実験器具

Last-modified: 2021-04-09 (金) 21:16:45

概要

実験器具とは理科や化学の実験に使用される道具・機器の総称。科学程度の大きさとなると実験設備などと呼ばれるようになる。

解説

テーブルトップで扱われる実験器具としては化学実験で用いられる、ビーカー、フラスコ、メスシリンダーなどの器具が代表的な例である。これらは、酸やアルカリ、有機溶媒などによる腐食に強く、洗浄が容易で耐熱性のあるパイレックスなどで作られることが多い。

実験器具としては、容器類・測定器具がほとんどの場で必要とされる。それらは日用品にも類似物があるが、より高い精度が求められる。 実験に使う器具は実用品で代用できるならそれでもよく、かつてはその例も多かったであろう。日本では江戸時代末期に化学が持ち込まれた際、ビーカやフラスコはなかったため、青年たちはとっくりやぐい飲みで実験を行ったという。現在では、学校教育の充実や医療検査など、実験器具の需要が大きく広くなっているから、大抵のものは既製品がある。

しかしかつてはそのようなものはなかったから、また現在でも特殊な実験を行う場合には既製品では間に合わない。さらに実験とは、新たな試みであることが多く、当然ながら既製品が使えないことはままある。そのため、ある程度の器具は自作できなければならない。ガラス管の変形などは、実験者には必要な素養の一つである。

一覧

実験器具の一覧」を参照。

入手方法

amazonや通販モノタロウなどインターネットで入手できる他、ホームセンターや東急ハンズなど販売店にも売っている(特殊な化学実験器具は通販の方が手に入りやすい)。
なお、化学薬品は試験・研究用途以外の目的に使用されるのを禁じるため、販売者を研究者および法人に限定することが多い。そのため個人の入手は難しく、場合によっては購入時に最終使用先事業者名が必要になることがある。

実験器具・設備の価格

実験器具は上記の方法で入手できるが、値段が高いことで有名である。マイヤーフラスコは通常600円前後だが、3000mLの容量では6,500円程度に跳ね上がる。分液ロートはコックの部分がガラス製や、テフロン(PTFE)製の物があるが、テフロンコックはガラスコックに比べて金額が高くなる(通常時に新しく買い替えると12,000円もする)。三口フラスコも同様に12,000円前後する。
実験設備に関しては、実験器具より値が張る。例えばドラフトチャンバーは、メーカーやサイズにもよるが1,500,000~3,000,000円程度もする。局所排気設備はこれ以外にも配管や、排ガスを処理するスクラバーも必要で、配管は設置するフロアによって屋上までの距離の伸び縮みで金額が決まる。なお、スクラバーは乾式と湿式があり、湿式の方がより複雑な構造な上、金額も高い。

インテリア

現在、日本では実験器具がインテリアに使えると注目を集めている。実際に関谷理化株式会社のアンテナショップ「リカシツ」では、取っ手や足のついたビーカー(コップやワイングラスのように使う)が販売されている。

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