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インロン

Last-modified: 2019-06-14 (金) 17:10:45

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概要 Edit

角竜類レプトケラトプス科。
ジュラ紀後期の中国に生息していた最古の角竜類(トリケラトプスなどの仲間)で、大きさは1メートルくらい。
名前は「隠れた竜」という意味で、発見された地域の近くで撮影された映画にちなんでつけられたとか。

特徴 Edit

前足が短いので主に二足歩行していたとされる。
そして角竜でありながら角もえりかざり(後頭部の盾みたいなアレ)もなく、外見で共通するのはくちばしがあった事くらい。
このくちばしというつくりはかたい植物を食べられるようにする工夫だが、インロンの場合は口の先だけにとどまり、上あごには左右一本ずつ牙があった。
植物を食べる上で牙は特にいらないので、身を守るためとかオス同士の闘いに使ったとか言われている。
 
ちなみに頭骨は後ろの方が厚く、耳の上辺りの骨(鱗状骨(りんじょうこつ))に突起があることなど堅頭竜類(けんとうりゅうるい)(パキケファロサウルスの仲間)と共通する特徴を持っており、同じ祖先から分かれた証拠とされる。

プシッタコサウルス Edit

角竜類プシッタコサウルス科。
白亜紀前期(1億2000万年くらい前)の東アジアに生息していた角竜。インロンよりは多少進化しているがやはり角やえりかざりはなかった他、二足歩行が主だったようだ。
大きさは1.5~2メートル、名前の意味は「オウムのようなトカゲ」。横からみるとオウムのような顔に見えるのでこう名付けられた。
 
イメージ
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ちなみにプシッタコサウルスは頬骨が発達しており、正面から見ると六角形のような形をしている。
えりかざりや角より先に発達していたので、身を守るためorオス同士争う武器として使っていたようだ。
それ以外の特徴は胃石、集団保育、羽毛。
順を追って解説していこう。
 

  • 胃石
    主に竜類類(カミナリ竜)などに見られた特徴で、小石を飲み込んで胃に貯めておくことで植物をすりつぶして消化しやすくするしくみ。一部の肉食恐竜でも見られた。
    現代の生物では鳥類、爬虫類などが持っているスナギモがこれに近く、種類によっては小石を飲み込むものも(正確には砂嚢(さのう)といい、のどと胃の間にある)。
    なお首長竜も胃石を持っていたが、こっちは消化の助けではなくバランスを取る重りだったとされる。
    ちなみに胃石がすり減ると自ら吐き出し、新しい小石を探して飲み込んでいたらしい。
     
  • 集団保育
    ある大人の個体の化石は34匹もの子供の個体と一緒に発見された。この子供たちはほとんど同じくらいだったが、すべて同じ親から生まれたとは考えにくいので、集団保育でまとめて世話をしていたのではないかと考えられている。
     
  • 羽毛
    腰から尻尾にかけて長く粗い羽毛のようなものがあったらしい。
    ディロング(ティラノサウルスの先祖)やベイピャオサウルス(テリジノサウルスの仲間)、シノサウロプテリクス(コンプソグナトゥスの仲間)といった具合に小型の肉食恐竜にはしばしば見られたが、明確な草食恐竜に羽毛があったのは珍しい。
    他にはティエンユロンという小型の草食恐竜にも羽毛があったようで、羽毛とは元々体温を保つために登場したという説が主流になっているのだ。
     
    ※ベイピャオサウルスは草食寄りの雑食だったと考えられている

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関連 Edit

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