トキ

Last-modified: 2021-10-17 (日) 16:35:44

※この項目では、種としての狭義のトキについて説明しています。グループとしての広義のトキについては「トキ亜科?」を、その他の用法については「トキ(曖昧さ回避)」をご覧ください。


↑最後の日本産トキ「キン?」の剥製
和名トキ
英名?Crested Ibis
学名Nipponia nippon(ニッポニア・ニッポン)(Temminck(テミンク), 1835)
全長70~80cm
翼開長*11.30cm
体重測定約1,600~2,000g

トキとは、ペリカン目トキ科トキ属に分類される鳥である。

詳細

日本を象徴する鳥の一つである。*2

ロシア極東、日本、中国本土に生息していたが、乱獲されていたため、絶滅した
その後、中国の陝西省でトキが生息しているのが判明した
現在は、佐渡島?(新潟県)と朝鮮半島?に再移入された。

体色は、顔は、皮膚が裸出しており赤色である。
くちばしは黒くて、脚は赤い。

顔は、皮膚が裸出しており赤色である。
非繁殖期は、全身は白色で、翼や尾羽の裏側は、朱鷺色?

重さは約75~85g、青緑色で、褐色の斑点がある。
繁殖期になると、頭、翼、背は灰黒色になる
卵は、長いところで約70mm、短いところで約45mm。

生態

ドジョウ?カエル?、小さな昆虫ザリガニなどを食べる。
江戸時代には、日本全国におり、害獣として嫌われていた。
トキは頭部に冠羽があり、警戒した時に逆立てる

繁殖期は、春から夏で、巣で産卵・育雛を行う。

絶滅

トキは、羽毛をとるために乱獲されていた。
そして、森林伐採されたり、農薬が使用され餌の生き物が少なくなってしまったため、2003年10月にトキは、絶滅した。

中国でも絶滅したと考えられていたが、1981年に再発見された。

日本と中国では、この種を保護するために大規模な飼育下での繁殖プログラムが開発した。

2002年に、中国国内に合計130のコロニーがあった。
北西部陝西省の研究センターでは、人工孵化と自然孵化を含めて26羽のトキの幼鳥を飼育した実績があり、
2002年7月31日、西北陝西省の孵化センターで、トキのヒナ7羽のうち5羽が孵化した。
孵化したヒナの親は、その研究センターで飼育されていた60組のトキのペアから選ばれた。

トキは,、保護条約であるワシントン条約の付属書Iに登録されている。

日本

1999年に中国から「友友」「洋洋」が贈呈されて、日本で初めてトキの人工増殖に成功し、「優優」と名付けられた。
翌年の2000年に「優優」のパートナーの「美美」が贈呈された。

2008年9月25日、佐渡トキ保護センターは、
2015年までに60羽のトキの野生復帰を目指すトキ再生プログラムの一環として、10羽を佐渡島に放鳥した。
日本での野生復帰は1981年以来となる。

2012年4月23日、新潟県佐渡島でトキのヒナ3羽の孵化が確認された。日本の野生でのヒナの孵化は36年ぶりとなる。
5月25日、ヒナのうち1羽が一時的に巣立った。

2019年に、それまで環境省のレッドリストには野生絶滅に指定されていたが、絶滅危惧1A類?に上昇した。

2021年に、佐渡島以外にもトキを放鳥して、野生化される国家プロジェクトが始動した。
島根県石川県新潟県の3県が意欲を示している

韓国

1979年に非武装地帯付近で確認されて以来、生息していることが確認できていなかった。
2008年の韓中首脳会談で胡錦濤元中国国家主席がトキのペアをプレゼントし、
2013年には習近平国家主席がペアをプレゼントしたことから、
韓国はトキの復元に力を入れた。

昌寧市の復元センターでは、これまでに360羽以上のトキを飼育していた。
韓国政府は、生物多様性の保護を推進するため、数十羽のトキを野生に戻している。

関連項目

  • トッキッキ?

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*1 翼を開いた時の先から先までの大きさ
*2 なお日本の国鳥はキジ?である。