アントニオ・サリエリ

Last-modified: 2021-09-28 (火) 17:47:54


私は、死だ。私は、神に愛されしものを殺さねばならぬ。……我が名はサリエリ。いいや。違う。私は、私は誰なのだ…………––––––

アントニオ・サリエリとは、Fate/Grand Orderに登場するアヴェンジャーのサーヴァント。
CV:関俊彦

概要

略歴

Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』にて登場。本編開始前に瀕死のアマデウスに出会い、「全てが終わったら、きらきら星を弾いてくれ」という遺言と自らを「アマデウス・オルタ」だと認識する呪いと共に、後を任され、自身をアマデウス・オルタだと誤認したままイヴァン雷帝を眠らせるためにピアノを弾いていた。
グレゴリー・ラスプーチンに命じられ、主人公達を襲撃したが、仮面を割られ、顔を見られたことでアマデウスであることを否定され、自分がアントニオ・サリエリだと思いだし、異聞帯によって洗脳されていたと勘違いして主人公と戦っていたカドック・ゼムルプスとアナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァに攻撃を仕掛けた。
その後は主人公達と共に叛逆軍に所属し、生きることで精一杯のヤガ達に、音楽の素晴らしさを訴えかける。主人公が不在の間にミノタウロスの宝具を使った奇襲で捕縛され、グレゴリー・ラスプーチンから真実を教えられる。
山岳型魔獣と結合した状態のイヴァン雷帝との戦闘では、宮殿で己とアマデウス、そして二人の関係性を生んだ時代そのものを燃やし、己の憤怒と絶望を叩き付け、人生の全てを込めてピアノで弾いた「怒りの日」で、イヴァン雷帝の精神に音が入り込み、心を縛り上げることで弱体化に成功する。
空想樹が切除された後、役目を終え今にも消えそうな状態のまま、アマデウスの遺言に従って異聞帯が消滅する時までイヴァン雷帝のピアノできらきら星を弾き続けた。

人物

マスターの命令に従い、対象を速やかに仕留める優秀なサーヴァント。そこに人間的な性格や意思が介在する事はない。
本来は思慮深く落ち着いた性格の持ち主だが「無辜の怪物」と化してしまった事で彼の精神は既にひび割れ、死神の伝説にも等しい『灰色の男』と融合した事も悪い方へ働いた。
アマデウスを目にした時、彼は恐らくマスターの命令を無視し、殺戮の暴走機械となり果てるだろう。
本来であれば反英雄として座に刻まれる事は無かったが、英霊の座に刻まれた由来から攻撃的な存在と化したため、意思疎通が困難なタイプ。扱いには注意が必要。
独り言が多く、ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕?巌窟王?とは波長リズムが合う(と本人は思っている)が、ファントム?とは波長リズムが合わない。
マリー・アントワネット?の前では借りてきた猫のように大人しくなる。
作曲家を目指す子供は「天才か、馬鹿か、破綻しているか」のどれかだったため、純朴な子供の相手は経験が無いため苦手。

真名

アントニオ・サリエリ。稀代の音楽家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの友人。
サリエリはかつての宮廷楽長の立場を追われはしたものの、尊敬すべき音楽家として尊敬を集める存在であり、数多くの音楽家やその子弟を弟子にしていた。
その中にはモーツァルトの一番弟子であったジュスマイヤーやモーツァルトの息子であるフランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト、そしてルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンらが含まれた。
だが、1820年代「モーツァルトはサリエリによって殺害された」という伝説が突如として世界に広まっていった。
事実と異なっているにも関わらず、人々は「神に愛された天才と、それを深く恨み命を奪わんとした秀才」という残酷な物語を夢想した。
老年のサリエリが弟子モシェレスへと告げた「悪意ある中傷以外の何者でもない」という言葉さえ、罪の告白として流布された。
罪を悔いて老人は自らナイフで喉を切ったとする噂さえ、まことしやかに囁かれた。
そして長い時を経た後――謂われなきモーツァルト暗殺伝説によって存在を歪められ続けたサリエリの存在は、
同じくアマデウスの最後にまつわる伝説『灰色の男』と習合し、サーヴァントとして現界を果たす。
人を害する反英雄。悲しき者。怒れる者。神の愛し子を殺す者。一騎の「無辜の怪物」として。

ステータス

筋力耐久敏捷魔力幸運宝具クラス別能力
BCACBC復讐者:C
忘却補正:B
自己回復(魔力):C

保有スキル

  • 無辜の怪物:EX
    生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
    誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。
    生前、残虐な行いをした者ほどこのスキルを持ちやすいが、中には権力者によって、怪物と貶められるケースもある。
    「後世の風評によって本来の姿が捻じ曲げられる」という特性上、良くも悪くも本来の能力から掛け離れてしまう。そのため基本的に「伝承・伝説(英雄)としての強さを超えることはできない」サーヴァントとしては異例に、それ以上の力を発揮できる可能性がある。
    後年に流布されたモーツァルト暗殺伝説が世界へと浸透するにつれ、無辜の怪物と化す他になかった。
  • 慟哭外装:A
    サリエリは反英雄としての外殻・外装を纏う。
    これは、モーツァルトについての記録にしばしば登場する『灰色の男』───1791年7月に現れて「レクイエム・ニ単調」の作曲を依頼したという死神の如き存在と混ざり合い、習合したが故の能力である。
    戦闘時、サリエリは自動的にこれを身に纏い、殺戮の戦闘装置として稼動する。
  • 燎原の火:B
    呪わしいほどに広まっていった風聞、モーツァルト暗殺伝説の流布はまさしく、燎原の火の如くであったという。
    サリエリは自らを生み出したに等しい人々の悪意、中傷、流言飛語、デマゴーグ、おぞかしき囁きを自らの力とする。
    対象とした集団の精神をたちまち弱体化させる他、強烈な精神攻撃としても機能する。
    対象が魔術的防御手段を有していなければ、自死させる事も可能。

宝具

  • 至高の神よ、我を憐れみたまえ(ディオ・サンティシモ・ミゼルコディア・ディ・ミ)
    ランク:C
    種別:対軍宝具
    レンジ:1~20
    最大補足:50人
    一箇の生物にとっては制御不能なまでに巨大な殺意を圧縮・凝固させ、更には魔力と混ぜ込むことで、精神と肉体の双方を蝕む破滅の曲を奏でる。
    「生前のサリエリ」が決して持ち得る筈のなかった「無辜の怪物たるサリエリ」だけが有する、絶技にして音楽宝具。
    ……だが悲しきかな。アマデウスに匹敵するほどのその「音楽」を、アヴェンジャーと化したサリエリは永遠に「音」として認識できない。

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