ドジョウ

Last-modified: 2022-01-01 (土) 21:08:45


By Manoel Jr. CC BY-SA 2.0
ドジョウ(マドジョウ)とは、コイ目ドジョウ科に分類される魚である。

形状

全長は、10~18cm。雌より雄の方が小さい。

細長く、ウナギやヘビのような形をしている。
色は、黄色やオリーブグリーン、薄茶色やグレー、金色など様々である。
橙黄色の個体は「ヒドジョウ?」と呼ばれ、観賞用に売られている。
不明瞭な斑紋を持ち、地理的変異や個体変異が非常に大きい。

腹面は、淡色であり、斑紋がない.
尾鰭と背鰭に褐色の小斑がある。

口ひげは、上唇に6列、下唇に4対あり、餌を探すために使用される。

雌雄の違いは、胸ビレの形から見分けることが出来て、雄は胸ビレが伸びており先が尖っていて、胸ビレの根元に 骨質板がある。
雌は、腹びれは、雄に比べ丸くなっている

外来種のカラドジョウに似ているが、マドジョウは、口ヒゲが眼径*1の約2倍以下だが、カラは長くて4倍で、尾鰭基底上部に暗色斑がない。
非常に丈夫な魚で、水質の悪い場所でも生息することが出来る。
小川・水路の減少や農薬によって数を減らしている。

生態

アムーノレ川水系や沿海州・サハリン・日本朝鮮半島?・中国大陸・台湾ベトナムミャンマー北部の小川や水路・水田に生息する。

底生藻類や分解物・ユスリカ?イトミミズ?を食べる。
稚魚~9cm程度の個体は、甲殻類やイトミミズ、珪藻、植物の茎、根、種子を食べる。

酸素が少なくなったら、水面へ上がり、口から空気を吸って、腸呼吸をする。
体から空気を抜くために肛門から空気の泡を出す。

よく砂泥中にもぐる
冬になると泥に潜り込んで越冬する。

一生

通常は2年で、早いものは1年で、成熟する。

5月中旬から8月までが繁殖期でその間に複数回産卵する。
オスがメスに体を巻き付けて、水草やイネ株などに産着する。しかし水草や稲から離れるものが多い。

水田内でふ化した仔魚は、水田内で成長する。
越冬時には、小水路などに移動する個体と水田内に留まる個体に分かれる。

1年で8~12cm、2年で10~12cmになる。

人との関わり

東アジアでは、一般的な食用魚であり、養魚で大規模に飼育されている。
FAOによると、ドジョウは2018年に生産された総重量で、水産養殖における最も重要な種のリストの30位に入っている
日本では、東日本で食べられ、柳川・蒲焼き・みそ汁などで食べる
栄養は、「ウナギ一匹、ドジョウ一匹」と呼ばれるほど高い。

養殖や輸入が盛んである。個人で飼育されることも多い。
釣りや鳥類の餌としてしても使われる

アジアやヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどに移入されている。
農薬や化学肥料の普及よって個体数が減っている。
環境省レッドリスト2020では「準絶滅危惧?」に指定されている。

どじょうすくい?どんぐりころころ?などドジョウは、古くから民謡や童謡に登場している

飼い方

水は、カルキを抜いたものを使う。

pH6.5~8.0を好むが、より酸性の環境でも長時間耐えることが出来る。
底床は細かいものを使用する。
水草を水槽に入れておくと、ドジョウに根こそぎ掘り起こされるため、重石をしておくと良い。

繁殖させるのは、物凄く難しく、養殖する時には、ホルモン剤が使われる

コメント欄

閲覧者数

今日?
昨日?
合計?

タグ

Tag: ドジョウ 淡水魚 食用魚


*1 眼の直径のこと