サテラビュー

Last-modified: 2021-12-06 (月) 17:23:35

サテラビューとは、任天堂が発売したスーパーファミコンの周辺機器である。

 

任天堂の謎ゲーム機その2

概要

サテラビューは、現在でも他に例がない、非常に珍しいサービスを目的に発売された。

それは、BS放送とゲームの連動である。

  • パターン1(ゲーム主体の番組)
    • 最初に放送衛星からゲームのデータが送られてくる。
      そのゲームと同時に専用のラジオ番組が放送され、攻略のヒントなどが提示される。
      プレイヤーはそのラジオを聴きつつゲームを進めていく。

あくまでラジオ番組の一種なので、数時間の制限時間内にクリアせねばならない。ラジオをよく聴いてヒントを最大限に活かすことが求められる。

  • パターン2(ラジオ主体の番組)
    • ラジオにて普通のクイズ番組やトーク番組が放送される。
      クイズの答えや質問コーナーのお便りなどをスーファミから投稿する。

今で言う、視聴者がdボタンで参加できるタイプのクイズ番組に近い。
現在と違い当時は手紙しかリクエスト等を送る方法が無かったので、リアルタイムでDJとやりとりできるラジオ番組は新鮮だったという。

 

……これらが、サテラビューの遊び方だった。
現在あるもので例えると、ビットワールドの生放送スペシャルをより本格的にしたようなもの、といった感じか。
……それどころか、ある意味ニコニコやYouTubeを筆頭としたオンライン生放送を数十年先取りしたものとも言える。

 

これらのサービスを、元々ゲームとは無関係に存在していたBSラジオ局『St.GIGA?』(セントギガ)と連携することで実現した。

苦戦

だがしかし、このサテラビューはバーチャルボーイの如く苦戦に陥ってしまう。
要因としては、サテラビューを売ってる店が少なかったこと、タイミングが悪くプレステやセガサターン、そして自社のNINTENDO64といった次世代機が登場してスーファミの人気が落ちたこと、何より当時まだBSを受信できる家が少なく、もしBSが無い家でサテラビューをやるとなるとクッソ高いBS設置から始めないといけなかったことが挙げられる。
要するに時代を先取りしすぎたという事だ。やっぱりバーチャルボーイの二の舞じゃないか(呆れ)というかやってる事がまるでセガみたいだぁ…(直喩)

こうして、サテラビューはゲームの歴史の闇に葬られていった。

 
 

とはいえ、サテラビューのサービスの経験はWii以降のインターネット機能の本格化の際に大いに役立ったので、完全に無駄となった訳ではない。
また、ゲームは関係ないが、今日のデジタルテレビのデータ放送システムのモデルの1つになったとかなってないとか。

余談

本サービスにあたって任天堂と提携した『St.GIGA』は、なかなかトチ狂った放送内容をしていた。興味があれば調べてみてほしい。

関連項目

バーチャルボーイ…任天堂の謎ゲーム機その1

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