ペポカボチャ

Last-modified: 2021-11-01 (月) 10:44:37

ペポカボチャとは、夏から秋に畑に栽培されるうり科の蔓性の一年生植物である。

概要

言語表記
英語Squash、marrow
漢字西葫蘆、鉈瓜
学名Cucurbita pepo
科名ウリ科

中央アメリカ原産で日本には江戸時代末期にキントウガという品種があり、明治時代にはアメリカからPumpkinというオレンジ色の果実の品種がポンキンという名で日本に紹介された。このころの三田育種場(現在は存在しない)という種苗会社のカタログに円盤形の観賞用カボチャのイラストがあることから、おもちゃカボチャの渡来時期もそう遅くないことがうかがえる。

品種

・ズッキーニ
昭和末期に欧米から輸出されるようになり今ではすっかりメジャーとなった。果実はキュウリのように細長いものや丸型、ヒョウタン型や円盤形がある。色も緑色や黄色、黄緑色や白色と多彩。果実は煮たり炒めたりして食べる。
・キンシウリ
大正時代ごろ中国から導入された。熟した果実を加熱すると繊維が糸状にほぐれるためこの名がある。
別名をソウメンカボチャ、イトカボチャともいう。ほぐれた繊維質は素麺のように汁につけたりパスタソースをかけてもよい。
・ポンキン
英語のPumpkinの訛った植物名。果実はオレンジ色で大玉スイカほどの大きさ。果実をスープの具材や菓子に調理し、またハロウィーンやサンクスギビングの飾りとする。取り出した種子を炒って塩をふって食べてもよい。
・ゴード(おもちゃカボチャ)
果皮が硬いため食用にせず観賞用とするペポカボチャ。色彩や形に富み、ポンキンとともにハロウィーンやサンクスギビングの飾りとする。果皮が固いので冬まで保存でき布で表面を磨いて置いておくという工程を繰り返せば乾燥して置物にもできる。
・キントウガ
江戸時代末期に日本に伝わった最も古いペポカボチャ。植物学者の牧野富太郎氏の植物図鑑によれば果実は赤みがかった橙色で非常に大型であり、果物店の飾りとし、食用に適さないという。また、丸くて溝が入るものもあり、そちらはアコダウリと言われる。こちらも観賞用とされ、ぼんぼりの南瓜型のものがアコダといわれるのはこれが語源。

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