仁右衛門島

Last-modified: 2021-11-27 (土) 23:03:54

仁右衛門(にえもん)島とは、千葉県鴨川市に位置する島、また県指定の名勝。平野仁右衛門による個人所有の島として有名。

概要

その名前の由来はこの島に代々住む家系の人物から来ている。それが平野仁右衛門である。鎌倉時代から続く家系であり、代々平野仁右衛門の名前を守っている。
島自体は約3万平方メートルの非常に小さな島であるが、その歴史は興味深い。
そもそも平野仁右衛門がこの島に住むようになったキッカケが、かの源頼朝であるのだ。

歴史

石橋山の戦いに負けた源頼朝は、伊豆から船で安房(南房総)にわたり逃走していた。それをみつけた初代・平野仁右衛門は、源頼朝をこの小島に匿ったのである。
後に幕府をひらいた頼朝はこの時の恩に報いるため、匿ってもらった島をまるごと平野仁右衛門に与え、周辺の漁業権も預けたのである。それから平野家は代々この島に居住し、平野仁右衛門の名も守り続けているのである。現在38代目だという。

観光

個人所有の島とはいうものの、先述のとおり県が名勝にしているほか新日本百景にも選ばれるなど、パブリックな島と変わらない扱いを受けている。
平野仁右衛門家も観光客のために自宅の一部を公開しており、無茶なことをしない限りはほぼ自由に島全体を回ることができる。
自然は豊かであり、珍しい植物も生息、また頼朝の隠れた穴、芭蕉の歌碑など見どころ満載の島となっている。
島に渡るためには、手漕ぎの船に乗る必要があり、これもまた楽しいものである。

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