住吉の長屋

Last-modified: 2021-10-21 (木) 21:06:06

住吉の長屋は、日本の代表的建築家、安藤忠雄氏が初期に設計した住宅建築である。

概要

大阪市住吉区の三軒長屋の中央の1軒を切り取って、三分の一を中庭とした鉄筋コンクリート造の極小住宅であり、竣工は1976年2月である。
総工費は解体費を含めても1000万円である。*1


玄関から内部に入るとすぐに居間があり、台所や2階に行くには中庭を通らねければならない構造である。また、外に面して窓を設けず、採光は中庭のみで行っている。このような構造は、関西に根付いている伝統的な長屋の暮らし方を現代風にアレンジしたものとして評価された一方、「使いにくい」や、「雨の日には濡れてしまう」などの批判もあった。

評価

施主は、後に「光庭を中心として四季の移ろいを肌で感じ、ときに恨めしく、心踊らされ、あるときは格闘を強いられ、あるいは諦めたこともある。生きることに飽きるということがなかった。剥き出しの光庭が安易な利便性を排除することで不便と引き換えに天まで届くような精神的な大黒柱をもらった」と発言している。 

アルバム

  • 外観

画像

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Azuma_house.JPG

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*1 現在の住宅の平均価格は4000万円~3000万円である。