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ヘリオス航空522便墜落事故

Last-modified: 2019-11-19 (火) 17:11:33

ヘリオス航空522便墜落事故とは、ある客室乗務員の死闘とその報われぬ悲しき最期である。

概要 Edit

2005年8月14日にギリシャで発生した航空事故である。キプロスの新興格安航空会社のヘリオス航空522便の乗客と乗員あわせて121名が全員死亡した、ギリシャ航空史上最悪の事故であった。与圧システムの異常による酸素欠乏でアンドレアス・プロドロモウ客室乗務員を除いた全ての乗客乗員が意識不明となり、機体はオートパイロットで飛び続けた後、グランマティコ村近くの山間部に墜落した。

ギリシャ政府の高官は、事故の翌日に「事故機があと5分飛行してアテネの市街地上空に到達したならば、市街地への墜落を避けるために戦闘機に撃墜させるつもりであった」と発言した。

英雄になれなかった英雄 Edit

この事故の悲劇の主人公とも言えるプロドロモウは、元特殊部隊員でありダイバーの心得があったので酸素欠乏には至らず無事に酸素ボンベまで辿り着くことができた。その後彼は同じ機に乗っていた彼の恋人カリスに救助処置を施し、コックピットへ向かった。コックピットのドアにはパスワードロックが施されていたが、プロドロモウは運に賭けた総当たりでこれをなんとか解除、操縦桿を握ることに成功した。しかし彼が持っていたのは英国のプロペラ機免許であり、ジェット機であるボーイング737での離着陸は出来なかった。
彼は墜落する少し前まで繋がらない無線*1で「メーデー」と救援を求めていた。
しかし、燃料が尽きてきた。彼は、せめてこの巨大な機体が街に墜ちないようにしようと操縦桿を左に切り、墜落させることしかできなかった。

皮肉なことに、彼の夢は旅客機のパイロットになり、カリスと世界旅行をすることであった。

映像化 Edit

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*1 周波数が出発地の空港のものになっていた