆口裕子
    優しくおっとりとしているように見えるが、娘たちと同じくサプライズやドッキリを仕掛けるのが得意。
    パン屋HotBakeryを営んでいて、雑誌で紹介されたり客の足音で店が揺れたりとかなり繁盛している模様。
  • ココアの父、兄
    ココアの父は8巻にしてようやく登場。都会で大学教授をしている。
    ココアの兄は2人いて、それぞれ法律家の卵、科学者の卵として都会にいるとのことだが、本編ではココアの回想でわずかに登場したのみ。モカやココアとの年齢関係は不明。
  • 香風タカヒロCV.速水奨
    チノの父。渋くダンディーな容姿をしているが、意外とファンシーなものが好み。夜に行っているラビットハウスのバータイムではカウンターに立っている。
    元々は軍に勤めていたらしい。ラビットハウスが経営難だった頃にジャズで店を救ったことがあるらしく、サクソフォンを吹いている描写がある。
    名前の由来は喫茶店の業務用具メーカーだと言われている。
  • 香風サキ(香風咲(かふう さき))CV.水樹奈々
    チノの母。故人。手品や歌が得意だったらしく、ラビットハウスのバータイムでよく披露していたという。また裁縫も得意だったようで、現在のラビットハウスの制服(夏服を除く)は全て彼女が作ったもの。
    名前の由来は不明だが、喫茶店向けの雑貨メーカーではないかと思われる。
  • リゼの父CV.東地宏樹
    軍人で、眼帯を付けているという厳つくダンディーな容姿。一方ドッキリを仕掛けるのが好きという一面もあるが、リゼには迷惑がられている。
    タカヒロとは長い付き合いらしく、ラビットハウスを手伝うこともある。
  • 千夜の祖母CV.一城みゆ希
    しかめ面が特徴で、厳しいように見えるがツンデレ優しい一面もある。実際職業体験で甘兎庵に来たチノにも厳しく接していたが、一方で菓子や茶を振る舞っていた。
    チノの祖父とはお互いライバル関係だったらしく、「ジジイ」「オニババア」と呼び合う関係だったという。
  • 宇治松千鳥
    千夜の母。バイヤーとして各地を飛び回っている。シャロの両親の陶器を贔屓にしている。名前の由来は不明。
    夫(千夜の父)は和菓子職人らしいが、本編未登場。
  • シャロの両親
    両親とも陶工で、普段は都会で工房を営んでいる。年数回は家に帰っているらしい。シャロの母のみ本編に登場。
  • ワイルドギース
    シャロの家に住みついたオスのうさぎで、傷のある強面から最初は「不良野良うさぎ」と呼ばれていた。家賃代わりにハーブを持ってくるなどなかなか義理堅いところがある。
    命名者はリゼで、部隊の名前からとったという*8
  • 真手凛(まて りん)CV.木村珠莉
    「生論社」に勤める青山ブルーマウンテンの担当編集者。いつもは逃げ回る青山に手を焼いているが、実際は休日にサシで遊ぶほど仲が良い。青山とは高校時代からの付き合いで、普段は「青山先生」と呼ぶが酔うと「翠ちゃん」と呼ぶ。
    名前の由来はコーヒーの銘柄であるマンデリンだと思われるが、本人はコーヒーが苦手*9
  • 狩手由良(かれで ゆら)
    お嬢様学校の吹き矢部の部長。リゼの父親とは軍関係で繋がりがあり、そのためリゼと仲が良い。大学もリゼと同じところに行く予定。
    名前の由来はカレンデュラ
  • 神沙夏明・映月(じんじゃ なつめ・える)
    ココアたちと都会で出会ったお金持ちの双子。
    名前の由来はナツメ生姜茶ジンジャーエール
  • 風衣葉冬優(ふいば ふゆ)
    チノが都会で出会った内気な女の子。チノと気が合い、すぐに打ち解けた。チェスが強く、よく猫を肩に乗せている。どうやら進学に伴って都会を出るようだが…?
    名前の由来はフィーバーフュー
  • 支配人コンビ
    ココアたちが都会で宿泊したホテル「ロイヤル・キャッツ」の支配人と副支配人。両方とも抜けたところがある。青山の乳母。ノワールという猫を飼っている。

特徴

アニメ版のキャッチコピーでも「かわいさだけを、ブレンドしました」と言われている通り、美麗で可愛い絵柄が特徴。また妥協のない背景緩やかな人間関係にも定評がある。
またメインキャラクターにはそれぞれテーマカラーが存在していて、作中の服装やグッズにはそれぞれのテーマカラーが取り入れられる*10
アニメ版では音楽の展開が盛んで、キャラソンだけで130曲を超えている。ライブイベントの他にもDJイベントオーケストラ演奏会(予定)など独創的な試みが多い。

ネット上での人気

ニコニコ動画では、無料公開されている1期1羽が、公式アニメの再生回数1位となる(現在は2位)など、かなりの人気を誇る。弾幕文化が盛んで、「あ~^こころがぴょんぴょんするんじゃぁ^~」*11「(`0言0*)<ヴェアアアアアアアア」などが有名。詳しい説明をすると長くなるので、ここでは割愛。

5(2)ちゃんねるでは、「うるさいですね…」コピペや遊廓ネタ、黒ココア・黒あんこSSなど原型を留めていない二次創作が流行。ただし、これらのネタは過激なため、本気で嫌悪するファンも多いので注意。

twitterやpixivでは様々なファンアートがアップされている他、twitterでの生誕祭(誕生祭)が盛んで、特に香風智乃生誕祭(12/4)はtwitterトレンド入りを果たした。

公式サイトは、エイプリルフールネタが異様に手が込んでいる*12ことで有名で、毎年大きな話題となる。魔法少女チノなど、原作に逆輸入されたネタが存在する上、2019年のエイプリルフールでは原作の重要設定(チノの母の名前)が謎解き形式で発表され、ファンの度肝を抜いた。

アニメ

第一期 ご注文はうさぎですか?
第二期 ご注文はうさぎですか??
劇場版 ご注文はうさぎですか?~Dear my sister~
OVA ご注文はうさぎですか?~Sing for you~
第三期 ご注文はうさぎですか?BLOOM

ごちうさの謎

舞台設定

当作品の主な舞台は石畳と木組みの町(通称木組みの町)で、その町並みはヨーロッパ風のものとなっている。実際に、フランスのコルマールやストラスブール、ハンガリーのセーチェニ温泉などでロケハンが行われている。
しかし和食文化(甘兎庵)が存在し、日本語を使用*13、通貨単位がであるなど、日本的な描写もある。そういったことから、様々な説が唱えられている。

  • 第二次世界大戦で枢軸国が勝利した世界線説
    枢軸国が勝利し、フランスを日本が統治しているという説。しかしこの場合、フランスは大戦中に占領されたドイツの支配下になるのではという見方が強い。
  • 新潟説
    アニメ1期1羽でココアの所持していた地図が新潟に似ていると言われたため。ただ一致するというほどのものではなく、もっぱらニコニコ動画での弾幕のネタとなっている。
  • 杉並説
    アニメ2期で登場した、ココアの実家からの手紙の宛先が杉並区内だったことから。ただしこれは制作会社の一つであるキネマシトラスの住所*14であり、差出人の住所も同じく制作会社のWhitefoxの住所であることから、制作陣による小ネタだと思われる。
    そもそも、この説だと両方とも杉並区内にあるため、わざわざココアが下宿したり何時間もかけて帰省したりする必要がない。
  • パラレルワールド説
    ごちうさの世界にはいくつかの並行世界が存在するという説。エイプリルフール企画のうち、2019年の「CLOCK WORK RABBIT(クロラビ)」と2020年の「Regene Play Rabbit(リプラビ)」は、それぞれ「近未来の東京」と「退廃した未来」を舞台としている。これらは、どちらも並行世界の存在が示されて*15おり、さらに本編にも(夢オチではあるが)クロラビの世界線が登場していて、本編とクロラビとリプラビのそれぞれの世界線が並行して存在していることが示唆されている。この中でもクロラビは舞台(東京都内各地)まで詳しく現実的な設定がされているため、リプラビと本編は現実世界(クロラビ)から見た異世界にあたるのではないかとされる。

ただ、現役軍人(リゼの父)が登場することから、少なくとも現代日本ではない地域が舞台だと思われる。

作者・Koi先生について

作品がこれほどの人気を誇っている中、この作品の作者であるKoi先生の素性は謎に包まれている
表舞台に出てくることがなく、またプロフィールもほとんど分かっていない。
元々同人で活動していた作家が多く、作家のコミケ参戦も少なくないきらら系では珍しい。

そのため、いくつかの説が挙がっていた。

  • 複数人の創作集団
    これなら表舞台に出て来ない理由付けにもなるが、裏付けが何ひとつ無い。
  • アシスタントが名義を引き継いだ説
    単行本4巻の表紙イラストがそれまでと激変していたことから言われ出すようになったが、そもそも4巻で絵柄が激変というのは表紙の話で、本編を見ると徐々に変わっていったのが分かる。

しかし、アニメ版の監督へのインタビューではアニメ制作の現場に出入りしていることが発覚、また過去にはpixivに絵をアップしていた*16とも同人誌を制作していたとも言われており、現在では上記の説が取り沙汰されることはほとんどない。また、過去にお互いの作品で交流を行っていることから、『きんいろモザイク』の作者原悠衣先生と交流があるのではないかと言われている。
最近ではグッズ絵や「きららファンタジア」のキャラ絵、アニメ関連など、かなり忙しいはずだが、毎回カラーページのある雑誌連載休載しないことから、かなりの速筆なのではないかと言われている。

その他

  • アニメ「ぱすてるメモリーズ」(2019年冬放送)の2話において、一部場面に当アニメからのトレース疑惑が浮上した。結局2話は封印され、ソフト化や配信は行われていない。

コメント欄

  • ご注文はうなぎですか? -- 2020-01-14 (火) 21:13:10
  • 強さランクは? -- 2020-07-05 (日) 16:44:36

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*1 推薦で大学に受かった
*2 大体ハイテンションになる。
*3 作中では陶器フェチと表現されているが、実際に集めている描写があるのは磁器。
*4 ただし、彼女自身は中二病というわけでもないようだ
*5 同じ雑誌に掲載されているきんいろモザイクの大宮忍のあだ名、「鬼畜こけし」にちなむ。
*6 表向きはチノの腹話術ということになっている。
*7 克服したのか、あるいは作者が忘れているのか最近は普通に喋っている。
*8 実際に同名のアイルランド人傭兵部隊が存在した。
*9 ただしチノの特製ブレンドは飲めるとのこと。
*10 原作でも戦隊ものになぞらえてラビレンジャーとネタにされている。
*11 元ネタが元ネタなので、公式では「こころぴょんぴょん」と表現される。
*12 2020年は延期し、4月22日に開催された。
*13 ただし、アニメ版で登場した手紙の宛名は何故か英語で書かれていた
*14 何故か「南荻窪」の「南」が抜けている
*15 クロラビリプラビ
*16 現在はごちうさの表紙絵のみアップされている