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伊王(海防艦)

Last-modified: 2019-05-01 (水) 16:32:11

伊王(いおう)は大日本帝国海軍鵜来型海防艦*1の内の一隻である。

伊王.jpg
特別保管艦の指定を受けて佐世保で係留中に撮影された伊王、1946年12月の撮影である。塗料が無くなってしまったのか本来グレーで塗るべき艦橋が白くなってしまっている。*2

基準排水量全長全幅吃水主機関
940トン78.77m9.1m3.06m艦本式22号10型ディーゼル2基2軸
出力速力航続距離乗員燃料搭載量
4200馬力19.5ノット5000浬/16ノット150名重油120トン
 
起工1944年11月25日
進水1945年2月12日
竣工1945年3月24日
除籍(日本海軍)1945年10月5日
除籍(復員庁)1947年4月10日
 
兵装(計画時)
45口径12cm連装高角砲1基
45口径12cm単装高角砲1基
25mm三連装機銃2基
九四式爆雷投射機2基
爆雷投下軌条2基
九五式爆雷120個
ソナー
九三式水中聴音機1基
九三式水中探信儀2基
レーダー
22号電探1基




概要 Edit

「伊王」は大日本帝国海軍が第二次世界大戦において運用した鵜来型海防艦の一隻で終戦の年に竣工と第二次世界大戦末期に生まれたこともあり目立った戦果や船団護衛をすることも叶わなかった。
艦名は長崎県?の伊王島から採られている。

艦歴 Edit

竣工まで Edit

1944年11月25日佐世保海軍工廠にて起工、仮称は第4712號艦だった。
1944年12月8日鵜来型の「伊王」と命名、本籍は佐世保鎮守府と仮定される。
1945年2月10日艤装員事務所を佐世保工廠内に設置し事務作業が始まる。

尚、なぜか艤装員長についての記載がどこにもない。

1944年2月12日に進水し、同日佐世保鎮守府が本籍となる。
1945年3月10日竣工前だがなぜか艦長が一足早く任命され海軍少佐の小寺藤治氏が任命される。
1945年3月24日竣工し警備海防艦となる。

竣工後 Edit

1945年4月24日呉鎮守府部隊呉防備戦隊に配属、翌月には舞鶴鎮守府部隊第五十一戦隊に転属となり七尾湾にて対潜訓練に従事した。
1945年6月3日大湊警備府部隊、8月1日に聯合艦隊第十二航空艦隊第百四戦隊に編成換えと転々とした後に無傷で終戦を迎えた。

1945年10月5日除籍、12月1日復員船として入籍、佐世保復員局所管となる。
その後およそ一年間復員任務*3に従事する。

1946年6月13日呉地方復員局所管となる。
1946年12月24日特別保管艦に指定される。
1947年4月10日艦の状態が良くなかったのか賠償艦に指定されることもなく除籍された後に解体された。

戦争末期に生まれた艦全般に言えることだがさしたる活躍もせずに終戦を迎えるという悲哀を抱えてはいるが復員船として最期の奉仕をできたことがせめてもの救いかもしれない。

関連項目 Edit

軍用艦一覧

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*1 当時の表記は鵜來型海防艦
*2 写真出典 世界の艦船2017年12月号増刊日本海軍護衛艦艇史29P
*3 海外の日本人を国内に帰国させること