ベニテングタケ

Last-modified: 2021-11-26 (金) 18:25:41


ベニテングタケとは、ハラタケ目テングタケ科テングタケ属のキノコである。

概要

 おそらく、この世で最も有名な毒キノコ。赤色のかさ*1に白い水玉模様(性格にはイボ)という派手な見た目は、一般的なイメージのキノコもとい毒キノコそのもので、有毒でありながら愛されているキノコである。
スマホの絵文字でもこの通り→🍄
また、ヨーロッパだとベニテングタケは「幸福のシンボル」とされている。
 主にシラカバ林に生えるキノコで、日本での分布は北国や標高の高い地域に限られる。
 イボは雨によりとれることがあり、食用のタマゴタケと間違われることがある。そんな時は柄の部分をよく見てみよう。ベニテングタケ(左)は白、タマゴタケ(右)は黄色だ。

 主な毒成分はイボテン酸、ムッシモール、ムスカリンなど。ごく少量だが、猛毒のドクツルタケにも含まれるアマトキシン類も確認されている。食べると嘔吐や下痢、腹痛の他、幻覚を見たりする。毒の強さは他のテングタケ類と比べ弱いと言われているが、食べ過ぎると昏睡状態になるという。
古代ローマではこのきのこを10本多すぎじゃないか!食して死んだ例もあるがヒトの死亡例はごく稀。ただし犬がこれを食べてしまい生死の境をさまよった例がある。

実は食用?

 このベニテングタケ、実は日本の一部地域では食用とされていたことがある。もちろんそのまま食べる訳ではなく、塩漬けなどをして毒を落としてから食べるのだとか。また、ロシアではウォッカに漬け込んで薬用酒とするらしい。
 ベニテングタケを始めとするテングタケ類に含まれる毒成分の一つである「イボテン酸」はうま味成分としても知られ、そのうま味は味の素(グルタミン酸)の10倍らしい。そのため今でも一部ではその味を試そうとする輩がいる。

とはいえ、本種が毒キノコであるという事実に変わりはない。

また、前述した通り少量のアマトキシン類を含むため、常食し続けると肝臓などがスポンジ状に破壊される可能性が高い。
酷い目に遭いたくなければ、無闇に食べないことをオススメします。

ベニテングタケがモデルのキャラクター

関連動画

 
 

コメント

 

閲覧者数

今日?
昨日?
合計?

タグ

Tag: きのこ


*1 亜種に黄色いタイプもある。ちなみに白みの強い黄色をしたものはウスキテングタケ?という別種