国道25号

Last-modified: 2020-06-05 (金) 18:52:01

国道25号とは、三重県四日市市から大阪府大阪市を結ぶ一般国道である。

概要

古代より奈良への重要なルートであり、1952(昭和27)年に国道指定された。途中亀山~天理は名阪国道という自動車専用道路(無料)となっているが、旧道(通称:非名阪)も国道指定を外されずに残っている。2桁国道とあって全体的に交通量は多いが、名阪国道を除き2車線以下の区間が多い。

路線状況

  • 四日市市~亀山市
    起点は四日市市大里町交叉点。国道23号と接続するが、工業地帯のド真ん中にあるため、起点を表すものは特にない。しかも1.5kmほど進むと国道1号と合流し、そのまま1号との重複区間となってしまう。
    重複区間に入ると、丘を越えて鈴鹿市に入り鈴鹿川沿いを進む。このあたりは片側2車線で、市街地からもやや離れているため快適。しかし亀山市に入り、川合町交叉点からの亀山バイパスは基本片側1車線となるので、やたら混雑する。とっとと道を拡げろ
    ちなみに亀山バイパスは丘陵地帯を走るため盛土や切り通しが多く、沿線がいまいち発展していない。ある程度立体化はなされているが、平面交差も数ヶ所あるため混雑する。
    亀山ICの名阪国道連絡路と分岐し旧道と合流すると、亀山IC直下を潜り、宿場町で有名な関町(現在は亀山市関町)に入る。一応このあたりもバイパス建設の計画があるが、必要性が全く分からないため工事している様子はない。
    そしてJR関駅(道の駅を併設)を過ぎて東海道関宿西というやたら長い名前の交叉点で、ようやく国道1号との重複区間が終わる。
  • 亀山市~伊賀市
    名阪国道に関しては当該項目参照。ここでは旧道(通称非名阪)について記述する。
    国道1号と分離し、500mほど進むとまずセンターラインが消える。狭路というほどではないが、地元車が意外と通るため大型車の通行はやや困難。古めかしい*1金場トンネルを抜けるとカーブが多くなるが、JR関西本線の踏切を越えるとセンターラインが復活する。
    鈴鹿川上流に沿って加太地区に入り、板屋交叉点で右に折れる。ちなみにこの交叉点、直進すると県道680号に入ってしまう。しかも、明らかに県道側よりも国道側の信号の方が短い
    ここからは本格的に狭路となり、集落の中を縫うように走る。集落の端で関西本線の下をレンガ積みのトンネル(桁下3.7m*2)で潜る。しかもこのあたりは砕石ダンプが結構な頻度で通るため、やたら路面が荒れている。イシバシ工業の前を過ぎるとダンプはいなくなるが、道がさらに細くなり、カーブがきつくなる。大型車の通行は困難で、どう考えても2桁国道とは思えない。
    伊賀市に入るとセンターラインが復活するが、砕石場の目の前にまたも関西本線を潜る橋(桁下3.7m)がある。このあたりも砕石ダンプが結構な頻度で(ry
    鴉山池の横を過ぎると名阪国道が近づき始め、名阪国道伊賀IC*3の前に出る。
    伊賀IC以西はしばらく2車線で、田園地帯を走る快走路となる。柘植川を渡り、佐那具町の入ったあたりから建物が増え始める。印代交叉点を左折し、アピタ服部町からは伊賀上野の市街地となる。農人町交叉点を右折し国道163号線と合流すると旧市街で、伊賀市の中心地、丸之内交叉点に到着する。
  • 伊賀市~奈良市(針)
    丸之内から800mほど西に進んだ西大手交叉点で左折し、今度は国道422号線と合流。上野市街の縁に沿うように南進し、八幡交叉点で右折する。と、なんと早速センターラインが消失。ちなみに、直進の国道368号と左折の国道422号はセンターラインや歩道もあるため、どう見ても25号が一番ショボい。大内交叉点では広域農道と交差するが、農道より明らかに狭い。
    しかし大内を過ぎると一転、治田までは2車線で歩道もあり、制限速度も50km/hとかなり快適になる。
    名張川に架かる五月橋を渡ると、奈良県(山辺郡山添村)に入る。五月橋は現在ピカピカの新橋が開通したばかりだが、旧橋も産業遺産級のレトロな橋(1927(昭和2)年製)で、一見の価値あり。取り壊し前に見ておくことをおすすめする。
    五月橋を渡るとすぐ左折し、名阪国道五月橋ICを潜る。このあたりはのどかな農村地帯で、カーブや勾配は多いものの道はよく整備されている。山添村役場の手前で左折すると山の中へと分け入っていき、急勾配の180度ヘアピンもお目見えするが、歩道も整備されているほどで走り屋が出そう快適。
    しかしそこは非名阪、菅生集落を過ぎると急に狭くなり、ただの生活道路と化す。県道と言われても微妙なレベルである。しかも丘陵地帯のため、カーブや勾配もきつい。おまけに、方面表示に未だに上野市*4と書いた標識が立っていたりする。
    神野口からしばらくは整備されているが、結局名阪国道に沿うあたりから両側1.5車線に逆戻り。おにぎり(国道標識)がなければ2桁国道とは思いもしないだろう。
    この状態が針まで続く。
    ちなみに、筆者が通った際は小倉ICの近くが工事の都合なのか未舗装だった。
  • 奈良市(針)~天理市
    針インター北交叉点で国道369号と交わると、針集落の中へ分け行っていく。一本松ICを過ぎると多少広くなるが、カーブやアップダウンが多い。

*1 昭和初期の開通だと思われる
*2 トンネルがアーチ状になっているため、3.7m以下の車両でも一部は通行できないと思われる
*3 ここの「伊賀」とは旧阿山郡伊賀町のことで、伊賀市のことではない。
*4 現在は伊賀市。2004年合併に伴い廃止