Top > シーラカンス


シーラカンス

Last-modified: 2019-06-21 (金) 09:42:35




概要 Edit

いわゆる「生きた化石」としてお馴染みの珍しい魚。
 
最初の仲間は4億年前の古生代デボン紀に現れ、中生代に世界中の海で繁栄し、恐竜が絶滅したあともひっそりと生き永らえてきた。
新生代からは化石が見つからなかったので白亜紀に絶滅したとされてきたが、1930年代に南アフリカで化石ではない個体が発見され、その発見者であるラティマーという女性学者にちなんで「ラティメリア」と名付けられた。
ちなみに当時から漁師の間では「たまにかかる変な魚」として知られてはいたらしい。
 
そして1998年にインドネシア沖で別の種類のシイラカンスが見つかったため、シイラカンスは2種類いることになった。
 
現在のラティメリアはせいぜい2メートル弱だが、白亜紀前期に生息していた「マウソニア・ラボカティ」という種類はなんと4メートルもあった。
 
元々は海だけでなく池や川にも棲んでおり、水が干上がるとヒレを使って近くの水場に移動していた。ついでにうきぶくろを使って空気呼吸もできたので、これが後々肺や手足に変わっていったのだ。
 
ということで昔はエウステノプテロン共々両生類の祖先と言われることも多かったのだが、あくまで彼らの祖先と同じグループの仲間だったというだけで直接の祖先ではないとされている。

  • エウステノプテロン
    説明文B2_13_JP_K3_06_P3エウステノプテロン02.jpg.jpeg
    3億7500万年くらい前に生息していた肺魚の一種。
    大きさ1.2メートルで、名前の意味は「とても強いヒレ」。ヒレに指の原型となる骨があり、アカントステガイクチオステガのような初期の両生類の指が7~8本もあったのはその名残(こいつの「指」は7本)。
    短時間なら水から上がって活動できた。
     
  • パンデリクティス
    img_1.jpeg
    全長1.3メートル。目が上向きについており、ヒレにもよりはっきりと指らしき部分ができてきた。
    名前の意味は「パンダーさんの魚」。
  • ティクターリク
    images-22_1.jpeg
    今のところもっとも両生類に近いとされる魚。魚のくせに首のようなくびれができ、ヒレもより手足に似たつくりになった。大きさ2.7メートル。
    名前の意味はイヌイット語で「カワメンタイ」。
    湖や大きな川に棲むタラの仲間である。
    images-25.jpeg

 
s5s.jpg.jpeg
シーラカンスにはあばら骨やかたい背骨がなく、言うなれば柔らかいパイプのような感じになっている。
お腹側の白いものがうきぶくろ。
 
ちなみにシーラカンスのウロコは「コズミン鱗」といい、象牙質とエナメル質(つまり我々の歯と同じような成分)でできている。
古生代の魚は普通に持っていたのだが、今ではシーラカンスしか持っていないレアな特徴。
 

魚としての道を歩む事を選んだグループなので肺(うきぶくろ)は退化して油が詰まっており、水から揚げれば当然死ぬ。かつて陸上へチャレンジした仲間たちは現在の子孫をどう見ているのだろうか。

主なシイラカンス Edit

  • ミグアシャイア
    記念すべき初代シイラカンス。大まかな体型は変わらないが、尾が上に伸びている。全長45㎝。
  • カリドスクトール
    デボン紀に生息していた小型のシイラカンスで大きさは15㎝くらい。
  • アクセルロディクティス
    images-24.jpeg
    白亜紀に生きていたシイラカンスで、頭が小さいのが特徴。大きさ1.4メートルくらい。
  • マウソニア
    最大のシイラカンス。体型は現在のシーラカンスに近い。
  • ラティメリア
    現在のシイラカンス。アフリカ産はカルムナエ、インドネシア沖で見つかったものは「メナドエンシス」という。
    夜行性で水深150~200メートルくらいの岩場に棲み、頭を下にした姿勢で獲物を探しているらしい。
    大きさはカルムナエが2メートル弱、メナドエンシスが1.4メートルくらい。
     
    シーラカンス大集合
    images-23.jpeg

コメント Edit


URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

観覧者数 Edit

現在?
今日?
昨日?
合計?

タグ
Tag: 古生物