ハダカカメガイ

Last-modified: 2021-11-23 (火) 14:36:26


ハダカカメガイとは、裸殻翼足目?ハダカカメガイ科に分類されるウミウシ?の仲間である。

詳細

学名は、Clione(クリオネ) elegantissima(エレガンティッシーマ)

漢字表記は「裸亀貝」。
「クリオネ」や「流氷の天使」、「流氷の妖精」と呼ばれることもある。
クリオネと言う名前の由来は、ギリシャ神話の海の妖精「クリオ」である。
スーパー玉出?イオン?などのスーパーで売っていることがある。
食べた人によるとガソリンの香りが口中に広がり、味は苦いらしい。

分類

1676年にコンスタンティン・フィップスによって最初に記述された。
両半球の冷水域に分布するのは一種と考えられていたが、1990年に北方個体群と南方個体群の形態を比較した結果、
これらは種として独立しているという結論に達し、南極のハダカカメガイは「ナンキョクハダカカメガイ」と名付けられた。

北太平洋と北大西洋に生息するクリオネのDNAを比較したところ種レベルで違うことが判明した。
そしてクリオネの学名が「Clione(クリオネ) limacina(リマシナ)」とされていたが、北太平洋に生息するのは「Clione (クリオネ) elegantissima(エレガンティッシーマ)」に変更され、
C. limacinaの和名は、北大西洋に生息する「ダイオウハダカカメガイ」になった

体は、円筒形で下の方は尖る。体色は、半透明で内蔵は赤い。
貝殻は、成長とともに無くなる。
餌を捉えるためのにある3列6本のバッカルコーン(口円錐)を持つ
触手の根元に鋭い突起がある。

翼足(よくそく)と呼ばれるヒレを大きく動かして泳ぐ。

北海道には、大きさや生息場所が違う冬クリオネと春クリオネがいる。

生態

北極海?を囲む北太平洋?の水深500mまでに生息している。
日本では北緯43度以北の場所に生息している。
幼生の時は、植物プランクトンを食べ、成長したらミジンウキマイマイを食べる。
えさを食べるときにはバッカルコーンを出し、ミジンウキマイマイを捕まえ、そのまま口へ運ぶ。
ミジンウキマイマイは、珍しく水族館でも全てクリオネに、ミジンウキマイマイを与えることができない*1

寿命は、1~3年と言われている。
何も食べなくても半年から1年生きられる。

繫殖

雌雄同体である。
春から夏にかけて、腹部をくっつけて交尾し、翌日に卵塊を抱卵する。
卵数は、1cmの個体で、150~200個で、4~8cmの大型群で1200~2800個
卵は約0.12mmである。

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