日生学園

Last-modified: 2022-05-23 (月) 16:01:54

概要

かつて全寮制スパルタ教育を売りにしていたことで有名な学校法人。青田強校長が自己の全生命を懸けて創立した学園道場である。
全力で厳しい学校だった。それ故、頻繁に傷害致死事件があり裁判沙汰になったことも。

あまりの暴力のヤバさ故、1980年代にして国会答弁で話題に上がったこともある。*1
1980年代といえば、まだ全国の学校で体罰が黙認されていたような時期。そんな頃でさえ議会で問題になるレベルなので、相当である。
卒業後も長年、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの症状を訴え、精神科・心療内科に通院する卒業生は多い。

運営していた学校

日生学園第一(後に中高一貫校となる)・第二・第三高等学校、日生学園付属幼稚園を運営していた。

日生学園第一高等学校

第一高校は三重県上野市*2下神戸に位置し、青山高原の自然に囲まれてる。(田舎とか言ってはいけない)
普通科、自動車科、農業科の3つに分かれてる。
後に日生学園附属中学校ができたことにより中高一貫校となる。

日生学園第二高等学校

第二高校は三重県一志郡*3白山町に位置し、伊勢湾を望むことができる。

日生学園第三高等学校

第三高校は兵庫県姫路市夢前町に位置する。
第一高校、第二高校の定員がオーバーしたことにより設立された。

日生学園付属幼稚園

第二高校の敷地内にあった幼稚園。
幼稚園児の頃から晨行の一環である雑巾がけ(高校と同じように大声をあげて一心不乱に掃除)をする。

日生学園の校則

  • 男子は坊主にしなければならない。そのため月に一回バリカンで髪を刈られる。
  • 大声で歌を歌う。
  • 高熱が出ても休めない。
  • テレビ、雑誌、本、ゲーム、お菓子、電話禁止。
  • 私語禁止。
    などなど厳しいものばかりだった。

日生学園生の一日

起床から朝食まで
朝4時、生徒たちは学寮長の号令によって目覚める。ベッドから飛び起きては凄まじい勢いで走り整列をする。
そして生徒たちは、大声をあげながら床を一心に磨く「晨行」をする。そうすることで雑念を取り払い精神が鍛えられるという。
現在では考えられないがトイレの便器を素手で磨いたりもする。タワシやゴム手袋を使うとかでもなく、完全に素手である。
そんな晨行を終えると寮から校舎まで集団でマラソンしながら登校する。その後やっと朝食をとる。もちろん食事の前の掛け声も大声でやらなければいけない。メニューは麦飯などの健康食が中心だった。
授業から放課後まで
生徒たちは授業を受ける。休み時間はトイレ以外席を立ってはいけない。
授業を終え放課後には部活動に所属している生徒は部活動に励み、それ以外の生徒は寮内晨行や自学自習、マラソンまでする。毎日10kmは走らされ月に一回マラソン大会がある。
夕方の寮内晨行から就寝まで
集団で寮に帰宅するとマラソンの後、夕方の寮内晨行がある。一日の汚れを洗い清める。
夕食を食べ自学自習に励む。睡魔に襲われながらも勉強する。
寮の電気を消し、就寝。

日生学園出身の有名人

浜田雅功(ダウンタウン)
ダウンタウンの浜田は日生学園第二高等学校出身。卒業。副学寮長を務めていた。
本人曰く外部からの情報は一切入ってこず、情報を得る唯一の手段は散髪のときに床に敷く新聞紙だったという。
実は一回だけ脱走したことがあり後にダウンタウンの相方となる松本のもとに駆けつけた*4。そして大阪市内で合流した。…そう、三重県の山奥から大阪まで逃げてきたのだ。二人はうどん屋へ行き、浜ちゃんはそこで熱々のうどんをひとすすりで完食してしまったという。
今田耕司
日生学園第一高等学校中退。彼も厳しい学校生活に耐えきれず学校から脱走した。しかし一回目は先生に見つかり連れ戻された。その後脱走に成功した。
では、どのようにして脱走したのか。まず学校は山奥に位置する。そこまで続く道は学校関係者の車しか通らない。車を見つけたらすぐに草むらに隠れた。川を渡り山を一つ越えて駅に向かい電車に乗って脱出に成功した。
その後実家に辿り着くと親に学校生活の辛さを訴え退学したいと伝えた。親も了承し、退学手続きの為に親と共に日生学園を訪れた。
…だが、ここで教師が「今からこの子が学校に戻ると言うまで殴り続けます」と発言。そしてなんと本当に殴った。親の前なのに。
この結果今田は一旦は学園に戻る羽目になったが、結局二年生になる前に晴れて中退することができた。
なお退学後は定時制高校に入り直し、そちらはしっかり卒業したので高卒資格は持っている。
たれぞう
垂蔵チャンネルのたれぞう。ゼウス。
日生学園第三高等学校卒業。
卒業式の動画でたれぞうの本名である「垂泰弘(たれやすひろ)」の名前が呼ばれるシーンがある。

日生学園の現在

  • 日生学園第一高等学校→桜丘中学校・高等学校
    第一高等学校時代の中高一貫を受け継いでいるが、教育方針がかなりマイルドになり、一般的な私立中学・高校となっている。
     
  • 日生学園第二高等学校→青山高等学校
    男女共学の学校。
    全寮制は変わらない。
     
  • 日生学園第三高等学校→自由ヶ丘高等学校
    全寮制の男子校。
    しかし、入学者数が減り、令和3年3月31日を以って休校することになった。
    この高校に在籍する生徒は、青山高等学校へ転校し、業務も同高校に引き継がれた。
     
    かつてのスパルタ教育と比べるとだいぶ緩くなった。

余談

青山高等学校の周辺には近鉄の東青山駅と榊原温泉口駅がある。
東青山駅は近鉄屈指の秘境駅であり、廃墟のような見た目をしている。

コメント

  • 浜田が居たところから -- ペンペン 2022-02-04 (金) 16:10:57

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Tag: 学校 私立学校


*1 ソース:国会委員会の議事録https://kokkai.ndl.go.jp/txt/110305077X00219851115(021番辺りから日生学園の話題)
*2 現在の伊賀市
*3 現在の津市
*4 有名な話ではあるが二人は小学校からの付き合い。浜田は県外の日生学園に進学したが松本は地元の工業高校に進んだ