Top > メーデー!:航空機事故の真実と真相


メーデー!:航空機事故の真実と真相

Last-modified: 2019-11-26 (火) 12:22:03

メーデー!:航空機事故の真実と真相(英:Mayday:Air Disaster)とは、ナショナルジオグラフィックチャンネルで放送されているドキュメンタリー番組である。

概要 Edit

航空機事故の検証を題材としたドキュメンタリー番組で、これまで17シーズン(+番外編3話)が放送されている。基本的に1話につき1件の事故を取り扱い、再現ドラマ・CGと関係者へのインタビューで構成される。大体は事故発生→検証→原因解明という流れだが、稀に検証パートが無かったり短かったりする回もある。
なお題の『メーデー』とは遭難信号を意味する無線用語*1で、作中でもメーデーを宣言するシーンがある場合がある。

メーデー民 Edit

淡々とした、シリアスな雰囲気の当番組だが、某動画サイトで静かに人気となっている。この視聴者らのことは「メーデー民」と呼ばれ、独特の文化を形成している。

メーデー民用語集(一部ネタバレ注意) Edit

  • FND!
    OP後に必ず流される、『これは実話であり、公式記録、専門家の分析、関係者の証言を元に構成しています。』というナレーション*2に対して、フィクションじゃないのかよ!騙された!というメーデー民の心の叫びの略語。「どうせフィクションだろ」→「FND!」→「OID(お前らいつも騙されてんな)」までがテンプレ。
    ただ、あまりにも救いようのない事故や、日航123便事故などのいわゆる鬱回では「フィクションであってほしかった…」というコメントも。
  • NTSB
    アメリカの運輸関連の事故調査を担当する組織・国家運輸安全委員会National Transportation Safety Board)の略称。ボーイング社のお膝元ということもあって、事故が発生するとよく首を突っ込んでくる調査協力を行う。
  • AAIB
    イギリス運輸省の下部組織である航空事故調査を担当する航空事故調査局 (Air Accidents Investigation Branch)。建物がお洒落。
  • BEA
    フランス航空事故調査局Bureau d'Enquêtes et d'Analyses pour la Sécurité de l'Aviation Civile)の略称。国内にエアバス社やエールフランスがあることもあってよく登場するが、立派な高層ビルにあるNTSBやオシャレな建物のAAIBと比べて、BEAは地方の役場や学校のような薄汚れた簡素な建物にヤケクソ手書きの看板という出で立ちのため、建物がショボいBEAとよくネタにされる。
    メーデー民には国際BEA原器と呼ばれ、様々な国の調査機関の建物の立派さを測る単位とされている。
    ちなみに、とあるメーデー民がBEAの建物の模型を段ボールで製作したところ、ネット上でBEA公式に見つかり絶賛され、寄贈するという出来事があり、話題となった。
  • 三大ダメクルー(ネタバレ注意)
    メーデー民必修科目とも言える3人。3人とも事故原因があまりにも酷いため、メーデー民からバッシングされている。
    • ボナン
      エールフランスのパイロットで、エールフランス447便墜落事故の際の副操縦士。この事故では、BEAが原因究明のためブラックボックスを大西洋4000mの海底で2年近くも探し続けたのだが、肝心の事故原因はボナンがパニックに陥り手順と逆の行動をした(失速し、通常であれば機首を下げて速度を回復するところ、ボナンは上げ続けていた。)という完全な人的ミスだった。あまりにも初歩的なミスであり、しかも乗員乗客全員死亡という結果を招いたこともあって、非難されることとなった。
      メーデー民の間では、墜落事故(特に腹打ち事故)をボナン*3、オートパイロット(自動操縦)の機首上げ操作をオートボナンと呼ぶ。
    • 残念機長
      世界最悪の航空機事故(死者583名)として知られるテネリフェ空港ジャンボ機衝突事故(テネリフェの悲劇)の際のKLMオランダ4805便の機長。あだ名は名前の『ザンテン』とかけている。
      この事故は複数の要因が複雑に絡み合った事故ではあったが、ザンテン機長が正式な管制の許可を待たずに離陸を強行したことは特に問題視された。
    • ルッツ
      クロスエア3597便墜落事故の際の機長。「低く飛び過ぎて空港手前の丘に激突」というベテランらしからぬ事故原因であったため、経歴を調べたところ、航空学校の試験に3回落ちる計器飛行の免許の試験に複数回落ちる機種変更コースで2回養成解除されるという有様で、しかも既に小規模ながら事故やミスを複数回犯していたことが判明。正しく把握せず放置していた会社も問題視されたが、ここでなんとナレーターがルッツを激烈に批判。「ルッツ(呼び捨て)」「無能とも言える」「平均以下」と罵倒し、メーデー民の間ではルッツ=無能ですっかり定着してしまった。
  • ブラックボックス
    コックピット内の会話を記録するコクピットボイスレコーダー(CVR)と計器などの動きを記録するフライトデータレコーダー(FDR)の総称。原因解明の手掛かりとなることが多く、ほぼ毎回登場する。
    海水に浸かっていた場合、防錆のため真水に浸けることから、ブラックボックス=真水に浸けるというネタが定着。ブラックボックスが見つかると、状況に関わらず、メーデー民から「真水に浸けろ」とコメントされるのがお約束である。
  • フラグ
    そもそもこの番組で取り上げられた時点でかなりのフラグである。
    • ベテランと新人のコンビ
      メーデー民の間では一番定着している死亡フラグだが、実際は事故当該の便に限らずほとんどの便がこのようなコンビで操縦される。ただし、新人がベテランに逆らえず起こった事故CRM(メーデー民用語では儒教)と呼ばれ、重大な問題とされる。
    • 元軍人
      これもよく言われる死亡フラグだが、元軍人の民間パイロットは海外では特に珍しいことではない。
    • 疲労
      金属疲労とかけて勤続疲労とも言われる。会社がブラック企業であるケースが多く、とくに「急成長」「事業拡大」「格安」などの言葉が付くと危ないとされる。
    • 生存者
      逆フラグ不時着成功、全員救出成功といったよい結果である場合がある。しかし、全員無事でない場合は、生存者の悲痛なコメントから鬱回となることも。
  • 高速スタッフロール
    番組最後のスタッフロールの流れる速度が速すぎて読めない現象。シーズンや回によって速さは異なるが、映像を一時停止しても読めない場合もある。メーデー民からは「読めない」と突っ込まれる。
  • アランVR
    元BEA調査官・アラン・ブイヤール氏のこと。当番組のインタビューパートによく登場するが、迫力あるギョロ目のインパクトが強い上、瞬きをほとんどしないためよくネタにされる。しかしVRではなく実在の人物である。
  • グレッグ・フェイス
    元NTSB調査官。派手なネクタイをよくネタにされる。
  • デニヤマ
    日系カナダ人の俳優、デニス・アキヤマ氏の愛称。
    当番組にも再現ドラマパートでよく登場し、特に日航123便事故回での高濱機長役の熱演が有名。2018年死去。享年66。
  • レバノン料理
    エチオピア航空409便墜落事故の回で登場。番組中では事故原因をパイロットの体調不良としていて、その一因として機長らの乗務直前の食事が調査されるのだが、再現ドラマで機長らがレバノン料理を食べるシーンがあり、あたかもレバノン料理が事故の原因のようであったことからネタ化。状況に関係なくメーデー民から事故原因として真っ先に挙げられる*4ようになってしまった。
    ちなみに、機長らがレバノン国内で食事をしたのは事実だが、体調不良が食事によるものなのか、更に言えば機長らがレバノン料理を食べたのかすら不明。完全にレバノン料理への風評被害である。

コメント欄 Edit


URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

観覧者数 Edit

現在?
今日?
昨日?
合計?

タグ Edit

Tag: テレビ番組 ニコニコ動画 メーデー!






*1 モールス信号のSOSに相当する
*2 言い回しはシーズンによって微妙に違う
*3 ボナると動詞にされることも
*4 ピトー管にレバノン料理が詰まったなど滅茶苦茶な原因が挙がることも