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ライギョダマシ

Last-modified: 2019-07-17 (水) 20:10:38




概要 Edit

南極周辺の海域にだけ住む魚で北極にはいない。
大きさは1.8メートルくらい。
 
ライギョ(カムルチー)に似てるからこんな名前がついたとのことだが、単純なビジュアルは大してライギョには似ておらず、むしろホッケかタラのような感じの魚。
ギンムツ、メロ、ナンキョクダラなどの別名があるが、別にタラともホッケともムツとも縁がなく、共通するのはおいしくいただける魚ということだけ。
 
冷凍の白身魚として流通することもあり、脂が乗っていてかなり美味しいらしい。
 
ライギョダマシ
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ライギョ
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特徴 Edit

側線(体の横にある点線のような感覚器官)が2本ずつあり、嗅覚もかなり良いらしい。視力は深海仕様でなかなかの精度。
もちろん肉食なのでするどい歯がいっぱい。
 
南極海は寒いし暗いしで水圧以外は深海に近く、海底でじっとしている種類が多いのだが、こいつは普通に泳ぎ回る結構珍しいタイプ。
(うきぶくろ)がない代わりに筋肉に脂肪を蓄えて浮力を得ているのだ。
白身魚なのであまり速くは泳げないがいざというときは素早い。が、天敵はほとんどいないのでさほど問題なかったり。
ちなみに南極海に赤身魚はいない。
 
なおライギョダマシは深海魚と同じような性質を持っており、軟骨質の骨格、視力と嗅覚を発達させてバッチリえさを探せるというしくみがそれ。
というか実際深海に住んでおり、駿河湾(最深2500メートル)に迫る2200メートルくらいのところから見つかったこともあるという。
 
成長が遅い分寿命も長いようで、大体50年くらいと考えられている。

南極の魚はなぜ凍らない? Edit

南極海というのは深海よりもさらに寒く、氷点下の水温になることもザラ。
普通の魚は0度前後で凍ってしまうのでまず生きられないが、なんでそんな極寒地獄で平気なのか。
 
その秘密は「体液に含まれる特殊なたんぱく質」。
 
これが体内で氷の結晶にくっつき、大きくなるのを妨げるから氷漬けにならずに済むというわけだ。

その代わりにヘモグロビンがないので血はなんと無色透明。というわけでエラは真っ白。
ヘモグロビンとは血を赤くするだけでなく、酸素を運ぶ上で重要な成分。それがなくて大丈夫なのか……と思いきや、血漿(けっしょう)(要するに血液そのもの)に酸素を溶け込ませている。
 
ヘモグロビンがない分効率はよくないが、それを少しでもカバーするために普通の魚よりもかなりさらさらした血液を持つ。つまり血の流れを多少早めることで効率を上げているのだ。

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