
目次
基本情報 
図鑑説明 
ダイヤモンド・パール、X、オメガルビー | かざんの ほらあなに せいそく。じゅうじの ツメを くいこませて カベや てんじょうを はいまわる。 |
X、オメガルビー(漢字) | 火山の 洞穴に 生息。十字の ツメを 食いこませて 壁や 天井を はい回る。 |
プラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2 | がんじょうな はがねの からだだが じぶんが はっする こうねつの ため ところどころ とけてしまっている。 |
ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2(漢字) | 頑丈な 鋼の 体だが 自分が 発する 高熱の ため ところどころ 溶けてしまっている。 |
ハートゴールド・ソウルシルバー、Y、アルファサファイア | マグマの ように もえたぎる けつえきが からだを ながれている。 かざんの ほらあなに せいそくする。 |
Y、アルファサファイア(漢字) | マグマのように 燃えたぎる 血液が 体が 流れている。火山の 洞穴に 生息する。 |
ベガ | みためや その しゅうせいから ゴキブロスとの かんれんせいが けんきゅう されている らしい。 |
種族値 
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
ヒードラン | 91 | 90 | 106 | 130 | 106 | 77 | 600 |
高い特攻を持ちながら、防御や特防も100越えしている。
進化 
- なし
覚える技*1 
概要 
シンオウ誕生の際にこぼれ落ちた火の玉からハードマウンテンと共に生まれたとされる、伝説のポケモン。
ヒードランが目覚める時、噴火が起こると言われている。
マグマのように煮えたぎった血液が流れていて、体温はとても高い。あまりの高熱で高熱の体がところどころ溶けてしまっている。
また、十字のツメを食い込ませることで、壁や天井に体を固定して移動することが可能。
本編においては、「伝説のポケモン」および準伝説という位置づけがされている。
初登場である「ダイヤモンド・パール・プラチナ」では、クリア後に行ける「ハードマウンテン」に棲んでいる。
「ダイヤモンド・パール」では、バクというトレーナーがハードマウンテン最奥部から持ち去った「かざんのおきいし」を、バクから預かった後にもとあった場所へ戻すことで出現する。
「プラチナ」では、プルートがヒードランを目覚めさせようとかざんのおきいしを持ち去ろうとするもハンサムに邪魔されて失敗。おきいしはバクの手によって戻される。ヒードランのほうは、バクの祖父からハードマウンテンの伝承を聞いた後に出現する。
・・・が、初登場の「ダイヤモンド・パール」の図鑑説明には、「じゅうじの ツメを くいこませて カベや てんじょうを はいまわる」と何故か移動に関する情報(しかも這い回るという何とも地味な移動方法)が書かれており、伝説のポケモンの威厳のかけらも感じない。
その後の図鑑説明も、まともになったとはいえ一般ポケモンにも割とありそうな感じである。ハードマウンテンの伝承を知らなければ、とてもこのポケモンが伝説のポケモンだとは思わないだろう。
また、本来伝説のポケモンは性別がなく、あったとしても♂か♀のどっちか一方だけなのが普通だが、なぜかヒードランは♂♀どっちもある。第8世代でウーラオス?が登場したことによって唯一でこそなくなったが、♂♀で姿が違うということもないのに何故性別が設定されているのだろうか・・・
その後の扱いもあまりよろしくない。
「ブラック2・ホワイト2」では、ハードマウンテンと同質の火山といわれる「リバースマウンテン」の一室に棲んでいる。
こちらもかざんのおきいしを置くことで出現する・・・が、そのおきいしはイッシュ地方南にある「18番道路」、火山とは全く関係の無い小島にポツンと置かれている。みかづきのはねにはちゃんとそれらしいイベントが用意されているのに、この差は一体・・・
更に、おきいしを手に入れて最奥部の一室に置くと、ヒードランが天井にくっついてた状態から地面に落ちてくる。これだけならまだしも、その着地音が
ヒューン・・・ペタッ(着地)
軽い。少なくとも430kgが天井から落ちてきたような音ではない。当然伝説の威厳など微塵も無い。
同作の効果音にはもっと重々しいものがあったはずなのに、何故こんな軽い音が選ばれてしまったのだろうか・・・
「オメガルビー・アルファサファイア」では、歴代の伝説のポケモン達(XYで登場したものは除く)が総出演。ただ一匹の例外を除けば、全ての伝説ポケモンがマボロシ島や各地のダンジョンに浮かんでいる金色のリングから登場する。
無論ヒードランも例外ではなく、リメイクによって大幅拡張されたダンジョン「日照りの岩戸」に出現する。登場シーンも前のような天井から落下するという格好悪いものではなくなった。
・・・と、ここまではいい。
ただ、他の伝説ポケモンには「特定の条件を満たすポケモンが手持ちにいる*2」、「特定のアイテムを持っている*3」といった出現条件が設定されているのにもかかわらず、ヒードランのみそのような条件が一切ない。
厳密に言えばクレセリアもそういった条件がないのだが、あちらは出現する「弓形の島」が低確率での出現なため、いつでも行けるのはヒードランのみ。極端なことを言えばグラードン/カイオーガを倒したらすぐにヒードラン捕獲に行けてしまう。
なお、日照りの岩戸の地下1階では、フエンタウンのジムリーダー・アスナと遭遇する。フエンタウンに昔から噂されている、岩戸に棲む珍しいほのおポケモンを探しに来たとのこと。話からして、ヒードランはリングで呼び出される以前から岩戸にいたのだろうか。もしそうだとしたらハードマウンテンの伝承は一体・・・
だが、来てみたはいいものの、「暗くて上から何か降ってきてもわからない」という理由で先に進めずにいたようだ・・・
とまあ、このように伝説のポケモンにあるまじき扱いの悪さから、ネタポケとしての地位が固まっている。
果てには、例の「壁や天井を這い回る」という説明が台所などに沸く例の黒いGを連想させることから、「ゴキブロス」という蔑称までついてしまった。(後にこのGをモチーフにしたと思われるポケモンも登場したが、ゴキブロスの蔑称は未だ晴れない)
また、性別が設定されている上、内部値に設定されているタマゴ孵化歩数*4も一般ポケモンなみに低いことから、「元々一般ポケモンだったところに急遽バックストーリーを与えられ、伝説扱いとなった」という説もある。
「ウルトラサン・ウルトラムーン」でも歴代の伝説ポケモンが総出演した。ソルガレオやルナアーラに乗ってウルトラスペースを進んでいく「ウルトラワープライド」で、「ウルトラスペースゼロ」に入ると時々伝説ポケモンが現れる。
そこでのヒードランは、出会えるタイミングも登場シーンも殆ど他の伝説と変わらない。これまでのような悪イジリもなく、良くも悪くも無い扱いといえる。
色違い 
色違いは体の赤い部分が少し明るい。
ゲーム本編でのヒードラン 
概要のように本編での扱いは悪い反面、その実力はネタにはできないほどある。
まずステータスは、伝説の名に恥じず高水準。特攻が130ととても高い上、防御と特防が高く耐久力にも優れる。
ほのお・はがねというタイプの組み合わせも、実に10つのタイプを半減以下に抑えられるという脅威の耐性を実現させている。しかも特性もらいびのおかげで、この耐性に加えてほのお技を無効にできる。結果的に11タイプを半減以下にできるため、前述の耐久力の高さもあって長く戦うことができる。
また、2019年現在、はがねタイプとしては唯一ほのお技を半減以下に抑えられるポケモン。じめん技やかくとう技のないほのおポケモンの動きを大きく制限できるぞ。
また、専用技としてマグマストームを持っている。
これを喰らった相手は暫くターン終わりに最大HPの1/8ぶんのダメージを受けるようになり、しかもその間は逃げられない。同様の効果を持つほのおのうずよりも威力が桁違いに高い。ただ、相手の拘束&定数ダメージは強いものの命中率が低く、外すこともしばしば。アタッカーとして使う場合は、威力が高いだいもんじや命中安定のかえんほうしゃを選んだ方がいいかも。
第7世代から多く登場した、ミミッキュやカプ・テテフなどの強力なフェアリータイプに有利なのも強みの一つ。
ただ、カプ・レフレには相性的に不利なのでヒードランにとっては脅威となり得る。控えで対処するか、ソーラービームをZワザにして返り討ちにするという手もある。
注意点としては、じめん技が4倍弱点になってしまうことが挙げられる。
サブとしても採用されやすいじしんは勿論、ヒードランピンポイントでじめんタイプのめざめるパワーを採用していることも多い。ヒードランの影響力がうかがい知れる。
こちらも「ふうせん」を持たせることでじめん技を無効にできるが、1回攻撃を受けると消えてしまう。
得手不得手がはっきりとしているため、ヒードランを使う際はそれをカバーする意味でも控えとの連携を意識したい。
このように高い性能を持つヒードランだが、ミミッキュやメガボーマンダのように「厨ポケ」と呼ばれ嫌われることは少ない。
「ゴキブロス」などとネタポケとしてバカにされている愛されているおかげだろうか・・・?
第8世代では 
DLC「冠の雪原」で伝説ポケモンが総解禁されたのに伴って、ヒードランもガラル地方に参戦。
今作で新たに習得した技は、しっとのほのお、てっていこうせん、ねっさのだいち、ボディプレスなど。
中でもてっていこうせんはヒードラン最大火力の技だが、その分最大HPの半分というデカい反動を持っている。ダイマックスすれば威力を底上げした上で反動もなくせるので、この技を使うなら是非活かしたいところ。
また、ソーラービームもダイマックスで溜め無し高威力のダイソウゲンに変えられる。追加効果のグラスフィールド展開で、4倍弱点のじしんを半減できるのも嬉しい。
その一方で、耐久型対策やどくまもに使えるどくどくや、狭い技範囲を補完できるめざめるパワーが没収された。
特にどくどくの没収は耐久型には致命的だったようで、現在のヒードランはアタッカーが多くなっている。
優秀な耐性と種族値のおかげで、ガラルの対戦環境でもそれなりの人気を得ている。
しかし、相変わらず環境に多いじしんが4倍弱点なのがツラい。多くのほのおタイプにねっさのだいちが配られたことで役割破壊が起きやすくなったのも懸念点となる。
因みに、とくせいパッチで通常特性のポケモンを隠れ特性に変えられるようになったことで、ようやくほのおのからだヒードランが解禁された。
ただ、ヒードランに対してよく使われるじしんや特殊みず技に対しては発動せず、ダイマックス技にも無意味。何より、2020年11月現在まで死守してきた「はがねタイプとしては唯一ほのお技を半減以下に抑えられる唯一のポケモン」という個性を失うことになってしまうので、結局もらいびのほうが無難である。
アニメでのヒードラン 
カードでのヒードラン 
コメント 
- 正直ネットで見るまでGの印象なかった -- 俺はページを作る者だ 2018-02-06 (火) 16:51:49
- 何咳してんねん -- 2018-02-08 (木) 17:48:20
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