中華人民共和国

Last-modified: 2022-07-22 (金) 00:48:49

中華人民共和国(英称:People's Republic of China)とは、東アジアにある国家で、社会主義国家である。通称は中国(China,PRC)。

中華人民共和国
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国旗
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基本情報
国歌義勇軍進行曲
公用語中国語
首都北京市(Beijing)
最大の都市上海市*1
重慶市*2
面積9,634,057㎢(3位)
人口14億5万人(1位)
通貨人民元(CNY)
時間帯UTC +8(中国標準時)

目次

概要

言わずと知れた東アジアの超大国。

古代から文明の中心地として栄えた歴史を誇り、国内には様々な史跡が存在する。

近代以降は西洋諸国に圧倒されていた時期もあったが、20世紀後半以降は急速な成長を遂げ、現在では色々な意味でアメリカと張り合えるまでになった。
国内総生産(GDP)はアメリカ合衆国に次いで世界2位である。*3

人口は13億5700万人(2013年)と世界最多。一時期は過度の人口爆発を抑制する為に一人っ子政策が採られていた。

漢民族を中心とした多民族国家であるが、往年のソ連並みに少数民族を迫害しまくっているのは広く知られている

歴史

※中華人民共和国成立以前は中国史?を参照。誰か書いて(他力本願)

戦前の長期間、中国共産党は蒋介石率いる中国国民党と対立し、国共内戦が繰り広げられた。だが大日本帝国が中国に侵攻すると、国民党とは一時休戦して日本に対抗した。(第二次国共合作)

日本が敗戦し共通の敵がいなくなると再び対立が激化し国共内戦が再開する。
ソヴィエト連邦の手を借りてこれに完全勝利し、1949年10月1日に建国を宣言。中華人民共和国が成立した。

しかし近所で朝鮮戦争が勃発したり、大躍進政策が失敗したりして国内は混乱続き。
極めつけは毛沢東の権力奪取の陰謀に端を発する文化大革命の開始であり、数々の文化遺産の破壊や経済・教育の破綻など凄惨たる状況をもたらした。

文化大革命が終結した後の1980年代より、鄧小平の主導により改革開放が開始される。共産主義に資本主義的システムを部分的に導入する事で、経済の立て直しと更なる発展を目指した。
その結果ようやく国内が安定し、経済発展が軌道に乗った。
だがその一方で天安門事件が発生し、民主化への道が完全に絶たれてしまう。
1980~90年代は良くも悪くも中国全体のターニングポイントであり、現在の中国の在り方を決定づけた時期と言える。

2000年以降も発展は更に加速。もはや発展途上国とは到底言えないレベルに到達し、欧米や日本に肩を並べた。

そして2010年代。ついにあのプーさん習近平が国家主席となる。
習近平率いる中国政府はいまや強大となった国力を背景に、国際社会への影響力を年々強化し続けている。

地理

計測方法によって異なるが、総面積はアメリカ合衆国とほぼ同じ。ロシア、カナダに次ぐ世界第3位または第4位である。

16の国と国境が接しているが、これは世界最多である。

領土問題

数々の領土問題を抱えている。
尖閣諸島やカシミール地方、ブータンの一部の領有権も主張している。インドともマクマホンラインなどで領土問題で対立しており、不仲である(近年、関係は改善しつつある)。
ロシアとも大ウスリー島の領有権で対立していたが、これは2004年にを東西に分割することで解決した。

南沙諸島

南シナ海に浮かぶ南沙諸島では日本敗戦後の空白に乗じた蒋介石による中華民国の領有権主張以降、九段線(中国の赤い舌)を制定し、南沙諸島の全域を領土主張している。
近年、中国人パスポートの地図にこの九段線が記載された。
更に、中国が領有主張する岩礁(島ですらない)を無理やり埋め立てて人工島を建設した。
これらの行為により、ベトナムなど近隣諸国から批判・懸念されている。
(一応台湾を実行支配する中華民国政府が太平島だけ保有している。これを一つの中国とするなら一応一つだけ島を保有しており、領土主張の理由とはなり得るが、主権は及ばない)

標準時

中国の標準時(CST)は、協定世界時より8時間進む”UTC +8”。東西幅が長い国土を持つが、アメリカやロシアのように国内に複数の時間帯(時差)を設けず、北京の時間に統一している。
ただし西北部のウイグル自治区ではウイグル標準時(UTC +7)を非公式ながら用いられているという噂がある。

政治

中国共産党による一党独裁制。現在の国家主席は習近平、首相は李克強。

長らく一党独裁が続いてきたが、言論統制等が激しい事と現在でも凄惨な拷問や迫害、民族浄化などが平然と行われているためか、世界から批判されている。
特に死刑執行数は世界一であり、銃殺刑が一般的である(1997年以降は薬物注射による薬殺刑も導入され、一定の広がりを見せている)。
薬物犯罪については、自国民外国人問わず容赦ないことで有名である。

その他、人権活動家や一般人の不法捜査・逮捕や「労改」などの強制収容所問題、チベット自治区・新疆ウイグル自治区・内モンゴル自治区などにおける少数民族の弾圧などが、中国における人権問題として繁盛に取り上げられる。

香港とマカオ

香港とマカオは、中国領ながらほぼ「別の国」扱いされている。
香港は1997年までの約150年間イギリス領として独自に発展してきた。
同年に中国に返還されたが、その際、50年間(2046年まで)は、中国政府の干渉が抑えられた特別な地域とされる約束がなされた。

共産主義の中国にありながら独立した政治や法体制、そして自由な資本主義経済が維持されており、そして本土の中国人は自由に出入りすることもできないという、非常に特殊な地域であるあった。(過去形)

 

2019年にこれらの制度が改められ、中央政府の権力の影響が非常に大きい体制となった。
現地住民の激しい抗議が行われたが、コロナ禍のせいもあって有耶無耶になった模様である。

またその香港に隠れて目立たないが、香港から海一つ離れたマカオも1999年までポルトガル統治下にあった歴史があり、現在も香港と同様に特別行政区が置かれている。
マカオと香港や深センとの間はフェリーで結ばれている。

台湾問題

台湾の領土権を主張しており、中国国内では「台湾省」と表記される。チャイナエアライン(中華航空)とエバー航空の2大台湾航空会社が就航している空港に中国機を乗り入れさせないという措置をとっていたなど、民間も含めて台湾側にはとても厳しい対応をとっている。

一方、台湾の中華民国政府も同じように大陸中国の領土権を主張している。
そのため台湾の中華民国と国交を結ぶことは中華人民共和国との断交を意味し、日本やアメリカを含めて現在では台湾の中華民国政府と正式な国交を結んでいる国は多くない。(とはいえ国交はなくとも貿易や旅行は可能。日本と台湾の民間交流が盛んなのはご存知の通りである)。

言論統制

広く国民に対する検閲が行われている。
インターネットに関しては「金盾」*4というシステムを使用して検閲を行っている。
このシステムには日本円で780億円もの費用が掛けられており、検索ワードはおろか、Skype、Windows Messenger、Line等にまで検閲機能を組み込んでいる。
しかしホモの魔の手は金盾をもすり抜ける

宗教

宗教は共産党の許可制である。中国のカトリック教会の司教は、バチカンではなく中国政府が任命している。その為、中国・バチカンの間に国交はない。また法輪功や全能神教会、統一教会など、邪教(カルト教団)に指定された宗教は禁止・弾圧されている。

一人っ子政策

1979年より人口抑制を目的とした「一人っ子政策」が行われてきた。多胎出産(双子以上)・少数民族を除き、原則として適応される。(ただし漢民族以外で最大人口を占める少数民族・チワン族は適用されている。また漢民族と少数民族の結婚でも適応される。)
罰金や出世の禁止が課されるため、一定の人口抑制の効果はあった。
しかし主に女児や第2子の隠し子・人身売買が増加し、強制的な流産・中絶による人権侵害も発生した。
これらの児童は黒孩子と呼ばれ、戸籍上では存在しない人間であり、その数は数千万人以上に上るとみられる。
また祖父母や父母が一人っ子として甘やかしすぎた為に、ワガママすぎる子供が増えた(男児は小皇帝、女児は小公主。後者は小さなプリンセスの意)。更に一人っ子という環境下ゆえ、受験戦争の激化なども生じた。
一人っ子政策以後に生まれた子供(80年代~00年代)を、それぞれ80后・90后・00后と呼ぶ。

2015年10月29日、一人っ子政策の廃止が正式に決定した。これで全家庭は2人目の出産が許可される。
理由は人口ピラミッドの急速な壺型化(少子高齢化)による、経済活動の縮小、次世代の負担増加、などが懸念されるためである。

経済

主要産業(2020、国家統計局)

第一次産業(名目GDPの7.7%)、第二次産業(同37.8%)、第三次産業(同54.5%)

(注)労働集約・外需主導型産業がけん引する「世界の工場」として第二次産業を中心に発展してきたが、2012年に第三次産業の比率が第二次産業の比率を逆転。
 2015年に第三次産業の比率は50%を超えた。

GDP(名目)

約101兆5986億元(2020年、中国国家統計局)
約14兆8,667億ドル(2020年、IMF(推計値))

一人当たりGDP

約72,447元(暫定値)(2020年、中国国家統計局)
約10,511ドル(2020年、IMF(推計値))

経済成長率(実質)

2.3%増(2020年、中国国家統計局)

物価上昇率

2.5%(消費者物価)(2020年、中国国家統計局)

失業率

5.2%(都市部調査失業率)(2020年12月末、中国国家統計局)

貿易額(2020年、中国海関総署)

(1)輸出 2兆5,906億ドル
(2)輸入 2兆556億ドル

主要貿易品(2020年、中国海関総署)

(1)輸出 機械類及び輸送用機器類、軽工業生産品、化学工業生産品 等
(2)輸入 機械類及び輸送用機器類、非食料原料、鉱物性燃料品 等

主要貿易相手国・地域(2020年、中国海関総署)

(1)輸出 米国、日本、ベトナム
(2)輸入 台湾、日本、韓国

通貨

人民元

為替レート

1ドル=約6.5元(2020年12月末、中国国家外国為替管理局)

経済概況

 新型コロナの感染拡大により、2020年第1四半期の実質GDP成長率は前年同期比6.8%減と四半期統計が遡れる1992年以来で初のマイナス成長となった。
その後、中国政府は、アプリなどを通した行動履歴の把握などを通じて、新型コロナの感染を抑制するとともに早期の経済再開を呼びかけ、生産や投資、輸出が牽引する形で、経済の回復が進み、2020年の実質GDP成長率は、2.3%増とプラス成長となった。
2021年3月に開催された全国人民代表大会では、2020年は新型コロナや世界経済の大きな後退の中、世界の主要国において唯一プラス成長を実現し、貧困脱却で全面的勝利を収めたと強調するとともに、2021年の実質GDP成長率目標を6%以上と発表した。
また、2021年から2025年までの第14次5カ年計画及び2035年までの長期目標を制定したが、経済成長率は、経済の動きを合理的な範囲内に保ち、年度ごとに実際の状況に応じて経済成長の所期目標を打ち出すとした。
 2021年7月の中国共産党結党100周年祝賀記念式典では、小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面的完成を宣言した。

文化

国民

民族

56の民族を有する多民族国家である。
漢民族が92%と圧倒的多数を占める。

言語

中国語(公用語)、他多数

宗教

儒教、仏教、イスラム教 他

料理

中華料理の本場としても知られており、飲茶で有名な点心(もといはし休めの料理)など様々な料理が楽しめる。
一口に中華料理と言っても内容には地域差が大きく、北京、四川、広東、上海の四系統に大別される。
北京料理は宮廷料理の系譜で北京ダックが有名。四川料理は辛いのが特徴で麻婆豆腐が代表的である。広東料理は食材の多様さが特徴。上海料理は魚介類が中心。

コメント

  • ホイホイチャーハンの国 -- 俺はページを作る者だ 2018-02-07 (水) 01:39:37
  • 人口多スギィ!! -- 栗九羅 2018-05-06 (日) 09:03:50
  • 日本のラーメンと中国のラーメンは結構違うだよね -- 麺類 2018-06-30 (土) 22:00:01
  • (国際社会から)堕ちろ! -- 幻想郷王国連邦政府? 2022-07-22 (金) 00:48:49

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*1 市区人口による
*2 行政人口による
*3 ただ一人あたりのGDPでは未だ途上国レベルにある。
*4 ジンドゥン、又の名を「赤いエシュロン」(アメリカの諜報システム「エシュロン」から)や、万里の長城のGreat Wallから「Great Firewall」とも呼ばれる