パス(IT)

Last-modified: 2021-09-16 (木) 13:13:46

 コンピュータにおけるパス(Path)は、階層化されたフォルダにおいて、目的のファイルまでの経路を表したものの事。

概要

 コンピュータなどのデジタルデータはHDDなどの保存容量内に貴賎なく保存されるが、人間側からすると「全てのファイルが同じ場所にある」という状態は非常に使いにくい。なので、ファイルを大まかな共通点に分け、「フォルダ」という箱のようなものに収納しておくという考え方が生まれた。しかし、人間がフォルダ内にファイルをポンポン突っ込んでしまうと、今度はコンピュータがフォルダの中を探せなくなり、適切な処理を行えなくなってしまった。つまり「コンピュータが分かるようなフォルダ」を用意する必要があった。それが「パス」というシステムである。

パスの種類

絶対パス

 フォルダ階層の一番上から経路を示す書き方。

コンピュータの一番上

  • フォルダ1
    • ファイルB
    • フォルダ1-1
      • ファイルA
  • フォルダ2
  • フォルダ3

 このような階層があった場合、ファイルAの位置を示す絶対パスは「/フォルダ1/フォルダ1-1/ファイルA」となる。パスの頭に/(スラッシュ)が入っているように、階層の一番上から辿っていることが分かる。

相対パス

 参照元のファイルから、参照先のファイルまでの経路を示す書き方。
 今度は同じフォルダ階層を、相対パスで示してみる。

コンピュータの一番上

  • フォルダ1
    • ファイルB
    • フォルダ1-1
      • ファイルA
  • フォルダ2
  • フォルダ3

 ここで、「ファイルAから見た」ファイルBの相対パスは、「../ファイルA」となる。

絶対パスと相対パスは何が違う?

メリットデメリット
絶対パス常にルートフォルダから参照するので、ファイルを移動しても不具合が起きにくい長いので分かりにくい、処理時間が長い
相対パスパスの記述を短く出来るので、処理時間や作業時間の短縮になる起点となるファイルが移動すると使用できなくなる

 絶対パスとの違いは「最初に起点となる場所の違い」である。絶対パスの起点はどんな時も必ず「フォルダ階層の一番上(ルートフォルダという)」となるが、相対パスの起点は「そのパスを記述したファイル」である。

pukiwikiにおけるパスの仕様

 画像貼り付けでよく使われる「&attachref」は、添付した画像を相対パスで貼り付ける。ここで注意したいのは、&attachrefで添付したページを「#include」で他のページでも表示させたい時。
 ページをインクルードすると、相対パスは「インクルード先のページ」を起点とする。つまりサブページに画像をアップロードして相対パスで表示させてしまうと、他ページでインクルードした際に正しく表示されなくなってしまうのである。したがって、ヘッダーやサイドバーなどを改造する場合、不具合が起きないように画像の表示は絶対パスで記述することが推奨される。

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