一式七糎半自走砲 ホニI

Last-modified: 2022-08-10 (水) 12:52:21

野砲にしては重いが性能はある九○式野砲を、九七式中戦車の車体に載せた自走式の火砲。
普通の戦車のようなグルグル回る砲塔はついておらず、装甲で防護されているのは前半分だけで、後ろ半分は吹きさらしだったが、野砲の延長線上にある兵器だったので問題はなかった。

なお日本陸軍の生産や開発方面の公式文書では、試製一式七糎半自走砲と表記されていることが多いが、プラモデルなどの影響から一式砲戦車と呼ばれるのが一般的である。

砲戦車って何

主力ポジションの戦車よりも大きめ火砲で武装した戦車っぽい兵器のこと。、煙幕を張ったり主力ポジションの戦車が倒しにくい敵をやっつけて、作戦をアシストする役目を持つ。


しばしば「砲戦車は自走砲である」といわれることもあるが、これは砲戦車の前身が、自走式戦車支援砲と呼ばれる欧米で言う自走砲的な形態の兵器案を原案としていたからというのが1つ目の理由である。


2つ目の理由としては太平洋戦争の初め辺りまでの砲戦車の基本形は戦車そのものだったが、太平洋戦争の中盤以降からは突撃砲や駆逐戦車とも呼ばれる「戦車の要素を持つ自走砲」と同じ形態に変化したためである。


3つ目は一式七糎半自走砲を改造して砲戦車として扱う構想があったことである。この構想は砲戦車を扱う部署であった戦車部隊側の事情で立ち消えたが、情報の訂正が遅れたため、現場の戦車兵からは「砲戦車は自走砲である」&「一式七糎半自走砲は一式砲戦車である」という誤った認識が残ってしまった。

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