デマ

Last-modified: 2021-10-23 (土) 15:34:40

デマとはデマゴギー(ドイツ語: Demagogie)の略。

概要

本来は政治的な目的を持って意図的に流す嘘を意味するが、転じて単なる嘘や噂・流言などを指すこともある。
特に前者の意味のデマを流す人物のことをデマゴーグ(独: Demagog)という。

噂や流言は、しばしば(前者の意味での)デマゴギーだったのではないかと捉えられることがある。
1990年代後半以降は、インターネットにあるブログや電子掲示板やSNSから広まる事例も増えている。

  • 1923年9月1日の関東大震災発生後、実際よりも大袈裟な、朝鮮人*1による略奪や暴徒化に関する流言があった。
  • 1973年10月、第四次中東戦争によりOPEC加盟6カ国が原油価格7割引き上げを決定すると第1次石油ショックが到来し、通産大臣だった中曽根康弘は10月19日に紙などの節約を呼び掛けたが、この頃から紙不足になるとの噂が広まった。1973年11月1日午後1時半ごろ、大阪千里ニュータウンの大丸ピーコックストアの宣伝用の特売広告に、(激安の販売によって)「紙がなくなる!」と書いたところ、突然300人近い主婦の列ができ、2時間のうちにトイレットペーパー500個が売り切れた(トイレットペーパー騒動)。
  • 1973年、愛知県小坂井町*2を中心として騒動となった事例。女子高校生達が国鉄飯田線(当時)の車内で自分達の就職先の話をしていて、豊川信用金庫に就職が決まった女子高生を、他の友人たちが「豊川信用金庫は危ないよ」とからかった*3。この友人の話を不安に感じた女子高生は親戚に相談を持ちかけ、その親戚は別の親戚に豊川信金について問い合わせた。ここから話の内容が「豊川信金が危ない」という噂に変質し、街中に広まり始めた。そして、豊川信金に預金を持っていた人物の目の前で、偶然仕事の都合で大金を豊川信金から引き出す旨の電話をした者が現れたことで、この人物は豊川信金が実際に倒産寸前であると勘違いし、この噂を善意で知人らに喧伝した。この結果、取り付け騒ぎが勃発し、豊川信金から全体として約20億円が引き出された(豊川信用金庫事件)。

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  • この記事嘘やで。本当のデマは正しい情報をばら撒くことだよ -- デマです 2021-10-23 (土) 15:34:40

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*1 厳密には大韓帝国は1910年で消滅、1945年に解放されるまで日本領となっていたため、国籍上は日本人であった
*2 現・豊川市
*3 金融機関を狙う強盗による防犯上の危険性を指しての発言だったという。なお、その時点では豊川信金は経営的には安定していた