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オーウェル(駆逐艦)

Last-modified: 2019-04-17 (水) 23:17:04

オーウェル.JPG
オーウェル(HMS Orwell)はイギリス海軍に所属していた駆逐艦で、O級駆逐艦の一隻
艦名オーウェルの由来はオーウェル川と思われる。

起工1939年9月3日
進水1940年5月20日
竣工1942年4月2日
就役1942年10月17日
引退1965年6月28日
基準排水量満載排水量(戦時)全長全幅吃水主機関
1610トン2220トン105m10.6m2.74m標準型三胴缶2基パーキンソンズ式ギヤードタービン2基
出力速力燃料搭載量航続距離乗員
40000馬力36ノット484トン3850浬/20ノット175名

※竣工時

兵装
45口径10.2cm単装砲×5基
53.3cm4連装魚雷発射管×1基
QF2ポンド砲(4連装ポンポン砲)×2基
20mm単装機関砲
爆雷投射機×4基
爆雷投下軌条×2基
機雷60発




艦歴 Edit

1942年 Edit

就役後11月オーウェルは重巡洋艦ロンドン?サフォーク?の護衛を駆逐艦オビディエント?オブデュレート?と共に北極圏のスヴァールバル諸島まで務めた。
12月16日に駆逐艦二隻と戦艦アンソン?と共にアイスランドに到着した。
その後燃料補給をしてアイスランド東部のセイジスフィヨルズルからソ連コラ湾行きJW51B船団とオーウェルを含めた護衛は出航した。

12月22日にJW*151B船団はスコットランドのロッホ・ユーを出航した、このときのJW51B船団の陣容は14隻の商船と護衛の駆逐艦アケイティーズ?オンズロー?、オブデュレート、オビディエント、ほかにコルベットと武装トロール船が二隻ずつ、掃海艇一隻がいた。

12月30日午前ドイツ潜水艦U-354?が船団を発見、ドイツ艦隊に通報した。
31日8月20分駆逐艦オブデュレイトがドイツ駆逐艦を発見、その後オンズローがドイツの重巡洋艦アドミラル・ヒッパー?を発見した。
オーウェルを含むイギリス駆逐艦は煙幕を張って商船を守るために前に出た、また商船自身も煙幕を張り身を守った。
オーウェルはアドミラル・ヒッパーの砲撃が直撃したオンズローを援護しつつ応戦、ドイツ側の消極的な攻撃*2と吹雪と煙幕の視界不良に救われ、アケイティーズと掃海艇が沈没、商船の沈没は無しと辛くも海戦に勝利した。*3

1943年 Edit

1月オーウェル無事ソ連コラ湾に到着、1月21日からスコットランドのロサイスにて修理を開始した。
2月オーウェルはほかの駆逐艦や巡洋艦と共に引き続きアイスランド~ソ連の船団護衛に悪天候にめげず従事する。
3月も引き続き悪天候ノ中船団護衛に勤しむ日々、途中悪天候に見舞われはぐれた船を捜した。
3月後半は大西洋を横断する船団護衛に従事、Uボート*4の警戒に当たった。
31日に船団から切り離され、アイルランド島のロンドンデリーに向かい5月中旬まで修理と整備をし、艦隊と合流するためスカパ・フローに向かった。
その後ジブラルタルまで駆逐艦オンズローと共に戦艦ハウ?の護衛をして5月25日に無事到着し翌日から駆逐艦オンズローと共に戦艦ネルソン?の護衛をし30日に本国プリマスに無事到着した。
6月スカパ・フローにて戦艦デューク・オブ・ヨークと空母フューリアス?の護衛に従事し、その後スカパ・フローで整備の為に入渠した。
7月入渠を済ませたオーウェルは本国艦隊に復帰、アメリカの戦艦サウスダコタ?や空母ユニコーン(航空母艦)?のノルウェー沖での作戦を支援した。
8月航空機の攻撃で沈没したUボートU-489?の生存者を救助した。

その後オーウェルはケベック会議のためにカナダに向かう首相チャーチルが乗船する客船クイーン・メリーを複数の艦と共に護衛した。

10月オーウェルはUボートの攻撃で沈没したポーランド駆逐艦オルカン?の生存者を救助した。
その後11月~12月までソ連行きの船団護衛従事する。

12月オーウェルはJW55B船団の護衛をしていた、船団はドイツに捕捉され攻撃を受けたが護衛艦艇が反撃しドイツの戦艦シャルンホルスト?は撃沈された。まぁオーウェルは護衛対象につきっきりだから貢献はしてないようだけど
船団は無事ソ連に到着、帰りの船団護衛もおおよそ平穏だった。*5

1944年 Edit

オーウェルは2月から3月の初めまで改装を受けその後4月中旬まで船団護衛に従事した。   

ノルマンディー上陸作戦の演習のためにアメリカとイギリスは合同訓練を実施、オーウェルは訓練に参加する揚陸艦の護衛についていた。
しかしこの訓練は秘密とされ敵を見つけたのに機密保持のために発砲できなかった陸上の砲兵隊、発見し通報したいたのにも関わらずアメリカ軍とイギリス軍の周波数の違いで報告が行き渡らないなどの不手際が重なり、揚陸艦はドイツのSボート*6からの襲撃を受けてしまう。
反撃に転じようとするもSボートは煙幕を張りあっという間に撤退、撃沈はおろか損傷すら与えられず、オーウェルは沈没した揚陸艦の生存者の救助をした。

6月ノルマンディー上陸作戦中はイギリス海峡東部で上陸船団の護衛に従事した。

その後は北海やソ連行き船団の護衛をして、12月1日にはJW62船団を護衛中にドイツ潜水艦U-387とU-365を他の護衛艦艇と共に撃沈した。

同月ホーミング魚雷で損傷した駆逐艦ゼファー?をスカパ・フローまで曳航した。

1945年 Edit

その後も軽微な損傷とその修理を繰り返しつつ、ソ連に向かう船団護衛と機雷敷設に従事し終戦を迎えた。これぐらいしか書くことない

戦後 Edit

戦後1947年~1949年まで予備役にされたが翌年オーウェルはサウザンプトン対岸の島にあるカウズという街で再整備を受け、1950年~1952年まで保管されていた。その後ロサイス造船所でオーウェルは16型フリゲートとして生まれ変わった。
1953年オーウェルはエリザベス2世の戴冠式を祝う観艦式に参加した。
1953年~1958年までプリマスに所属し1959年12月再び予備役になり1965年6月28日John Cashmore Ltdに売却されニューポートで解体された。

フリゲート改装後のオーウェル.jpg

16型フリゲートとして改装後のオーウェル
  • 16型フリゲートとしての要目
     
    基準排水量満載排水量(戦時)全長全幅吃水主機関
    1800トン2300トン110.57m11.51m4.42m標準型三胴缶2基パーキンソンズ式ギヤードタービン2基
    出力速力乗員
    40000馬力32ノット175名
     
    兵装
    45口径10.2c連装砲×1基
    53.3cm4連装魚雷発射管×1基
    ボフォース40mm連装機関砲×1基
    ボフォース40mm単装機関砲×3基
    スキッド対潜迫撃砲×2基
     
    FCS
    STD 主方位盤
    レーダー
    293Q型 目標捕捉用
    974型 航海用
    ソナー
    174P型 捜索用
    170型 攻撃用

関連項目 Edit

駆逐艦一覧

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Tag: 軍事 海軍 駆逐艦






*1 JWはアイスランドからイギリスを経由してソ連に向かうという意味
*2 ヒトラーから危険を冒すなと言われておりチャンスはあったようだが積極的な攻勢には出られなかった
*3 オンズローが大破、オーウェルを含む駆逐艦と商船一隻が損傷した
*4 ドイツ軍潜水艦の総称
*5 Uボートが攻撃を試みて失敗している。
*6 魚雷艇