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日本国尊厳維持局

Last-modified: 2019-06-01 (土) 20:42:26


有事の際に使用
[1972/03/04]以降は使用しないこと
日本国が敵対勢力に対しいかなる事由を以って攻防を行おうとも
絶望的な状態に陥った時にのみ
政府の全権をもって すべての機関でこのフィルムを放映することを許可する
尊厳扶助       
政府有事宣言時フィルム




概要 Edit

現在の通称を使うのであればDFTPOJD(Department For The Presentation Of Japanise Dignity)だろうか。
国防機密を扱っているらしく、成立や前身組織については一切不明である。
その性質の為あまり認知されているとは言い難い様で、
ただ分かるのはここの世話になるような事は起こることもあまり考えたくない。

これは日本国尊厳維持局による製作されたフィルムである。
このフィルムの保管状況などについては一切分かっておらず、
インターネット上では有志による調査が年々行われているが、
現在のところ手がかりが少なく究明は袋小路に陥っている。

ここで指している「有事」とは云うまでもなく何らかの紛争状態のことを指していると考えられ、
フィルムが破棄される予定だった1972年から製作推定年の1960年代は冷戦期に当てはまる為、
当時懸念されていた朝鮮半島での軍事衝突で日本列島が何れかの勢力に侵攻された際に放映する為に製作されたと考えられる。
(日本でのカラーテレビ放送開始は1960年だが、
後述するアメリカ合衆国の類似組織でも同様の趣旨の映像が製作されている為、
アメリカでのカラー放送開始は1954年である事から、
日本のカラーテレビ化を念頭に置いて本放送開始以前から製作していた可能性も否めないとの事。

現在有力とされる成立経緯について Edit

太平洋戦争中、想定されていた本土決戦へ向け「一億玉砕」と叫び、
実際に地上戦となった沖縄では集団自決等により一般市民が命を落とした。
この人的焦土作戦とも取れる施策は戦後も人々の記憶に残り、
日本人の総体を概念に落とし込んだコピーやスローガンが生まれる事となる。

結局日本がポツダム宣言を受諾し降伏をした後も、
中華人民共和国の成立や朝鮮戦争、米軍基地やソ連の脅威など、
戦後復興を成し遂げる事であれど未だ日本は地政的に非常に危うい状況だった。
連合軍の進駐やGHQによる統治を経てサンフランシスコ講和条約により一応の主権回復はみたが、
依然国防に関してはアメリカの影響下であり、
朝鮮戦争における物資補給に日本が駆り出されていたこともあって完全な「戦後」からは遠い状況だった。

戦後まもない頃には生活インフラも整わず、都市部で多くの餓死者や生活困難者を出してしまっていた日本は、
仮に半島や大陸から侵攻があった場合ではそれを防げる余力は最早ない為、
連合軍に接収されている軍事基地より離れた殆どの国民が民間防衛を余儀なくされると言う事は想像に難くない。
設立年と思われる1961年は少なくとも危機的状況には脱していた。
だが、未だに情勢は不安定な時期であった。
このようなことが成立理由が背景にあったものと推定され、
現在明らかになっている映像の様式などからアメリカ主導で編制されたものと思われる。

組織としては有事の際における一般市民の誘導を担っていたとされる。
だが、実際に避難経路の策定など国防インフラ整備に携わったなどの記録は存在せず、
名称にもあるとおり「有事の際の日本国民の尊厳維持の為の活動」のみ行っていたと推定される。

現状明らかになっている内容としては、
国家が有事において存続が不可能に至った場合に国民に自死を迫るものであり、
正常な状態から最も逸脱した場合にのみ起こりうる事態を想定されている様だ。
政府は敗戦から数十年経ってなお「一億玉砕」の精神を国民に強要するつもりだったが、
実際はアメリカにも同様のビデオが存在している為、純粋に日本政府の意思で製作されたものかは不明である。

現在のDFTPOJDについて Edit

現在発見されているフィルムの破棄期限となっていた1972年以降に同様のフィルムに何らかの形跡は見当たっておらず、
もしかするとフィルム保管期限までの間に尊厳維持局が解体、消滅するなどして所有者や所在が迷子になっていた可能性がある。

有事の際の国民保護については冷戦の終結や朝鮮半島の平穏化によってあまりクローズアップされることはなくなり、
日本が復興し国防戦力である自衛隊を整備した辺りからアメリカも日本の防衛に深入りする事はなくなった。
無論、日本国内には未だに米軍基地が多く存在し、軍事的な自主独立を完全に成し得ているわけではない事は考慮すべきである。

現在、日本の有事関連情報*1はJアラート*2を通じて供給されることとなっており、2007年から運用されている。
こちらは総務省の管轄であり、別途平時に閲覧可能な国民保護に関する情報は内閣府が運営するホームページに用意されている。
その為にこの局が現在も存在しているかどうかについては不明だが、尤も前述の通り、
Jアラート等の有事の際の初動の国民誘導と尊厳維持局の映像とは運用の趣旨が異なっている為、
形を変えても現在も組織活動が存在していると見る向きもある。
そこから同様の映像が方々のテレビ局に配布されているのではという憶説も生じているが、真偽の程は不明瞭である。

尊厳維持について Edit

尊厳維持局が具体的な「尊厳維持」についてどのように考えていたかを調べるにはあまりに資料が少ないが、
既に公開されている情報を全てと断定するのなら、その実態は「有事の際に国民に絶望を意識させ自決を迫る」活動となり、
今ではとても考えられないような非道徳的な活動となる。

尊厳維持局がどのように運営され、誰が関わっていたのかについては全く情報がなく、
仮に映像で想定されているような非常的な限界状態に国家が陥った場合にのみ、
流される放送の名義の為だけに捨て駒的に作られた組織だという見方もできる。
仮にそうであるならば実態は他所にあってもよいということになる。

国家の限界を国民に通知し自決させる、という点では、
尊厳維持局のものとされるフィルム*3とアメリカで製作されたとされる類似のビデオ*4で共通しており、
尊厳維持局がアメリカの統制化にあったのではないかという言説の根拠になっている。
手段についてはぼかしているものの相違が見られ、
日本で別に発見されたフィルムでは行政機関が薬剤を人数分配布する旨を伝えているのに対し、
アメリカでは手頃な銃火器を用い、不足する場合は使いまわすよう指示がある。
またアメリカ版では従わない場合は法により罰せられるとあるが、具体的に連邦法のどの規定にかかるかについては言及がなく、
現在のアメリカは「国が危機的状況に陥った場合、国に従わない」と言う条が存在する。

要は「敵兵に惨殺されたり奴隷の様に扱われるくらいなら死んでしまおう」という、
戦中に正当化された集団自決の論理と同じような趣旨のものであるが、少なくとも人道的な解決とは言い難い。

フィルムの書き起こし Edit

「政府有事宣言時フィルム」*5

映像はスライドショー形式 本文のみ 音楽: 君が代~蛍の光

社団法人 日本国尊厳維持局*6



日本国が敵対勢力に対しいかなる事由をもって攻防を行おうとも

絶望的な状態に陥った時のみ

政府の全権をもって すべての機関でこのフィルムを放映することを許可する



日本国はいまいかなる交渉攻防を行おうとも

平和的終結の見込みの無い状況に陥りました。



わたくしたちの、領土、家族、財産

すべてを侵されようとも

わたくしたちの魂までは決して侵されません。



さあ、いまです。行動を起こしましょう

その時が訪れる前に....



楽な方法で行なってください

[以下喪失、又は映像飛び]


「自殺のしかた」とされるフィルム
スライドショー・ロール部分あり 音楽:パッヘルベルのカノン

状態が悪く、全編に渡って現在使用されていない旧字体・異体字が多い。
また、言い回しは旧政府のそれであり、少なくとも現在では変な言い回し。

日本国尊厳維持局*7

このフィルムは、日本国と諸外国との間で有事の事態が発生し

いかなる交渉攻防を行おうとも、情(異体字で右下が円)勢悪化を回避できず

なおかつ、平和的終結が著しく見込めない場合におけるとき

政府から発令される「最重篤的事態宣言」布告による、

全日本国民の最後の行動を

示唆するものであります。



「最重篤的事態宣言」



が布告された場合*8

「最重篤的事態宣言」が布告された時

各自治体により、速やかに

バルビツール酸系の睡眠剤が

国内全世帯に送付される

取り決めになっています



バルビツール酸系睡眠剤*9

これは、非常に強力な睡眠剤です

わずか10ccの服用で

3分で昏睡状態に陥り

5分で心臓がとまり

一切の身体的苦痛を伴うことなく

極めて穏やかに死に至ります



睡眠剤の配備について

わが国にはこのような有事の際に備えて

各自治体単位で「睡眠剤」の配備がされており

布告の際は各世帯への送付が可能になっています。



社団法人「日本国尊厳維持局」は

昭和36年4月に発足した

”人間の尊厳を尊重する”ことを念頭に



「想像し難い重篤な危機的状況」に陥った場合



あなたの人生、誇り、魂、そして

”日本人”として生きてきた事を留意し

いかなる勢力にも屈することなく―



その時が訪れる前に.....



日本国民がともに行動を起こせるよう

設立された団体であります。

[映像終了]

日本国尊厳維持局の本部画像

コメント Edit

  • 情報が不足していた為、勝手ながら編集させて頂きました。 -- Hyo晶海月;-) 2019-05-25 (土) 21:37:43

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観覧者数 Edit

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*1 弾道ミサイル情報、航空攻撃情報、ゲリラ・特殊部隊攻撃情報、大規模テロ情報
*2 全国瞬時警報システム
*3 日本語
*4 英語
*5 最初に発見された映像フィルム
*6 ロゴマークは鶴の丸に類似している
*7 この時大人二人、子供二人のピクトグラムが書かれている。
*8 この時画面の背景は藍色から鈍い赤色に変わる
*9 バルビツール酸系睡眠剤と思わしき粉の画像が映し出される。
*10 製作者は多重人格障害を持っている