セイヨウカボチャ

Last-modified: 2021-11-01 (月) 10:44:22

セイヨウカボチャとは、夏に畑に栽培されるうり科の蔓性の1年生植物である。

言語表記
英語Kabocha Squash, Japanese pumpkin
漢字栗南瓜
学名Cucurbita maxima
科名ウリ科

概要

南米の冷涼な土地が原産で、日本には幕末頃に渡来した。カボチャ類のなかでは我が国に最も遅く渡来した品種であるが今日には世界中に広まっている。明治頃から北海道でハッバードという果皮の硬い品種が栽培されていた。昭和初期には東京の立川市の農家が宮城県からセイヨウカボチャの種子を導入し『芳香青皮栗』を作出し、同時期に石川県では福島県の品種を導入して改良した『打木赤皮甘栗』が作出されている。
第二次大戦を経てカボチャ類の人気が低迷するなか東京オリンピックの年の1964(昭和39)年にはタキイ種苗が黒皮のえびすという品種を作出し、今日に渡って栽培されている。
それにより数々のセイヨウカボチャの新品種が作出され近年は未熟果を生食する品種や小型の果実を収穫する品種も生まれている。

品種

黒皮種
我が国のカボチャの生産の割合を多く占める品種。果形は扁球形で果皮が黒緑色。『えびす』、『みやこ』、『味平』、『くりじまん』などがあり、古い品種として『黒皮甘栗』がある。
赤皮種
皮が赤みがかった橙色をしている品種。このタイプの品種は古くからあり、日本には福島県の奥会津赤皮や石川県の打木赤皮甘栗などがあり、海外の品種としてアメリカのターキッシュターバンという横からみるとキノコのような形をしたものやフランスのルージュウィデタンプという扁球形の縦溝の入る品種がある。
青皮種
果皮が灰緑色の品種で、『芳香青皮栗』が有名な品種。黒皮系品種に押され生産数が激減したが農産物直売所でお目にかかることがある。海外の青皮系品種として深い溝の入るジャラーデールやクイーンズランドブルー等がある。
白皮種
果皮が灰色の品種。セイヨウカボチャの中では最も長持ちする。岐阜県のヘチマ型のスクナ南瓜や山形県の果頂部がポコリと飛び出たような形の蔵王、F1種の雪化粧や白爵などがある。
ミニカボチャ
手のひらサイズの新品種で、核家族向きに作出される。
栄養素は普通種の四倍もの量が含まれる。
品種として『坊ちゃん』や『栗坊』『ほっこり姫』等が挙げられる。
アトランティックジャイアント
果実が巨大に成長するコンテスト用の品種。日本では香川県の小豆島にて本種の大きさを競うコンテストを行う。
本種はセイヨウカボチャの中でも水っぽく味が薄いため食用にはあまり適当ではない。

コメント

  • いつもお野菜の記事を作って下さってありがとうございます。 -- 2020-06-07 (日) 21:39:53
  • こちらこそ、稚拙な文章を読んでいただきありがとうございます😊 -- 2020-06-08 (月) 01:47:05

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