ジャックポットサッドガール

Last-modified: 2021-10-16 (土) 17:12:53
受け入れ難い心情をねじ込むのが愛なんだ。

概要

ジャックポットサッドガールとは、Colorful PaletteとSEGAが運営するゲームアプリ「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク(以下プロセカ)」に、ボカロPのsyudou氏が書き下ろした楽曲である。
この曲は、ゲーム内ユニット・25時、ナイトコードで。の朝比奈まふゆがメインのイベント「囚われのマリオネット」で書き下ろされた。
プロセカのキャラクターが歌う「セカイver.」の歌唱は、25時、ナイトコードで。+初音ミク。
VOCALOIDが歌う「バーチャルシンガーver.」の歌唱は、初音ミク。

歌詞

標準偏差以内の人生
表情殺して腐った品性
ほらほら気づけばまた
ただただ過ぎ行く日々
表現欲も非凡な才も
漫然と生きてちゃなんもなんないの
ヤダ ヤダ アタシはヤダ
嘆けど変わらぬまま
受け入れ難い心情をねじ込むのが愛なんだ

アタシはジャックポットサッドガール
分かり合えぬまま 点と線でエンドロール描く日々の中
誰にも言えないまんま抱えた想いこそ価値があるんだ
探していた答えだって 未来みたいに手の中に

正論ばっかじゃちょーつまんない
人生は一種のジョークなんだ
ハローハロー気の向くまま
その音鳴らせばほら
精神相場はちょー不安定
安定な策とかホント退屈さ
見て見てアタシの中
心の奥底にある
黒く澱んだ水槽に映るのは微笑だった

ジャックポットサッドガール
分かり合えずとも 心の臓のビートを強く響かせて
胸張り正々堂々正面突破で間違えるんだ
隠し持った似合わないナイフ 異端ゆえの最先端

ひーふーみーよー
いーむーなーやー

ねぇ先生 ここ無法地帯
あなた曰く既に廃れ枯れたアネクメーネ
草木生えず人類の住めなくなった
チープでキッシュな小惑星
ねぇ先生あなたバカじゃないの
未だ滾る感情を知らないの
凝り固まってんならお勉強
ここで無垢で無知で無為な賛美を見せつけるわ

それでもジャックポットサッドガール
分かり合えるかな どんな不安も怠惰もみな抱えたまま
誰にも言えないまんま 自分のまんまで勝ち上がるんだ
探していた答えだって 未来みたいに手の中にあった

プロセカへの実装・楽曲データ

セカイver.が2020年10月20日に、バーチャルシンガーver.が11月30日に原曲MV付きで実装された。*1
ジャケットはこちら。

楽曲データはこちら。

 EASYNORMALHARDEXPERTMASTER
難易度913182629
ノーツ数206258491647767

ちなみに曲の時間は1分35秒。
アナザーボーカルは、朝比奈まふゆver.の一種類。
記念すべきニーゴイベ書き下ろし曲一曲目。ニーゴに相応しい、ゴシック感漂うちょっぴり不気味な曲になっている。
一日一回挑戦できるライブ・チャレンジライブの効率曲としても活用されているが、MASTERをフルコンできないと効率は良くないので注意。

フルver.の公開

イベント終了後、バーチャルシンガーver.のフルが公開された。
特例として、セカイver.の2DMVは楽曲の初出から約10ヶ月後の8月2日に公開された。
セカイver.はプロセカ公式からのアップロード、バーチャルシンガーver.はsyudou氏からのアップロード。
ちなみにフル尺での曲の時間は3分06秒

セカイver.

それでもジャックポットサッドガール、分かり合えるかな。

イラストをろづ希氏が、映像をLye氏が手がける。
「囚われのマリオネット」で追加された衣装を纏った5人が、まふゆを中心に歌う。
ネタバレに近い表現になるため詳細は伏せるが、『囚われのマリオネットのまふゆ』から『現在のまふゆ』への変化が強く描かれているMVになっている
まふゆはMVの終盤に自分を縛っている糸を自らの意思で千切るのだが、これは『囚われのマリオネットのまふゆ』では到底できなかった行動であり、ニーゴでの出来事を通じて自分を取り戻しかけている『現在のまふゆ』だからこそできる行動である。
イベント開催から数ヶ月が経ち、その間にまふゆの成長が沢山描かれたからこそできた演出。公開発表時は「遅すぎ」と言われたこともあったが、結果的にまふゆ推しやニーゴ推しにはたまらないMVになったのではないだろうか。

バーチャルシンガーver.

黒く澱んだ水槽に映るのは 微笑だった

イラスト・動画はりゅうせー氏が手がける。
syudou氏らしい不思議な歌詞・曲調、りゅうせー節全開のMV、ミクの歌声…その全てが重なり合ってミステリアスな作品に仕上がっている。
不気味さと切なさ、希望が同居する一曲。ただ不気味でシリアスというだけではなく、縛られた苦しみの中戦う少女の姿が色濃く描かれているのも魅力。

syudou氏がこの曲に込めた想い

音楽ナタリーでの粗品氏とsydou氏の対談で、この曲は「砂の惑星」、そして「砂の惑星」製作者のハチ氏へのアンサーとして作った曲だったことが分かった。
「砂の惑星」が発表された当時syudou氏は衝撃を受け「アンサーを返したい」と思ったが、「自分がまだ跳ねていない*2」という理由から長らくアンサーを返せずにいたという。
「砂の惑星」は初音ミクの公式イベントであるマジカルミライ2017のテーマソングだったため、初音ミク公式からの仕事が来た時にアンサーを返せたら最高だ、と思っていた時に書き下ろしの依頼がプロセカからやってきたことでようやくアンサーを返すに至ったとのこと。
こちらにまだその対談記事が残っているため、詳しく知りたい場合は記事を読んでみることをお勧めする。

関連リンク

syudou氏のチャンネル
syudou氏のニコニコユーザーページ
プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク 公式チャンネル

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*1 どちらもショート版。
*2 有名ではない、まだまだ一人前ではないといった意味と思われる